表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
LIFE〜内気と強気〜  作者: 新規四季
5/14

自己紹介ってやつ

「ここは……」


日が昇って少女誘拐一日目。

私はいつも通りの時間に起きてルーティンで珈琲だけの朝食を取っていた。


少女が寝室からのそのそとリビングへ来てキョロキョロと部屋を見渡す。


「や、おはよう。昨日の事覚えてる?」


何故私に着いてきたのか、何故怯えていたのか。聞きたいことは結構あるけど、それは追追。

とりあえずでコミュニケーションを測る。


「あ、おはようございます。ん?」

「どうかしたの?」

「いえ、なんでもないです。あれ?」

「やっぱ何かあるの?」

「あります。けど、その」


少女はモゴモゴ言った後に勢いよく頭を下げた。


「な、なになになに!?」

「昨日はありがとうございます!死ぬところでした!」

「とてもそうは思えないけどね」

「自己紹介がおくれまして、私は黒曜時こくよう ときです。16歳で作家やってます!」

「ええっと、私は白木香しらき こう24でバリスタです」


お互いに簡単な自己紹介をする。

で、少し引っかかった。


「黒曜さんは小説家なの?」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ