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魔法使いはスローライフが好きなんです  作者: 葉月 いつか
バレンタインシーズン
15/17

ホワイトデーパーティを開こう(エリナ編)

今日は3月14日、そうホワイトデーの日です。

私はお母さんと一緒に友達が家に来るので、

ガトーショコラを作っています。


チョコレートを細かく刻んでボウルをバターを入れ、

泡立て器でなめらかに混ぜて生クリームと卵を入れて混ぜ、

そして薄力粉やココアを入れます。

んー、凄い面倒だけど友達の為です。


一人なら絶対に作れませんね。

トースターに入れたガトーショコラの様子を眺めていると、

お母さんに声を掛けられました。


『エリナー。出来るのに10分以上掛かるから、

その間に紅茶を一緒に飲みましょう』


私は振り返って即答した。


『飲むー!』


リビングにあるテーブルの席に座り、

お母さんがフルーツガーデンの紅茶を入れてくれました。


『うん、美味しい!』


やっぱりフルーツガーデンは別格だわ。

色々なドライフルーツの甘酸っぱさがあり、尚且つ爽やかな味が好きです。

お湯を注いだ瞬間にキレイな赤い色になるのもいいよね。


『ふふっ、エリナは本当にこの紅茶が好きなのね。

無くなったらまた買い置きをしとくわ』

『うん、お願い!』


お母さんとハーブティーを嗜み、

いつの間にかガトーショコラが出来ていたから早速テーブルに置いた。


『おー! 美味そう・・・』

『ええ、上手くいって良かったわ』


円方の形がとても綺麗に仕上がっているしこれは成功だわ!

最後の仕上げにパウダーシュガーを振りかけて完成しました。


『出来た!』

『後は友達が来るのを待つだけね』

『早く来ないかなー・・・』


そう思っていた矢先の事です。

ドアから軽くノックされた音が聞こえました。


『おっ、来た来たー』


椅子からすぐに立ち上がって玄関の方に向かい、

ドアを開けたら目の前にスフィア達がいた。


『やあ、エリナ』

『『こんにちはー』』

『みんなー、よく来てくれたわ。スフィアもありがとー!』


エリナが抱きつこうとしたので、ついかわしてしまった。


『えー』


めっちゃ悲しそうな目で訴えられたから、仕方がなく抱き寄せた。


『やったー、スフィアはチョロイね』

『心の中の声が漏れてるぞ、おい』


皆を家に上がらせてリビングに案内し、

テーブルの上にそれぞれが作って持って来てくれたお菓子やジュースを置き、

皆で賑わいました。


『おっ! このガトーショコラ美味しいな!』

『あら、本当に美味しいわ』

『うまー!』

『ふふっ、気に入って貰えて良かったわー』

『いっぱいあるから遠慮しないで食べてよね!』


ホワイトデーパーティはとても盛り上がり、

年に一度のパーティを思う存分楽しみました。

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