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村長さんからドリアンさんのことを聞いた。
どうやら、巨人族みたい。
訳ありの理由まで詳しくは教えてもらえなかったけど、子の村の人からは嫌われているらしく、今は廃坑となった坑道に住んでいるそうだ。
巨人族って言えば、身長は三メートル位だよね。
一般的にはその体躯からおそれられることが多いから、それでかな?
私たちは、ドリアンさんの坑道に向かった。
今は何時頃なんだろう?
地下世界に来てから時間がわからないな。
この地下を照らす光も太陽のものじゃないだろうし。
光ゴケだけじゃこんなにも明るくならないな。
どうなってるんだろ?
そんなことを考えていると、鉱山にでた。
「え~っと、こっちかにゃ?」
村長さんの言葉を思い出す。
「残念、こっちだぜ。姉ちゃん」
「きゃ」
マイヤーがスカートの中に手を入れて、お尻をなでてきた。
「にゃにするにゃん」
慌ててスカートを押さえる。
「ハズレたから、教えてやったろ。授業料だぜ」
シレッと言い放つマイヤー。
「あ、それいいな。あたいも~」
私の胸めがけて、アイヤーがダイブしてきた。
身構えたけど、私の胸にアイヤーが到達することはなかった。
「ミカンはオレのだって言ってるだろ」
レモンに首根っこを捕まえられてる、アイヤーがいた。
「ちゃんと躾とけよ」
レモンはホイヤーさんにアイヤーを手渡した。
「いいかいアイヤー。直線的じゃなく、もっと……」
ちょっと何をしつけてるの!
私たちがそんなことをしていると、いきなり目の前が暗くなった。
「何にゃ?」
レモンも身構えた。
「久しぶりだね。ドリアン君」
ホイヤーさんの言葉に耳を疑った。
目の前には、大きな壁が光を遮っている。
よくよく見ると、それは人型だった。
そう、巨人族だったんだ。
「ホイヤーさん、知り合いにゃの?」
しかしまず確認しておきたかった。
さっきの口調だと、知り合いみたいだったから。
「ああ、ボクもドリアン君も開村当初からの知り合いさ」
ホイヤーさんは、当たり前のように、サラッと言ってのけた。




