表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
過去編  作者: さくらもち
さくら編
1/37

さくら編・1話

さくら編 1話。

【視点なし】


__14年前



「ママー!」


一人の女の子の明るい声と勢いよくホールを駆け抜ける音が響く。


_ここは王宮のホール。大きなホールにグラウンドピアノが一つぽつんとある。

楽団を呼んでピアノの練習する時もあるが、普段はピアノの音だけがこのホールに響く。


「今お仕事中だからちょっと待ってね~」


女の子の母は腰あたりまである金の髪をサラサラとなびかせながら、金色に輝かせた横目でそう返した。


「ママのピアノ、きれいっ!」


「ありがとう。…さてお仕事終わり。さく、こっちにおいで」


そう言いピアノの椅子からひらりと立ち上がった。


_女性の名は那楽(なら)

那楽は作曲や演奏をする音楽家で、いつもピアノを弾きながら作曲や演奏会の為の練習をしていた。

歌の才能もあり、女神の様な美しい容姿から『歌姫』と言われて親しまれていた。


那楽「さく、ピアノ弾く?」

「うん!」


女の子…さくらはピアノの椅子にちょこんと座ると那楽をジーッと見つめた。

那楽は分かっていると言うように、抱えていた楽譜をピアノの上に置き、そこから1枚の楽譜を取り出した。


那楽「これでしょ、さく。ママのこの連習曲、まだ途中だったもんね」

さく「うん!それー!つづきおしえて!」


さくらは那楽からのレッスンを受け始めた。

【雑談コーナー】

あらかじめ言っておきますが、

蘭夜達が見たのは5~6話、7話の【視点なし】まで

さくらが見たのは、1~2話、4~6話、7話の【視点なし】までです。


それ以外は、さくらしか知らない 物語。


ここまでご覧頂きありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ