表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/19

明菜と宮殿事情

明菜は、この部屋で数日過ごしていた。

状況を知るため、侍女のメアリーさんに、話を聞く事にした。なんと男爵のお嬢様ですよ!何故侍女してるの、城で仕える侍女の方は、皆貴族のお嬢様なのだ。嫁ぐ前の花嫁修業みたいなものだそうだ。全部のお嬢様が嫁入りするわけではないようで、女性でもキャリアアップして侍女長が宮殿の中では最高位なんですって。昔日本なら大奥総取り締まり役のような立場。女性の最高位はなんたって<王妃>様その次が王妃付きの侍女長三番目が一般職の侍女長。女性も結婚しないで宮殿で一生暮らす女性も居るのだと。やはり上の地位に成る人は、貴族でも伯爵以上の家柄なのだそうだ。なんだかその考え方は日本の昔と変わらないような気がするんですが?私の常識は通用しない!此処は未知の国、唖然とする。もうメアリーさんなんて、呼び捨て出来ないよ!この宮殿に、お仕え出来る事が光栄なんだそうだ。そしてお嬢様たちのステータスなのだ。そしてこの大陸を治めているのは、アルフレッド・スターレット陛下。竜!竜が人間の王に!竜王様だって、やはり、異世界だ。明菜は、自分が本当に遠い場所に、来てしまったのだと思った。  

竜がこの宮殿に入るのか?不思議な顔をしていたら?竜王様は本当の姿には、ならないそうだ。そうだよね、あのとき見た竜もとても大きくて、荘厳で綺麗な竜だった。あの竜も竜王の仲間なのかな。


竜王様は、何時も、人間のお姿をしておられて、見目麗しいいらしい?

侍女が、お目に懸かれるのは、余り無いらしい。じゃ私が会うことは、確実に無いわけだ。良かった。王でも中身は竜、怖い物は怖い。

三年に1度の建国祭には、各国の国王と要人を招き祝賀会が、催しされるらしい。その時は町中とても賑やかで、宮殿の中も人が溢れて、上の人も下働きの者も、目がまわる程忙しく。猫の手も借りたい程の多忙で、城の中も町中、盛大にお祝いされて、夜には花火も上がるそうだ。

その、建国祭が今年行われる年で。メアリーお嬢様は嬉しそうに、話してくれた。メアリーお嬢様は多忙でも、きっと楽しみなのね。

今の竜王の2代前に、1度人間の王様が統治されたそうだが、その時、戦争や災害が起こり、人々はみな疲弊し困窮した。それでまた、4カ国の王が集まり、竜の王を迎える事になって、今日に至っているそうだ。

だから、大陸の皆が竜王様を尊敬し、また崇拝してるのね。


でもメアリーお嬢様は、心配している。今の陛下には、まだ王妃が居ないこと。宰相さまが、大陸中の見目麗しい女性を、毎年宮殿に呼んで、舞踏会を開いて、交流してもまだ、お眼鏡に適うお方がいないから、在位は後五十年しか無いので、宰相様は焦っておられるんだって。私の常識では付いていけない。私から見れば、五十年は長いよう。竜王様は長生きなの!今、一体年いくつなの?・・明菜には何もかも信じられない世界。益々一人ぼっちだと実感する。でも、メアリーお嬢様は、私の友達になってくれた。庶民の私には、身分違いの友達だよ。でも、初めての温もり。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ