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「痛たたた……」
私気を失っていたんだ。
「ここは何処だろう?」
上半身を起こそうとしたら、体が動かない。
え?
手足がベットの様なものに大の字に縛り付けられている。
どういうこと?
真っ暗な部屋(?)に目を凝らす。
だけど目が慣れてないせいか、周りはよく見えない。
「誰か? 誰か居ませんか?」
縛り付けてあるってことは、人が居るってことよね?
ガコン……ギィィ
何か重い扉が開いた様な音がした。
ゴクリと喉を鳴らす。
「誰か居るのかな?」
人の気配が近づいてくる。
縛り付けてるのは、きっと私が落ちてきてびっくりしたからだよね?
話せばわかるよね?
「誰ですか?」
その人物はカツカツとヒールを鳴らして近づいてくる。
ヒールを履いてるってことは、女の人だよね?
ベットの近くで、その人物は止まった。
ゴクリと再び喉を鳴らす。
「やっと目覚めたザマスか」
厳しい女教師のような声が響く。
そう、逆三角のめがねをかけたやたらとマナーに厳しい。
そんな人物を想像しちゃった。
「あ~た、名前は何というザマスか?」
いきなり、名前を聞いてきた。
暗さに目が慣れてきた。
私より頭一個分背が高そうだ。
「名前は?」
ピシッとムチが床をたたく音がした。
「あ、あ、ミカン……です」
怖いよ。レモン早く助けに来て!
私は心の底から祈った。
「そうザマスか。ミカンと言うザマスね」
クイっとたぶんムチだろう。それが私のアゴを押し上げた。
「いいザマスか。ここは宿屋、バカンスザマス。あ~たにはここで働いてもらうザマス」
「え? 働くの?」
何でいきなり?
「そうザマス。私はバカンスのメイド長ザマス」
「め、メイド長?」
いきなり働けなんて……。
「あ~たにバカンスでの礼儀を教えるザマス」
「あの……みんなは? 私以外のみんなは何処ですか?」
レモンたちは?
「いないザマス。あ~た一人ザマス」
グッと胸に手を当てられた。
何されるの?
ムニュムニュ
「アン、ヤン……」
胸を揉んできた。それも気持ちよくて思わず声が漏れる。
「いい声でなくザマスね。ハアハア」
ビリビリ……。
服が胸元から破かれた。
「きゃ、何するんん~アン……」
露わになった肌を滑るように登頂する指使いに、またも甘い声が出る。
「逃げようなんて、考えないようにするザマス。ハアハア」
何で私だけこんな目にあうのよ~。
「アン、ヤン……」
ねっとりとしてなま暖かいモノが私の胸をなめあげる。
ちょ、ちょっと……アン。




