歩み寄る不穏
アメリカに併合された満州、並びに朝鮮半島では多くのアメリカ人が入植。
そして(別の時代のK国)に相当する地区をアメリカはユダヤ人に譲り渡したのだ。
新ユダヤ国として多くのユダヤ資本が半島に集まり、欧米資本も満州に集中。
そこで面白く無いのがソ連。
同じ共産勢力の中国を巻き込み第二次満州事変が昭和13年に勃発。
やはり前史の盧溝橋事件と同じく・・。
アメリカはもちろん知らぬ存ぜぬだが軍事衝突は当然発生。
今回はソ連も充分な準備をした事で多くの戦車、戦闘機、爆撃機を投入。
さすがのアメリカも雲霞の如く投入される戦車や戦闘機には驚いた。
そして日本を頼るのだ。
「頼む、友人の日本よ。満州を守るために義勇軍を出してくれ!!」
WHからのホットラインが政府に入り、お客様の悲鳴と言う事で海軍航空隊は義勇軍を編成。
新鋭機96式艦上戦闘機を投入。>堀越技師の新作。
13粍機銃を主翼に二門ずつ搭載し最大時速500kmを出す零戦の母体機となる。
義勇兵は一旦、軍を除隊扱いとし米軍に志願する形でアメリカ国籍の96式艦戦で出陣。
多くのパイロットがこの義勇軍で戦闘経験を積む事になる。
グラマンF3Fが引き込み脚の複葉機なのに96式艦戦は低翼単葉と近代的戦闘機。
性能も抜群でソ連の新鋭機イ16を軽く追い回す軽快な機として米軍から羨ましがられる。
「Mrヤマモト、我が海軍にも貴国の新鋭機を回して頂けないでしょうか?」
ホットラインが入ったと聞き、対応した五十六は「モチロンです。お買い上げありがとうございます。」と大喜び。
一機20万で売れるのだ。>原価10万です。当時のレートで。
補充用と輸出で国内の戦闘機市場は大賑わいとなり中島は輸出工場として多くの96を生産。
母工場の三菱は次の試作機、12試を生産開始。
強力なP&Wエンジンをコピーした火星エンジンを搭載し時速600km、
航続距離タンク無しで2000kmと前史の紫電改並みの性能を発揮する。
満州で戦闘を経験したパイロットは5機以上を撃墜したら除隊させ帰国。
国内の予科練の教官となり経験を伝える事になる。
日本の後押しと輸出でさすがのソ連も枯渇し第二次満州事変は終息。
ソ連はシベリアをアメリカに譲渡する事で講和。
ソ連の不満は国内で貯まりやがてドイツ、イタリア、ソ連の三国で同盟を組み・・。
昭和14年、ポーランドに侵入し第二次世界大戦が勃発するのだ。
駆け足で第二次大戦まで書きます。
次回からは五十六視点に戻ります。




