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六個の石を六望星の頂点になるように配置して、結界を張る。
「みんな、この中に入るにゃ」
私は叫んだ。
レモン、フーリクスさん、ドリアンさんが結界の中に入る。
「ほほう、結界を張ったか」
言葉とは裏腹に、余裕のリーン。
私の結界が通用しないのかな?
内心ドキドキしながら、相手の動きに目を光らせる。
「ふふふ」
ホイヤーさんに抱きついて、上着の中に手を入れる。
「な、」
私は思わず両手で目を覆う。
妖艶な指使いでホイヤーさんは甘い声を漏らした。
指の隙間から見ていた私は、いけない妄想にかられて、顔が熱くなる。
スッとリーンは上着から手を取り出すと、その手にはオレンジ色の玉が握られていた。
「な……に?」
あの玉?
見たことはある。特殊な封印の玉だ。
ホイヤーさんが持っていた?
どうして?
「コレじゃ、これと同じモノが後四つある。それを持ってくるのじゃ」
私たちに視線を向けて、言い放つリーン。
「何でそんにゃことしにゃきゃいけにゃいにゃ」
反射的に言い返していた。
「良いのか? お主たちの仲間は我の手の内じゃ」
ホイヤーさんの上着を脱がすリーン。
私は再び、両手で顔を覆った。
ホイヤーさんは細いけど筋肉質だった。
リーンの手は妖しくホイヤーさんの体をなめ回す。
「ホイヤーさん!」
私の呼びかけにも反応はない。
「ムダじゃ」
リーンの手は妖しくホイヤーさんの体を這い回る。
「なんとかしないと……レモン?」
レモンの様子がおかしい。
ガバッと私に抱きついたと思ったら、唇を重ねてきた。
「んん~ん」
私はもがいた。
けどレモンの力にかなうはずもない。
チャームの魔法?
レモンまで影響でてきたの?
「ぷは、いやん、レモンたら強引にゃ」
両手の拳をアゴに当てて、腰をフリフリ。
私のチャームよ!
効いて!
レモンが頭を抱えてくるしんでいる。




