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人格形成は環境のせいで93

こんばんは。

今日もまったり書いていますが、鬼滅見ながらですね。

小説、おいおいテレビ見ながらかよと思う方もいらっしゃるかと。


ふっ(笑)

煉獄さんは特別です。


すみません。こんな私ですが応援よろしくお願いします。書くことは一生続けるので、応援、反応、誤字(こいつはまぁ、見逃してください)よろしくです。

        ※


 自分の四肢は思うように動かない。指の一本すら持ち上がらない状態で私は目覚めた。

 果たしてアセスに戻れたのかどうか。

 瞼を上げて視界を確認したいし、自分の身体がアセスなのかどうかを今すぐにでも見たかった。


 ピクピクと瞼を持ち上げる筋肉に力を入れることに全神経を注ぎ、私は眉根を寄せる。

 ゆっくりと光が差してきた。久しぶりに天を仰いだ眩しさが、瞳に入り込んできて、私はその眩しさに目を細め、やっと生きていることを実感した。決して目を閉じないという意志を強固にしながら、私は目の下に皺を寄せながら、周囲の状態を確認しようとしていた。


 そして鼻先が触れるくらいの距離に人の顔があり、驚いて再び目を瞬かせる。

「アセス!」

 身体中が揺り起こされる激しい感覚を肩に感じたかと思うと、私はよく知ったエメラルドグリーンの瞳の中に瞳孔が揺れるのを見ることになった。


「アセス!!」

 強く名前を呼ばれ、起こされた身体の上部で首から上がぐるぐると世界が回る。

 思考がまとまらないでいる間にサナレスは、「妹を呼んでくれ、アセスが! アセスが意識を取り戻したと」

 そうか。

 リンフィーナはここにはいないのか?


 彼の言った言葉で私は少し安心する。

 こんな情けない姿、彼女に見せたいとは思わなかった。目の焦点が合わない、自由に身体を動かせない頼りなさを彼女に見せるわけには行かない。まして恋敵となったサナレスに抱き抱えられている姿など、彼女に見せてなるものかと、自分の身体を覚醒させようとする。

 覚醒しろ。

 早く目を覚ませ。

 私は自分の身体に命令し、滞ってていた血液の流れを再開する。


『手伝ってやろう』

 人外の声は木杉のもので、彼が自分の体の細胞の一つひとつに急激に号令をかけたようだ。ドクンと心臓が跳ね、私は何かに感電したかのように瞼をばっちりと開いて上半身を起こした。


 ごちっ。

 そうして私を覗き込んでくるサナレスの額と私の額が勢いよくぶつかって、それでも私たちは痛みよりも先に真っ直ぐに視線を合わせた。

 この状況、どうしてサナレスなのかと不平に思うくらいの至近距離で、サナレスと私は互いの視線と、そこに宿る魂を確認し合う。


「急に起きるなよ! 石頭」

「何言ってるんですか? やっと目覚めたのに、息がかかるほどの距離にいるのがどうして貴方なんですか……?」

 互いに互いの存在を確認した瞬間、口に出たのは毒舌だった。


「はぁ? こっちは毒を飲んだお前が心配で、毎日毎日様子見に来ていたんだよ」

「そんなこと頼んでいませんよ。私は毒には身体を慣らしていますからね、全然大丈夫です」

「大丈夫というわりには、ずいぶん遅いお目覚めだったよな」

「少し手間取っただけです。想定内ですよ」


 私が発する言葉にサナレスは眉を下げながら応戦してくるが、彼が私の肩におく手が小刻みに震えていた。

「歳ですか? ずいぶん涙脆くなったのですね?」

 私はサナレスのエメラルドグリーンの瞳から涙が溢れるのを見て、首を傾けて口の端を上げる。そう言うとサナレスは私の頭を引き寄せて、彼の肩の上に置いて彼の顔を見えないようにしてしまった。力も戻らず、本来腕力では彼に敵うことがない私は、諦めたように彼の肩に顎を置いてしばらくじっとしていた。


「私たち、恋敵になったんですよね? それなのに貴方、ーーどうしてそのまま……サナレスなのです?」

偽りの神々シリーズ紹介

「自己肯定感を得るために、呪術を勉強し始めました。」記憶の舞姫

「破れた夢の先は、三角関係から始めます。」星廻りの夢

「封じられた魂」前・「契約の代償」後

「炎上舞台」

「ラーディオヌの秘宝」

「魔女裁判後の日常」

「異世界の秘めごとは日常から始まりました」

「冥府への道を決意するには、それなりに世間知らずでした」

シリーズの8作目になります。


 異世界転生ストーリー

「オタクの青春は異世界転生」1

「オタク、異世界転生で家を建てるほど下剋上できるのか?(オタクの青春は異世界転生2)」


 異世界未来ストーリー

「十G都市」ーレシピが全てー

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