3話 説明
彼女の名前判明です。(*ゝ`ω・)
金髪はオールバックにして髪と同じ色の目を鋭くさせ青色のメガネを掛けている、正直怖い印象を持つ20代後半ぐらいの見た目の男性だ。すると男性こちらにむかって喋りだす。
「もう遅いじゃないか」
笑顔になり軽いノリで言われる。見た目とは裏腹にものすごく親しげ言われた新はポカーンとしていた。そんな新をよそに2人はこんな会話をする。
「ご苦労様マリー」
「別いい命令だから」
マリーと呼ばれた女性は淡々と告げる。
「所でちゃんと説明してきた?」
女性はそう問われた所、
「大丈夫ハックちゃんとしてきた」
と堂々と言う。
「本当に?連れてきた理由とかちゃんと説明したの?君は大事な所か抜けているんだから」
ハックと言われた男性がそう問うと、女性は目をそらし顔を赤らめててを後ろで組みながら声をすぼめて片言で言う。
「し、シテキテナイ」///
(かわいい)
そんなやり取りを見て新は余裕ができたのか、真顔でこんなバカなことを考える。
「ハァ」
と男性はため息を吐く。
「まぁ、いいや。あーとりあえず座ってよ」
男性はソファーに座るように促す。
「あっはい」
新はソファーに座り、2人は反対側に座る。すると男性は喋り始める。
「よしっ、まず自己紹介から始めよう。僕はハック・マグレーン。ハックでいいよ」
男性の名前はハックと言うらしい。ハックは女性にも自己紹介をするように促す。
「ほら、マリーもちゃんと自己紹介して」
「わかった。私の名前はマリア。マリア・ランス」
女性の方はマリアと言う名前らしい。新も自己紹介をする。
「えっと、俺の名前は中島 新て言います。えっと、あのよろしくお願いします。」
新は緊張しているのか、詰まりながら自己紹介を終える。
「よろしくね新君」
とハックは握手を求める。新は握手に応じる。
「まぁ、長話もなんだし単刀直入に言うよ」
ハックの顔が真剣になり本題をきり出す。新は喉を鳴らしハックが続きを待つ。
「僕達の仲間になってほしい」
「は?」
意味のわからない新はそのことを問いただそうとする。ハックはそれを遮る。
「まぁまぁ、聞きたいことはたくさんあるだろうけどとりあえずこちらの話しを聞いてくれないかな?」
新はハックにそう問われコクリと頷く。それを見た彼らは続きを話し始める。
「新君、君は超能力は信じるかい?」
「それは・・・」
新は言い淀む。今までは、そんなものは信じてなかったが昨日の夢が本当に起きたことだったらのなら、そんなものはないとは言いきれない。そんなことを考えてる新に気付いた彼は隣に座っていた彼女の名前を呼ぶ。
「マリア」
彼女はその意図に気付きコクリと頷き懐から何かひとつ取り出す。変に装飾はなく刃渡り5センチぐらい片刃のナイフだった。それを見て新は顔が強張り怖がっているのは目にとれる。彼女はそれを無視しナイフを鞘から抜き、刃を天井に向けて持つ。すると5センチぐらいだった刃渡りは10センチ15センチとぐんぐん伸び今は天井に届くのではないかという位長くなった。
「なっ!?」
新はナイフが伸びたことに驚愕し口これでもかて言うくらい口開けてポカーンとしている。それが面白かったのか、彼女はナイフを元の長さに戻し片手を口に手を当てプルプルと震えている。それに気付いた新は何か言いたくなったがハックが続きを話し始める。
「彼女は何でも伸ばせる能力をもっている。それこそ物でも概念でも何でもね」
ハックは彼女の能力を解説し始める。
「ただし彼女の能力は自分を介してしか能力を発動できない。この場合、自分の手に持ったナイフの刃を伸ばした感じだね」
それを聞いた新は、自分にもそんな能力があるんじゃないかと興奮する
「そんな能力者達を管理して統制するのが僕たち、秘密結社brainの役目だ」
とハックそれで説明を終える。それを聞いた新はさらに興奮する。でもふと疑問ができた。彼はそれをハックに問う。
「あの、昨日の怪物みたいなのは何だったですか?」
新は少し焦りぎみに質問する。するとハックは、
「あぁ、それの説明がまだだったね」
と納得し怪物について説明を始める。
「あれは、僕たちは魔人とよんでいるものだよ」
怪物改めて魔人はどうゆう物なのか説明は続く。
「正直、僕たちにもどうゆう物なのかわかってないんだよね。ただ、人じゃない何かとしか」
ハックそう説明する。新それを聞いて、あんな怪物が人じゃななかったことに安堵する。そして能力のくだりの時から聞きたかったことを質問する。
「俺にも、超能力とかあるんですか!」
興奮ぎみで彼にそう聞く。すると彼は、
「あるよ」
となにもなかったようにするりと答えて見せた。
「よっしゃぁぁぁーー!!」
アニメや漫画の主人公のような超能力が自分にもあると知って興奮して叫んで喜ぶ。
「で、俺のはどんな能力何ですか!!」
鼻息を荒くして興奮も冷めね勢いで彼に新しい質問をした。だがらそれを彼は、
「うん、知らない」
バッサリ切り捨てた。
「えっ!」
さっきまであれほど興奮していた新は、さっきの一言て興奮も冷めた。それを見ていた彼女はこんどは、両手で口に押さえて顔も真っ赤にしプルプルと震えている。それを見たハックは慌ててフォローする。
「でも治癒系の能力じゃないかって踏んでいるよ。だって傷付いた身体を治して魔人の腕を自分の体にくっ付けたって聞いてるし」
それを聞いた彼は顔を青くする。今まで忘れていたことを思い出す。自分の右腕は自分の物じゃないことを、
「俺の腕はどうなってるですか!!」
焦り机に手をつき彼に顔を近付けながら前のめりになり彼に問う。そんな新に彼はたじたじになりながら答える。
「だ、大丈夫じゃないかな事例はあまり多くないけど何もなかったって聞いてるし」
「よ、よかった~」
弱々しい声で彼は心底安徳する。そんなやり取りを見ていた彼女は声を押さえきれなくなり、声を洩らす。
「プグッ!プククク!」
笑われているのに傷付いた新は顔を赤くし大人しくソファーに座り直す。ハックは最初にしていた質問をきりだす。
「で、どうだい僕たちの仲間になる気はあるかい」
もちろんあると答えようとしたが、さっきまで笑っていた彼女が目を鋭くさせこちらをにらみながら言う。
「この仕事は、当然死ぬことがある。それこそ何十人と死ぬことだってある。人だって殺す。それでもここに入る覚悟はあるの」
そう殺気の籠った目で言われ、彼はあるとは言えなかった。だから、
「考える時間を下さい」
と答えた。するとハックは、
「うん、いくらでも考えて自分の答え出すといい、もし答えが決まったのならここに電話しておいで」
と優しい微笑みながらちぎった紙にサラサラとペンで番号を書き、新に渡す。
評価や修正した方がいい所とかコメントに下さい(-.-)Zzz・・・・