(58)衝撃のメイドたち
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まずはパールから見てみようか。鑑定。
『名:パール(アンドロイド)
特徴:ユーミによって創造されたアンドロイド。成長型AI搭載。人と変わらぬ思考を持つ。創造者には絶対服従。家事全般を完璧にこなすが、特に料理が得意。農業及び草木栽培に造詣が深い。斥候・アサシン型。急所一撃、毒使用を得意とする。諜報活動等でも高い技術を持つ。見た目は、黒目、ボブカットの黒髪。16〜17歳の少女。
体力:100万(1分毎に5000回復)
魔力:ユーミと共有
クラス:金相当
魔法:生活魔法 無属性魔法 大気魔法 回復魔法
特技:家事全般 調薬 農業 隠密
価値:現代の価値では売買不可能』
…。
わたし、諜報員作った覚えないんだけど。毒使用てなに?誰か暗殺するの?可愛い顔して恐ろしいメイドだわ。
まぁ、カサンドラの専属メイドをするに当たって、草木栽培が得意だったり、調薬できるのは助かるけど。
どうもわたしがイメージして出来たってのに納得いかない部分があるわ。
気を取り直してルビーを見てみよう。鑑定。
『名:ルビー(アンドロイド)
特徴:ユーミによって創造されたアンドロイド。成長型AI搭載。人と変わらぬ思考を持つ。創造者には絶対服従。家事全般を完璧にこなすが、特に掃除が得意。建築に造詣が深い。家具等を作るのを好む。また、経理等の事務作業も得意とする。タンク型。大盾、ウォーハンマーが得意。見た目は、茶色の瞳、ロングの赤毛。16〜17歳の少女。
体力:100万(1分毎に5000回復)
魔力:ユーミと共有
クラス:金相当
魔法:生活魔法 無属性魔法 大地魔法 回復魔法
特技:家事全般 建築 物作り 事務作業
価値:現代の価値では売買不可能』
同じアンドロイド作ったつもりなのに、全然違うじゃん。建築得意なら、改築の役に立ちそうね。
こんなに小柄なのに、タンクなの?大盾とかウォーハンマーとか、武器作ってあげたくなるじゃん。…でもこの子大人しいよね?想像つかないんだけど。
『名:シトリン(アンドロイド)
特徴:ユーミによって創造されたアンドロイド。成長型AI搭載。人と変わらぬ思考を持つ。創造者には絶対服従。家事全般を完璧にこなすが、特に洗濯が得意。裁縫及び縫製を好む。ヘアメイクを含むメイクアップを施すことに苦労を厭わない。後方支援型。味方へのバフ、敵へのデバフ、幻惑、魅了魔法を得意とする。見た目は、黄色の瞳、ブロンドのロング。16〜17歳の少女。
体力:100万(1分毎に5000回復)
魔力:ユーミと共有
クラス:金相当
魔法:生活魔法 上位無属性魔法 回復魔法
特技:家事全般 縫製及び裁縫 理美容全般
価値:現代の価値では売買不可能』
こらまた見事に二人と違うわ。衣服や美容関係が好きみたいね。わたし、服を作ったりはできるけど、デザインに自信なかったんだよね。シトリンに任せられると助かるわ。見本作ってくれたらわたしが量産してもいいし。ちょっと自由な感じの子だけど、わたしには逆らえないみたいだし、なんとかなるか。
「なかなか興味深い魔法具のメイドを作ったわね」
わたしと同様、マーレとカサンドラも鑑定していたみたいで、マーレの言葉にカサンドラが頷く。
「ユーミさんの魔法は私に解明出来そうもありません。こんな複雑な魔法具人形を作り出せるんですもの。良くみて触らないと、人ではないとわかりませんわ」
「3人ともダンジョンに連れていけそうね」
マーレは相変わらずのバトルジャンキー発言だ。とは言え、戦っている姿を見たい気もする。
「そう言えば、この子達はわたしの空間収納使えるのかしら?」
わたしがそう言うと、3人は顔を見合わせてから、パールがニッコリ笑った。
「ご主人様の空間収納を使うことは可能でございます。ただ、許可を得たものでないと使えません」
「そう。んじゃ、わたしとエルライン、マーレの私物以外は出し入れ許可。お金も許可」
わたしがそう言うと、メイドトリオがピカッと光った。
「ありがとうございます。空間収納を使用できるようになりました」
「あなた達は、それぞれ得意なものがあるみたいだし、自由に作ったり試したりしてもいいわ。ただし、メイドの仕事に差し支えない程度にね」
「はい!ありがとうごさいます!私達寝なくても大丈夫なので、夜やりまーす。早速なんですが、皆さんにお洋服作ってもいいですか?」
いきなりハイテンションにシトリンが発言する。
「ええ。丁度よかったわ。クラウルの服もお願いね。大昔の服しかもってないから。よろしくね」
「はい!早速なんですが、皆様のサイズ測らせてください!」
知らない間に、シトリンの手にはメジャーが握られている。
あ、カサンドラが連れて行かれた。
「さて、ルビーは建築とか得意みたいだし、改築の手伝いをしてもらおうかな。それと、先にこの家の経理とかの事務作業もお願いするわね。一人で大変だったら、必ずエルラインに相談すること。いいわね?」
「はい。承知しました」
「パールは改築がおわったら、薬草畑とか作ってもらうわ。今日のところは皆の食事をお願いね。後はエルラインに聞いてね。何か別の仕事するときは、カサンドラの身の回りの世話が必要ない時にやってね」
「かしこまりました」
わたしが言うと、二人は頭を下げて去っていった。
「ちょっと休憩するわ」
「お茶をお淹れします」
なかなか衝撃的なアンドロイドを作ったので疲れてしまった。マーレはエルラインが出した茶菓子に大喜びだ。




