表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/200

第四話 主人公、異世界生物から逃げそびれるのこと。

意識は一気に覚醒した。


奴が後ろから忍びくることが確定した今、のんびりしているわけにはいかない。奴の接近を確認することなく、駆けだした。


森の中は思ったよりも走りにくい。


蹴躓いてころんだ。

すぐに起き上がって駆け出す。


おっとっと、足下がおぼつかない。


ツタ、下生え、倒木。


ひょっとしたら駆けてると思っているのは自分だけかもしれない、が、駆ける。


走る。


息が切れる。


のどがヒュウヒュウと鳴る。


だが走る。



走る。



前方が明るくなってきたようだ。森の境が近いのか。

森から出られるのか。



ならばなおさらだ。もっと速く!


速く!



もう少しだ!



あと少し。



抜けた!




あ。



地面がない。




マジか・・・・。俺はまた意識を失った。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ