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プロローグ

 ども~、みちのべ胡桃くるみです。


 このもの語りはE☆で強制非公開になった話とリンクしていません。


 舞台やキャラをそのまま捨てるのがもったいないと思い書き始めました(o^∀^o)


 話は全く新しい話です。


 ぜひぜひ二人の珍道中をお楽しみください。



 よろしくごひいきにしてくれると嬉しいです。




 それでは楽しいお時間を満喫してください。



\(^ー^)/

    1


 春の夕日がまぶしい。

 当たり前か、夕日を眺めているんだもん。


「遅いなあ」


 もうじき夕日が沈んじゃうよ。

 呼び出しておいて遅刻なんて、最低だぞレモン。


 私が腕を組んでプンプンしていると、背後からぬっと首筋に冷たいモノが当てられた。


 鋼鉄特有の鈍い光を放つそれに見覚えはある。


「だ~れだ?」


 この声で一気に弛緩した。

 声の主はレモンだ。


「レモン、遅い。それに趣味悪いよ」


 女の子を脅すなんて……。


「ゴメン、ミカン。でもこれを一番に見せたくて」


 ポリポリと頭をかくレモン。

 そう、戦士の試験に受かった証拠。

 レモンの剣だ。


「おめでとう、レモン」


 レモンに抱きついた。


 すっかり沈んでしまった太陽は、パッションの村人を家路へと急がせる。


 

 各家に明かりがともりだした頃だ。


 こんな薄暗がりでは抱きついていても、誰も気づかないだろう。


「こいつのおかげさ」


 首から下げていたお守りを見せてウィンクする。


 レモンがよくする仕草の一つだ。


 見慣れているはずなのに、ドキンと胸が弾んでしまう。


 もちろんあのお守りは私が作ったもの。

 一足早く魔法使いの修行を終えた私が初めて作ったものだ。


 効能はあったかな?


「それとこれ」


 レモンが私に差し出したもの。私があげたお守りと同じ形。


「これを私に?」


「ああ、祈りを込めて作った。ミカンに受け取ってほしい」


 手に取るとずっしり重さがあった。

 堅さもあるから金属のようだ。


 中を覗いてみると円形の金属が入っていた。


「戦士のお守りさ。オレにはこれがあるからな」


 私の作ったお守りを見せる。


 服の隙間から見える筋肉がとてもセクシーに見えた。


 一五歳の、まだ幼さが残る笑顔が、私は好きだ。


「ありがとう、大事にするね」


 もう一度レモンに抱きついた。「ねぇレモン、あの約束いつ行く?」


 私は抱きついたままレモンに聞いた。


 戦士の修行を始めたばかりの頃は、ほとんど背丈は変わらなかったのに、今は背伸びしても抜かされてる。


 なんだか嬉しいような悔しいような。


「大口鍾乳洞の奥にある社に行くって約束だな?」


「そう」


 そこで愛を誓うと結ばれるって言う。


「ミカンはいつがいい?」


「私は早い方がいいな。なんなら明日でも」


「明日は無理だよ。そうだな、一週間後はどうだ?」


「一週間後? それってレモンの誕生日じゃない」


 そっか、一個抜かされちゃうんだね。


「うん、いいよ」


「なら決まりだな」


「冒険道具はそれまでにそろえておくね」


「おじいちゃんの遺品か」


「うん、いよいよ使うときだよ」


 冒険に出るために残しておいたんだから。


「楽しみだな、一週間後」


「本当ね」


 レモンと初めての冒険。


 ワクワクする。

 ども~


 いかがでした?


 つたない文章ですがいつかは、あの星になってやる。


 と、意気込みだけはあります。


 これからもいろんな話をつづって行きたいと思いますので見捨てずついてきてください。



 楽しいひとときを提供する◎サークルみちのべ企画:執筆担当:みちのべ胡桃


がお届けする。楽しいお時間をどうぞお楽しみください。





\(^ー^)/

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