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事件か終わり、探偵事務所でお茶をしているアウレリアとルーク。
ウレリアが、ふと椅子から立ちあがった。
「……ねえ、ルーク。私の体質って……役に立つと思うんだ。魔法が効かないなら、魔法じゃ見えないことを見つけられるかもしれない」
ルークはカップを置いて、彼女を見る。
「それはどうかな?アウレリア、危険だ。君の力が知られたら、利用される」
「でも、隠してたら何も変わらないわ。特別な力なのよ? だったら……もっと使わなきゃ」
ルークはも立ち上がると、一歩近づき、低い声で言った。
「君が背負う必要はない。」
アウレリアは唇を噛む。二人の間に、張り詰めた沈黙が落ちる。
そのとき、背後から軽い声がした。
「……おじゃまかな?」
振り返ると、ジュリアンが片手を上げて立っていた。
ルークはアウレリアにしか聞こえないように
「あとで、話そう」
アウレリアも、小さく頷いた。
ジュリアンに振り返るとルークはいつもの笑顔を浮かべて
「なんだい?もう構わないでくれないな?」
いつもより不機嫌そうだ
ジュリアンは申し訳なさそうに
「待て待て!そー怒らないでくれ!
今日は、君たちに…会いたいと言う人がいてね…」
なんとも歯切れの悪い言い方をする
アウレリアはぱっと笑って
「次の依頼人を紹介してくれるの?」
ジュリアンは渋い表情で
「いや、まぁそうしよ」




