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宝玉の謎 1

 


「宝玉のありかじゃと?」

 村長さんは驚きを隠せない。


「あれは、お主たちが妨害したのではなかったのかじょ?」

「それが、そうも言ってられなくなったんにゃ。何かしらにゃいかにゃ?」

 私の必死のお願いに、村長さんは言った。


「二つなら場所はわかっておる。残り二つは不明じゃが」

「「「教えてください」」」

 私たちの声がハモった。


「一つは高山中腹の獣が持っておる」

「それは、コッケラーにゃのか?」

「ほほう、それも知っておったか」

 やっぱり、コッケラーと対峙するのは避けられないようだね。


「もう一つはどこにある?」

 我に返った、レモンが聞いた。


「ワシがもっとるじょ」

「「「え?」」」

 私たちは予想外の言葉に、またもやハモってしまった。


 いやいやいや、でも考えようによってはラッキーだったかも。

 村長さんが持っているなら、危険はないし。


「それをオレたちにください」

「しかしのお、理由もなしにくださいはないじゃろ?」

「確かにその通りですにゃ。実は……」


 村長さんに今までのいきさつを素直に話した。

 最初は信じられなかったのか、ホイヤーさんの痣を見てホイヤーさんが説得をしてやっと納得してくれた。


「そう言うことなら、わしのことは水に流してくれるじょ?」

 ここぞとばかりに、村長さんが言った。


「その代り協力はしてもらうぜ」

 レモンが答える。


「うむ、仕方がないからのぉ」

 しぶしぶながらも村長さんの協力を得られたことは、今後大きく役に立つ。

 よかったね。レモン。


「この村に骨董品屋があるか?」

「あるじょ、それがどうかしたのか?」

「よしミカン、骨董品屋に行くぞ」

「え? なんでにゃ?」

 レモンの突拍子もない言葉に驚いてしまう。


「ひょっとしたら宝玉について何か情報を持っているかもしれない。運が良ければ宝玉があるかもな」

 ああ、確かにレモンの言う通り。骨董品屋にはこの手のいわくつきの情報は転がっているっておじいちゃんが言ってたっけ。


 こうして私とレモンは骨董品屋に向かうことにした。

 ホイヤーさんとマイヤー、アイヤーは村長さん宅でキドランから話を聞くそうで、ドリアンさんフーリクスさんは坑道に戻ってもらった。

 




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