表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

ループ

掲載日:2026/03/28

ループ。それはゲームの中で起こるもの。そんなのが現実世界で起きてしまったら…どのようなことが予想できますか?。そんな物語をここに…

ピピピッ。ピピピッ。

「孝〜!起きなさい!学校に遅れてしまうわよ!」

…もう朝か。時計を見ると…7:30Am。やべぇ、これだと遅れてしまう!?急いで準備してパンを咥えて玄関からでた。すると「ゴツン」と音が鳴り響いた。

「イテテテ…勢いよく扉を開けるのではない…。まぁこの時間まで寝ているなんてやべぇよ。もう少し生活リズム整えな?」

今話しているのは親友の歛。漢字が難しすぎて初見だといつも「お名前…なんですか?」がセオリーだ。

「すまんすまん。というかいつも待ってくれてサンキューな?」

「そりゃあ当然だろ。お前にとってもたった一人の親友だからな」

「うるせぇ」

毎日毎日こんな平凡な会話を続けていた。

「そういえばそうだけど昨日見たか?最新話」

「そりゃあ当然だよ。特にあの伏線を回収するようなシーン〜!」

「2人共盛り上がってますねぇ」

「あっ…涼花様…すいません」

「2人共、成績が少し怪しいそうなので頑張って下さいね」

「「あっ…はい」」

この子は涼花。生徒会長でもあり、自分とは幼馴染な関係。表では凛としていて「静かな氷姫」として言われているけど裏は自分が知っている限りやばい子ではある。

そんな変わらない会話をしていたら学校の門前に到着していた。

その瞬間、凛花と歛の声が聞こえなくなった。クラスメイトの声がかき消されるように。しかも2人共見かけなくなった。数秒経っただけで。そしてそのまま人に揉み込まれ気づけば生徒玄関前にたどり着いていた。急いで履き替えて手元に付けてる時計を見る。

8:15am

なんだかんだ学校に近い家に住んでいると思うと、もう少し寝てもいいかなってなりそうだ。

変わらない張り紙、歴史を感じる廊下、それをかき消させるように、生徒が輝いている。

「相変わらずだな」

何も考えてないような発言をしながらガヤガヤ騒ぐ廊下を歩いていた。しかし今日は何かが変だ。何故か悲鳴が聞こえるし、逃げてく様子もうかがえる。

(何かしら事件が起こったのか…?)

でも事件にしては先生が動かない。誰かしら伝えようとしている素振りを見かけるけど、何もかも噛み合わずグダグダ。もうどうでもいいやと思い自分の席に座った。

「皆おはよう。今日は大事な報告がある。数名居ないと思うが、とある理由で処分されてしまった。理由は私にも言えないが、どうやら同じ件だそう。知ってる人居たら個別で教えてくれないか?」

先生が呟いた後、教室はいつものように騒いでいた。いつもと変わらないメンツが固まって喋っていた。私は変わらず一人。

「どーしてだろうね。あの件がバレたって言ってたけど私達が言ったことじゃない?」

「そうだもんねぇ。あいつら色々罪に働いたからねぇ。」

「流石に捕まったんだろうね。」

そんな会話を聞きつつ授業の準備をし始めていた。移動だからギリギリより余裕があったほうがいつものテンプレだ。

「どうせまた遅れる。」「あいつはいつも早く行ってるけどそこまで計画通りにならなくていいのに。」

何度そう言われたのだろうか。自分自身は分かる。

私は探偵の1人。学校の事件もその1つとして今この学校に通っている。本来は他の所に行きたかったけど、仕事が入ってしまい、ここにせざる負えなかった。ここの学校で起こってる事件とはまさに先生からの口実で言ってた内容。校長からも「お願いしたい」と何度も言われた。探偵だと知った瞬間にね。同じような事件が発生してるとなると犯人は同一人物。そうなれば早く動くことも大切だ。

後一人でいたいのは絡まれた時に即座に対応出来ないからだ。急に話しかけられると心臓が飛び出るほどヒヤヒヤするからね。

さて自分語りは終わりとして、少しは探らなければ。

PM0:20

四時限が終わり昼食...と言いたいとこだが今日は短縮。ここからが私の勝負。何故なら改修工事の視察があるお陰で何処から侵入とか見れるからだ。

改修工事の視察が終わり、色々見に行こうとしたが、

「なぜそこにいる。許可は得ているんだ」

「一応取っております。事件について調べつつですが」

「そういや君はそういう者だったな。色々いじめの件とか探してくれるのも助かるが、今回はやばそうだな。」

「なんせ行方不明ですもんね。犯人はまあ、多分同一人物だと思われるかと。」

「そうだと良いけどな。君が裏切らない事を願うよ。」

「裏切ったらどうします?」

「まあ多分探偵失格とか?」

「1番嫌なこと言いますねぇ」

そんな事を話しつつ色々回っていた。

「そういやここだけ変って言われたんだよな。どうやら締まり切っていて開けようとしても開かない。ここに幽閉されていたら可哀想だが。」

「流石にここでの幽閉は怖すぎます。なんせ人数も関わってきますので、何名ほど行方不明になったんですか?」

「全校生徒合わせて30名程。行方不明。家族からの連絡で発覚した。」

「ならここには入り切らないですね。ここ最大10名が限界なもんなんで。」

「そうだな。もう時期暗くなるし送ってやろうか?帰り。また明日もあるし。」

「それは助かります。またメモしないとならないので。」

先生が家まで送ってくれて、母が心配ながら言ってきた。

「今日も大丈夫だった?」

「大丈夫だったよ。それより、今日の晩御飯は?」

「そうわね。まだ考えてなかったわ。何がいい?」

「たまには麻婆豆腐とかどう?」

「あらいいじゃない。」

そんな会話をし、夕飯を食べ、風呂へ入りメモを済まし、寝た。

AM7:06

違和感を感じた。咄嗟に起きた自分は周りを見渡しスマホを見る。

「昨日と日程が同じ...?」

「あらもう起きていたのね。ほら朝ごはんがあるから食べなさい。友達がもう時期来るはずわよ。」

違和感を感じていたのは正解だったかもしれない。階段を降り、朝食の内容を見れば1発だ。支度を済ませ、友が来るまで待っていた。多分同じようなことをすれば抜けれるはず。

「もう行かないの?もう30分だけど。」

そう言われ慌てて出ると誰も待っていなかった。

私の友達「歛」がいない。困惑しながら学校へ通ってもいつも会う友達の姿がいなかった。

騒がしい声を減っている。でも耳障りなのはいつもの事。

教室に入り先生が来るまで待っていた。日程を確認しても同じ。ループしたのかがまだはっきりとしないが異変はある。

「えぇ...君達の担当してる先生だが、行方不明になってしまった。他数名生徒も行方不明になってしまった。私たちにも何が起こっているのか分からない」

行方不明になった人数はざっくり35名。全校生徒300名に対しもう65名もいないとはヒヤッしている。クラスメイトもまた数人減り自分に口答えするやつらが消えていた。

また今日も改修工事だとすれば異変が起こって何か変わるかもしれない。

でも先生が来ず、私一人だけの探索だった。

開かずの扉、変わらない風景。何も変わってすらいなかった。

家に帰ると母が心配してきた。

同じ答えをし、今日も終えた。

でも幾つか違和感を感じていた。一つ目はへってる人数。30名から35名、このまま増え続けるといつかは学校が崩壊する。

そう震えながら眠っていた。

AM7:06

今日も同じ時間に起きた。やけに静かだ。

母が居ない。寂しさもあり、辛さもあった。しかし学校には行かなければならない。

学校へ向かう最中誰も居なく、1人なのが変に感じてきた。

「仲間を探さなければ。」

学校についても周りを探索しても私一人のみ。

探さないと...仲間を...

どうもこんにちは。雪森の寝不足猫です。「ループ」読んでくださりありがとうございます。

エピローグがあるので少々お読みください...。



本日未明、とある高校で火災が発生しました。

それにより死傷者301名が出ており、保護者は涙を流せない状況に至っております。

近所に居た方から「大量の悲鳴が聞こえた。まるで元々無かったように」

との事です。






いやぁループって言われるとなんかグルグル繰り返すような感じだけど異変入れるって難しいね

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ