エリナを助けたら
百合度を上げるために、こちらのお話に移動しました。
よろしくお願いします!!
いつものようにエリナと二人でギルドの依頼を受けている時だった。
『炎よ! ゴブリンを燃やせよ!』
『雑魚ゴブリンが調子に乗るなあー!!』
エリナは魔法を放って攻撃し、自分は槍で向かってくるゴブリン達を次々と切り、
余裕でゴブリンの群れを順調に倒していた。
『これで、15体目!!』
最後に残っているゴブリンの心臓部分を突き刺し、
全滅する事が出来たから討伐完了と思っていた。
『スフィアー! 今日もおつかれー!』
『ああ。 今日も順調・・・』
誰かの気配を感じて草木の方を見ると、弓矢を装備してるゴブリンがいた。
普通のゴブリンが持っている武器は棍棒なのたが、
そいつは弓を持って矢をこちらに向けていた。
私と話しているエリナはそれに気が付いていなく、自分はエリナに大声を上げた。
『エリナ!! 危ない!!』
『えっ?』
飛んできた矢を槍で弾き飛ばすと、
相手は失敗して怯えたのか分からないが、
森の中にすぐさま逃げて行った。
『ちっ・・・逃げられたか・・・。エリナ、大丈夫か?』
心配をして振り返ると、エリナの目がハート型になってるように見えた。
『スフィアに守られちゃった・・・やっぱりかっこいいわ。素敵!』
やっぱりスフィアは素敵よね!
スフィアの彼女になりたいなーと改めて思いました。
将来は結婚するしかないね、うん。
そんな事を思っていると、スフィアに変な目で見られました。
『エリナ。絶対に今ろくなこと考えてないだろう』
『ううん、特に考えてないよ』
それはまるで、恋をする乙女のような眼差しで見られた。
んー頭は大丈夫じゃないようだ。
エリナの好感度をもの凄く上げてしまった。まぁ、いいか。