金曜日は生ゴミの日
ある木曜日の夜タカシ君は、長年の夢であった「生身の部分が脳みそだけのサイボーグ」になる決心をしました。
早速タカシ君は知り合いのハカセの研究所に走りました。その道中タカシ君は自慢のサイボーグボディで女子にモテモテなる妄想をして大興奮で半狂乱な有頂天のロックンロールです。
研究所に着いてすぐさまタカシ君はさめない興奮ままハカセに言いました
「僕を生身の部分が脳みそ以外だけのサイボーグにしてください!」
ハカセは快く引き受けてくれました。
ハカセの腕前のおかげでサイボーグ化手術は、一晩で終わりました。
翌朝ハカセはゴミだしをしながら考えました。
「果たしてタカシ君はサイボーグになれたのだろうか?」