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(ショートストーリー)天然なスフィア？
500文字以内のショートストーリー！
ある日、スフィアの家で遊んでいる時の事です。
『ねー、スフィアって天然だよね？』
『私が天然？』
『うん。だって普通なら気恥ずかしくなるセリフを素で言えるもの』
私は本人に思い切って尋ねてみました。
スフィアはいつも『同性同士だから一緒に寝ても大丈夫だろう』
や『同性同士だから食べさせあっても恥ずかしくないだろう』とか
『今日の服、似合っているよ。エリナらしくて可愛い感じだね』
とか変な事を言うからです。
普通なら同性同士だから恥ずかしくなりますよね？
そう思っていると、スフィアに凄い返答をされました。
『エリナが可愛らしい女の子なのだから可愛いって言うのは当たり前だろ？』
『か、かわい・・・！！』
『ああ。それと、一緒に寝たいと思うのは好きだからだ』
『す、すき・・・！？』
私の顔が真っ赤になっていると、スフィアが微笑んでいました。
『友達としてだぞ？』
うん、分かっているけど、そんな事を平然と言えるから天然なのよー！！！
心の中で叫びました。
