2話 再会
1話の文章がとても拙かったように見えたので自分なりに勉強して頑張ってみました。(*ノ゜Д゜)八(*゜Д゜*)八(゜Д゜*)ノィェーィ!
ーーージリリリリ
スマホのアラームで目を覚まし勢いよく飛び起きキョロキョロと周りを見るけれど、ここは記憶の最後にある怪物と戦った森などではなくいつも使っている机に似た机がありマンガやラノベの入れた本棚がある。
「って、俺の部屋じゃん」
そんなことをぼやきながら昨日のことを考える。
(真冬といっしょに学校に行って朝陽と話をしてその後は特に何もなく放課後になって、朝に見た女性を見かけてそのまま追いかけて)
記憶がまだ混乱しているので昨日のことを振り返っていく。
(見失って怪物とあって、女性が怪物と戦って怪物の右腕を斬り落として、その右腕が飛んできて俺の右肩を)
とここまで考えて新は自分の右肩を潰されたのを思い出し、どうなっているのかが気になり急いで自分の右腕を確認する。
「ふ、普通の腕だ」
これでまた混乱する。確か右腕は怪物の腕になったのを思い出すでもこれは、怪物の腕ではなく人間の腕だ。またさらに混乱する。
「はぁ、夢か」
ため息を吐き、夢と決めて思考を放棄する。
「学校に行く準備しなきゃ」
ベットから立ち上がる。このときにスマホのアラームがまだ鳴っているのに気付きアラームを止めて行く準備を始める。準備が終わり家を出る時間になったので荷物を持って玄関へ行く。
「いってきます」
そう一言告げて玄関の扉を開ける。
「はぁ!?」
家を出て一言目がそれになった。そう、いるのだ夢に見た女性が肩の長さに切り揃えた白い髪を風に揺らしながら、両手にロープとガムテープを持ちその青く澄んだ目を真っ直ぐ自分を見つめながら一言告げる。
「入って」
後ろにある黒い車に入るように促す。
「なん」
返答する間もなく素早く手に持っているロープで新を拘束し、ガムテープで口を塞ぎろくに身動きできない新を担ぐ。新は訳もわからずパニックになり、身をよじり暴れ始める。
「ん、んん~!?」
だが女性の力は強かったので、暴れてもびくともせずそのまま黒い車に担ぎ込まれる。車の後部座席に座らされてシートベルトで固定される。だが運転手はそれにはなにも言わずにまるで機械のようにただハンドルを握っている。
「ん~、んん~んー!?」
混乱したのまま連れていかれたので新は暴れ続ける。すると女性は、新の額に手を持っていき、
「うるさい」
と言い、額を指ではじいた。
「んふぅ!?」
バチッンと音がする。すると新は大人しくなったが、額は赤くなり涙目になっていた。新が大人しくなると運転手が車を動かし始める。
(なんでぇぇ~~~~~!?)
新はそう心の中で叫ぶが、次暴れたらデコピンじゃすまないと思い大人しいままだった。
ーーーーーーー
車は数十分と走っているが止まる気配はなく、場所を掴もうにも車が走ってすぐに目隠しをされ、それに車はグネグネと何度も曲がって走っているのでいまだに場所は掴めないままだった。すると車が思い出す止まる。
「着いた」
そうつぶやく女性。
(どこに?)
新はすぐに疑問に思う。すると女性は新を拘束していたロープや目隠しを解き始める。最後に口を塞いでいたガムテープをビッと外す。
(もう嫌だ)
新は心の中で弱音を吐く、だけど口には出さない、なぜなら怖いから。
「ついてきて」
女性は一言告げた。新はそれになにも言わず従う。
(ここは、どこだ?)
新は逃げる手がかりを探すためあたりを見渡す。
(地下駐車場、何かあるんじゃないかと思ったけど普通の駐車場だ何の手がかりもなさそうだな)
そんな新を知ってか知らずか女性はそのままずんずんと進み始める。エレベーターの前まで行きボタンを押す。待っている間に新は疑問を問いかける。
「なぁここはいったいどこなんだ?」
「・・・・・・・・」
しかし女性はその問いには答えない。新もまだ疑問に思っていることはたくさんあるので、問いかけようとしたら、チーンとなるエレベーターが着いたのだ。さすがに新もやめざる得ないので素直にエレベーターに乗る。
(15階もあるのかけっこう高い建物だな)
エレベーターの中にあるボタンを見てそれを知る。女性は15のボタンを押す。新は疑問がたくさんある。あの怪物のこと、何故あの場所にいたのか、どうして自分が連れさらうのか、と疑問を問いかけようとすると女性は口を開く。
「会って欲しい人がいる他のことは、その時話す」
簡潔にそう言われた。そうこうしている内にエレベーター15階に着く。
「こっち」
女性は新に向かって言う、新もそれに従う。女性はある扉の前に立つ。
「ここ入って」
と新を部屋の中に入るように促す。キィと扉の開ける音がする。そしてその部屋の中には、一人の男性がいた。
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