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穏やかな冬の日、ルークの事務所でお茶を入れているアウレリア。
潜入捜査雅終わり、探偵事務所で寝泊まりしている、事務所2階にはアウレリアが過ごすには広すぎるほどの住居スペースがある。
アウレリアは一部屋を間借りして、部屋を整えた。またもや、ルークが細々とそろえたがなぜかアウレリアの趣味を分かっていた。
「センスはいいのね」
カーテンや、ベッド、1人掛けのソファも10歳の女の子にしては、落ち着きすぎているとは思うけど、
アウレリアは気に入っている。
可愛らし小物やぬいぐるみはないが、シックなランプやサイドテーブルが並び、和の趣が漂っていた
ルークはああ見えて時間にきっちりしている。
10時になると探偵事務所に来て、紅茶を飲む。
アウレリアはその準備をしている
「助手くん、紅茶の淹れ方が板についてきたね」
ウンウンと頷きながら話ていた。
「それは、どーもありがとう。探偵さんに褒めていただいて。」
アウレリアはハイハイと相槌をかえした。
バーン!
探偵事務所の扉が勢いよく開いた。
仕立てのいいスーツにウールのロングコートをまとった、鋭い眼差しの男が立っていた。茶色の短髪が冬の光にきらめく。




