AIと考えたこと、考えなくてもよかったこと外伝 ~AIと宇宙の事考えてたら起源がアミバだった~
※この文章は、自分とAIでやり取りした内容のログをもとに、AIで編集・構成したものです。
※既存の漫画・小説・アニメ作品について、登場人物や能力などへの言及を含みます。作品によってはネタバレとなる可能性がありますのでご了承ください。
「南米の高台に置かれた望遠鏡群の名前、何だっけ?『アミバ?』」
そんな私の一言から、この話は始まった。
AIから返ってきた答えは、
「ALMAです」
だった。
惜しい。
いや、たぶん惜しくない。
アミバといえば『北斗の拳』に登場する、あの自称天才である。
一方のALMAは、南米チリの標高約5000メートルにある巨大な電波望遠鏡群。
片や秘孔を研究する男。
片や宇宙を観測する施設。
何ひとつ関係がない。
普通なら、
「ああ、アルマだったか」
で終わる話である。
だが、終わらなかった。
---
せっかくなので、ALMAについてAIに聞いてみた。
ALMAは、星や惑星が生まれる領域などを観測しているという。
「へえ。惑星ができるところまで分かるの?」
ここから話が始まった。
若い恒星の周囲にはガスや塵があり、それらが集まり、やがて惑星になっていく。
なるほど。
では、その恒星はどうやってできた?
ガスなどが重力によって集まり、中心部が高温・高密度になり、やがて核融合が始まる。
なるほど。
じゃあ、その材料はどこから来た?
前の世代の恒星が作った元素が宇宙空間へ放出され、それが新しい星や惑星の材料にもなる。
なるほど。
では、その前は?
最初の星は?
銀河は?
『そもそも銀河は、どうやってできた?』
どんどん話を遡っていく。
ついさっきまで、
「アルマだっけ? アミバだっけ?」
という程度の話だったはずなのに。
そして最終的に、いつものやつが出てきた。
『ビッグバン。』
宇宙の話を遡っていくと、大体最後に出てくるやつである。
---
現在の宇宙は、約138億年前の非常に高温・高密度な状態から膨張してきたと考えられている。
では聞こう。
『その最初の状態は、なぜ存在した?』
AIに聞いてみる。
宇宙のインフレーション。
量子論。
宇宙誕生についての様々な仮説。
いろいろ説明してくれる。
しかし、話を聞けば聞くほど、私の頭の中には一つの言葉しか浮かばなくなった。
『わけが分からん。』
世界中のお偉い研究者たちが寄って集って、長い年月をかけて研究している。
それでも、まだ分からないことがある。
ならば私とAIが雑談したくらいで、
「宇宙の起源、分かりました」
となるはずがない。
当たり前である。
ということで、少し身近なところまで戻ることにした。
---
宇宙ができました。
銀河ができました。
太陽系ができました。
地球ができました。
海ができました。
そして、
『生命が誕生しました。』
……待て。
『生命って、どうやって誕生した?』
また分からなくなった。
有機物がどうとか。
自己複製する分子がどうとか。
RNAワールド仮説がどうとか。
生命の起源についても様々な研究や仮説がある。
なるほど。
つまり、
『やっぱり、わけが分からん。』
では、その後なら分かるだろう。
生命が誕生し、長い時間をかけて様々な生物へ進化していく。
そこで、また余計な疑問が出てきた。
『動物が先か、植物が先か?』
これも単純な話ではなかった。
そもそも、今そこらにいる動物と植物を並べて、
「どっちが先?」
と考えること自体が乱暴らしい。
それぞれに長い進化の歴史がある。
それは分かる。
分かるのだが――。
ふと我に返った。
『私は何の話をしているんだ?』
最初は南米の望遠鏡の名前を思い出そうとしていただけである。
それがなぜか宇宙誕生まで遡り、ついには生命の起源まで考え始めている。
---
こうなったら仕方がない。
宇宙の誕生。
星の誕生。
地球の誕生。
生命の誕生。
進化の歴史。
全部この目で見れば解決する。
『ちょっとタイムマシーン買ってくる。』
売ってなかった。
仕方ないので諦める。
---
考えてみれば、人類は昔からこんなことを繰り返してきた。
かつては天動説があり、地動説が登場した。
望遠鏡が発達し、観測技術が進歩し、それまで見えなかったものが次々と見えるようになった。
今では遠く離れた銀河を観測し、星や惑星が生まれる現場まで調べている。
その過程では、正しかった説もあれば、間違っていた説もある。
珍説やトンデモ説だって、山ほど生まれてきただろう。
そして今説明できていることも、未来の観測によって修正されるかもしれない。
科学というものは、
「全部分かりました」
で終わるのではなく、
「ここまでは分かった。では、その先は?」
を延々と繰り返してきたものなのだろう。
その結果、人類は宇宙の歴史をかなり遠くまで遡れるようになった。
それでも、
「じゃあ、一番最初は?」
と聞けば、まだ分からないことが残っている。
生命についても同じである。
人類が宇宙のすべてを理解できる日は、本当に来るのだろうか。
もしかすると、
『すべてを理解するより先に地球が終わる可能性の方が高いんじゃないか。』
そんな壮大なのか悲観的なのか分からない話になったところで、私はようやく重大なことに気がついた。
---
『……なんで、こんな話になった?』
最初は何の話だった?
宇宙の起源?
違う。
銀河?
違う。
惑星?
それも違う。
私はただ、南米の高台にある望遠鏡群の名前を思い出そうとしていただけだった。
そして言ったのだ。
「南米の高台に置かれた望遠鏡群の名前、何だっけ?『アミバ?』」
そう。
すべては、
『ALMAをアミバと間違えたところから始まった。』
アミバからALMAへ。
ALMAから惑星へ。
惑星から恒星へ。
恒星から銀河へ。
銀河からビッグバンへ。
そこから地球へ戻って生命が誕生し、
なぜか植物と動物のどちらが先かまで考え、
最後には人類が宇宙をすべて理解できるのかという話になった。
そして、私は一つの結論に達した。
宇宙がなぜ存在するのか。
分からない。
生命がなぜ誕生したのか。
これも完全には分からない。
人類がいつか、そのすべてを理解できるのか。
それも分からない。
しかし。
『一つだけ、確実に分かっていることがある。』
今回の話が、どこから始まったのか。
『アミバである。』
つまり今回の会話に限って言えば、
『すべての起源はアミバだった。』
人類が長年追い求めてきた宇宙の謎が、ついに一つ解明された。
たぶん解明されていない。
というか、間違いなく解明されていない。
だが、最後にこの言葉を残しておこう。
「ん? 間違ったかな?」
――完――




