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「おおっと、ソコまでだぜ」


 暗闇に響くこの声は、恋い焦がれたレモンの声。


「なんザマスか」


 メイド長がムチを持って振り返る。


「遅くなってすまん。ミカン」


 レモンは素早く私の側に移動して、マントを掛けてくれた。


「レモン……」


 私はそのまま気を失った。



☆☆☆


「うう~ん」


 体が熱い。


「大丈夫か? ミカン」


 目を開けると眩しい光をバックに、レモンが心配そうな顔をしていた。


「私……どうしたんだっけ?」

 額に乗せてあるタオルが気持ちいい。


 

 そうだ、メイド長に……。


 ガバッと起きて

「レモンケガは?」

 どこか怪我していない?


「落ち着いて。大丈夫だから。ほらもう少し横になってろ。

 目のやり場に困る」


 え?


 自分の姿を見て顔から火が出た。

 私裸だ。


「や~ん、エッチィ~」

 甘ったるい声に、体をくねらせる。

 両手は拳をつくってアゴに当てる。


 無意識に調教されたポーズを取る。


 ボッ


「……可愛い」


 真っ赤な顔をしてレモンが呟いた。


「わ~、レモン」


 鼻から赤いモノを流しながら倒れるレモンを抱きしめた。


「あ~、兄ちゃんだけズルい。俺様にもケツを触らせろ」


 体に掛けてあったマントの隙間から、小さい手が太ももを這い上がってきた。


 

「んん~」

 ゾクゾクする。

 思わず声が漏れた。


 胸の中のレモンをギュッと抱きしめて、体を堅くする。


 小さい手はそのままお尻に到達した。


「あ……」


 小さな悲鳴が漏れた。


 体はだんだん熱を帯びる。


 やだ、私こんなにエッチじゃないもん。


 小さな手の動きに反応してしまう体は、自分じゃないみたい。


「あ~マイヤーだけズルい。あたいもおっぱい~」


 ええ? これ以上されたら私……。


ゴンゴン


「こら、止めないか。ミカンはオレのだ」


 鼻血を流しながらマイヤーとアイヤーにコブを作るレモン。


「レモン。大丈夫?」


「とにかく、隠してくれ」


 レモンは鼻血を吹きながら、マントを私の肩まで持ち上げた。


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