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5

 


 六個の石を六望星の頂点になるように配置して、結界を張る。


「みんな、この中に入るにゃ」

 私は叫んだ。


 レモン、フーリクスさん、ドリアンさんが結界の中に入る。


「ほほう、結界を張ったか」

 言葉とは裏腹に、余裕のリーン。


 私の結界が通用しないのかな?


 内心ドキドキしながら、相手の動きに目を光らせる。


「ふふふ」

 ホイヤーさんに抱きついて、上着の中に手を入れる。


「な、」

 私は思わず両手で目を覆う。


 妖艶な指使いでホイヤーさんは甘い声を漏らした。


 指の隙間から見ていた私は、いけない妄想にかられて、顔が熱くなる。 

 スッとリーンは上着から手を取り出すと、その手にはオレンジ色の玉が握られていた。


「な……に?」

 あの玉?


 見たことはある。特殊な封印の玉だ。


 ホイヤーさんが持っていた?


 どうして?


「コレじゃ、これと同じモノが後四つある。それを持ってくるのじゃ」

 私たちに視線を向けて、言い放つリーン。


「何でそんにゃことしにゃきゃいけにゃいにゃ」

 反射的に言い返していた。


「良いのか? お主たちの仲間は我の手の内じゃ」

 ホイヤーさんの上着を脱がすリーン。


 私は再び、両手で顔を覆った。


 ホイヤーさんは細いけど筋肉質だった。


 リーンの手は妖しくホイヤーさんの体をなめ回す。


 

「ホイヤーさん!」

 私の呼びかけにも反応はない。


「ムダじゃ」

 リーンの手は妖しくホイヤーさんの体を這い回る。


「なんとかしないと……レモン?」

 レモンの様子がおかしい。


 ガバッと私に抱きついたと思ったら、唇を重ねてきた。


「んん~ん」

 私はもがいた。


 けどレモンの力にかなうはずもない。


 チャームの魔法?

 レモンまで影響でてきたの?


「ぷは、いやん、レモンたら強引にゃ」

 両手の拳をアゴに当てて、腰をフリフリ。


 私のチャームよ!

 効いて!


 レモンが頭を抱えてくるしんでいる。

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