表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
21/312

     2


「でも、私薬草ないと魔法使えない……」


 激しい戦いに成るのはわかるから、それなりの準備が必要だもんね。


「前払いってことで、何とか成らないか? 村長」


 うん、何とか成らないかな?


「村長さん、お願い、お願い」


 両拳をアゴに当てて、腰をフリフリ……って、何してるの私!


「ぬお、可愛いじょ。確かにそなたらの言い分もわかる」


 じゃあ……。


「薬草屋にはワシから言っておこう」


「やったな、ミカン」

「ありがとう」

 両拳をアゴに当てて腰をフリフリ……あ~ん、無意識にしちゃうよ。


「ただし、条件があるじょ」


「条件?」

 

 何だろ?


「ミカン殿」


 え? 私?


「は、はい」


 じょ、条件?

 ゴクリと喉を鳴らす。


「以後にゃん語で話すことじゃ」


「にゃ、にゃん語?」


 な、なんで?


「その服に何か足りないと思おて追ったのじゃ。言葉じゃった」


「わ、わかりました」


 背に腹は代えられないもんね。


「にゃん語じゃというたじゃろ」


「わ、わかったにゃん」

 両拳をアゴに当てて腰をフリフリ……あ~ん、恥ずかしい。


「「「可愛い」」」


 この場のみんなが、顔を真っ赤にした。 

 こうして私たちは薬草を手に入れ、休息をとってから坑道に向かうことになった。


 村長さん宅で準備をしていると、ホイヤーさんたちも同行すると言うことだ。


 マイヤーの話が正しければ、ホイヤーさんは心強い味方になる。


 けど、マイヤーとアイヤーも着いてくるって……悪いけど足手まといだよ。


「ねえ、マイヤーとアイヤー。ここで待っててくれるとうれしいにゃ」


 やっぱり、非戦闘員はいない方がいいもんね。


「ふふふ、その二人を侮っちゃいけないよ。ミーちゃん。マイヤー、アイヤー見せてやれ」


 な、何が始まるの?


「バイザード一号とう」


 マイヤーが飛び出した。


「バイザード二号とう」


 アイヤーはマイヤーの肩に乗った。


 そしてフード付きのローブを頭からかぶる。


 スッポリとローブをかぶった姿は、成人男性くらいの背丈がある……が、腕は短い。


 いつの間にか、杖を持っていた。


 あの杖魔力を感じる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ