米帝 開戦ス!!
それは突如だった。
昭和16年12月8日未明。
満州を飛び立った空の要塞、B17の大編隊は無断で国境を突破し新潟を襲う。
米帝の牙を剥く矛先が日本へと変わったのである。
「長官!!大変です。」
「どうした??」
深夜3:00。
長官寝室をノックもなく副官が飛び行って来たのだ。
「新潟が・・壊滅しました。敵はB17、アメリカです。」
「ナニ!!電探はナニをしてたのだ!!」
「・・弛んでいたそうです。」
・・・何たる事だ。
独ソを破った事で我が軍の規律も弛んでいたのだろう。
即座に全軍非常呼集をかけ、戦闘機部隊は24時間体制を取る。
連合艦隊を再度招集し、米帝に抗議した。
だがアメリカ政府は日本を非難するばかりで謝罪ナシ。
山本は世界に向けて電波を出す。
「1941年、12月8日。
アメリカ政府は満州から我が国を襲い、新潟を壊滅させました。
許せざれる事ではありません。
断固として抗議しましたが彼等から謝罪はなく、我が国は・・。
米国と開戦する事を決断します。
この放送を終わると同時に我が国は米軍に反撃開始します。」
大戦が終了したばかりなのにアメリカの卑劣な奇襲で山本の故郷、新潟は壊滅した。
>B17の200機編隊が襲ったそうだ。
レーダー員は居眠りしてて気づかず。
もちろん彼は解雇され、島の配備に附かされる事になった。
艦隊はまずはウラジオストックを奇襲。
アメリカ東洋艦隊は出撃してたので湾で沈める事は叶わないが、母港を壊滅させ帰る場所を無くす必要はあった。
次に遊弋してる敵艦を求め日本海からアラスカ方面を偵察すると・・。
米東洋艦隊はトラック島を目指してた。
さすがに本土を襲う勇気は無かったと見え、前進基地を潰して真珠湾に帰る予定だったのだろう。
だが発見した以上、見逃さない。
ココで消えて貰う!!
「長官、敵艦隊はトラック沖に居ました。」
「ヨシ、出し惜しみ無しで潰せ!!まずは東洋艦隊に消えて貰おう。」
連合艦隊は全速で敵との距離を詰め艦載機を全て出撃させた。
空母8隻からの全力攻撃はさすがの東洋艦隊でも抑えきれず怒涛の攻撃で壊滅するのである。
また満州や朝鮮、シベリア基地は新鋭爆撃機、一式攻撃機で絨毯爆撃をし在B17を全て殲滅。
満州の一般人には危害を加えぬが基地内居留者に付いては責任を負わぬと前もって国際宣言してある。
米帝との闘いが始まります。
アメリカはお山の大将が好きなので日本が許せなくなるのです。




