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スカウター、新発売!

作者: さきら天悟
掲載日:2017/06/07

僕は決意を込めて、スカウターをかけた。

今日が初めてた。

ドキドキする。

これから乗り込みのに、必要だった。


これがないと負ける・・・

僕は自分の意気地のなさを知っている。

だからこそ、情報を集める。

敵を知る、それが勝つコツだと昔から言われている。


スイッチを入れてみる。

対象物がないため、数値が現れない。

この片側のメガネに移る数値を見て、

大きな数値が表示されれば、その時は避ければイイ。

あれ、スカウターっ、知らない?


ドラゴンボールに出て来るヤツ。

敵の戦闘力を数値化する装置。


とうとう発売されたのだ。

国家プロジェクトだった。

国はずっと戦ってきた。

勝つためには有効な手段なのだ。




僕はドアを開けた。

待ち構えていたかのように、こちらを見る。

そして、案内された。



僕は向き合った。


『350』


これならいける、と内心思った。

そして、質量も確認する。

質量も大事だ。

アインシュタインがいったように質量はエネルギーなのだ。

そして、いろいろな角度で情報を集める。

「1.1」

まあ、この程度だろう。


まずこいつからだ。

このスカウターは攻め手の指示をしてくれる。

①、②、③と順番を付けてくれる。




ふと、横を向く。

『9300』・・・

ありえない・・・


えッ・・・

ギャルっぽい女性。

年が多めで、化粧が少し濃い。


まさか・・・


彼女はドンドン片付けていく。

そして、圧勝。

僕と違って、そんなに太っていないのに・・・



そんな彼女を見て、ぼくは食欲を失っていた。

これなら、スカウターを付けなくて良かった。


今日の昼食は500kcalないと、決めていたが。




2022年、日本政府は成人病対策で、

カロリーをリアルタイムで表示するスカウターを開発した。

膨大になった医療費の抑制と新規産業の立ち上げを狙った。

その狙いはずばり当たった。

医療費は数百億円縮小され、

スカウターは日本国内はもとより、世界各国で評判になっていった。



スカウター、絶賛発売中。

塩分の計測も可能ッ!


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