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10話(おまけ)


                 10 (おまけ)


 その後の咲彩は、出産1年後に、職場復帰して、そのさらに2年後に入社してきた、女子事務員とも良い関係になり、男前な姉御肌と言うのがふさわしくなる程、後輩の面倒見が良く、特に近いうちに結婚する後輩の、希 宇来と 藤堂 朝樹の結婚も間近に迫ってきている事もあり、そちらのほうも既婚者としてのレクチャーをしている。



 特に、入社当時は、見た目が地味子キャラだったのを、咲彩と祥太をめぐり合わせたあの事故の後の、傷隠しのため、必死に学んだメイク技術を生かし、宇来を見た目の地味から、超美人に変身させた。

 元々素材が良かったため、宇来はアッと言う間に、激変するほどの美人に変身させた。


                △


 高校からの親友の高頭 莉子は、あのまま祥太の同僚と付き合い続け、咲彩たちとは一年早く結婚し、咲彩の娘 留美よりも一年早く男児を出産し、今でも良い関係を保っている。 育児をしている点でも、良い育友いくゆうだ。

 この子供二人を将来は結婚させようと計画している。 だが、超親バカの祥太は、娘が可愛すぎて、その話になると、機嫌が悪くなる。その機嫌を元通りにするのは大変だが、最近は祥太の機嫌を取るには、夜、夫婦で仲良くなる事が手っ取り早くなると、学習した。 咲彩の色気作戦だ。


 またその後、藤堂 朝樹と、希 宇来の結婚が決まったのだが、大きな結婚式は宇来が恥ずかしいという事で、特に近しい両親族のみで行われ、披露宴は咲彩の伝手で、祥太も良く行っている、大学時代からも良く通っていた、居酒屋を貸切りにして、約30人程で、祝いの宴会をした。

 その時の宇来のメイクを、咲彩と、鈴木 愛美が担当して、とびっきりの美人に、宇来を仕上げた。


 宴会後、朝樹の同僚から。

「あの地味子ちゃんが、こんなに超絶美人だったなんて、オレアタックしとけばよかったぁー。羨ましいぞ朝樹」

「はは....。オレは最初から気づいていたがな」

 などと、言っていたのも、後から聞いた事実だ。


 


 主婦も育児にも慣れて、普段の生活も気持ちにも一段とゆとりが出来てきた咲彩は、最近になって祥太が。

「次の子供は、男の子が良い」

と言い出した。


 留美はもうじき二歳になる。 二人目なら今頃が良いだろうと言う、祥太からの提案だった。

 確かに咲彩も、もう一人子供は欲しいとは思っていたが、社会人として復帰して、まだ1年くらい、もう少しこの社会人を味わっていたいと思っていた。

 今のこの職場の雰囲気がとても居心地が良いので、と言うのがほぼの理由だ。


 そんな時、以前結婚した宇来が妊娠したと言う、女子だけの秘密会議で(3人だが)、本人から聞いた。

 愛美も近々婚約すると言っていたので、結婚もじきだろう。 そうなれば、当然子供も出来る(と、思う)。 そう思った咲彩は、特に宇来の妊娠の事が頭をよぎる。

 そうしているうちに、数か月後、愛美は結婚し、宇来のお腹も大きくなってきて、意外に頑張っている咲彩と祥太の二人目だが、それに反して、二人目は、なかなか出来なかった。



 留美も保育園に入り、咲彩も29歳になった頃、ぽっかりと第2子が出来た。


「祥太さん、子供出来た」

 この咲彩の突然の言葉に、祥太はとても喜んだ。

「よっしゃぁー!! やっと出来たー! 何とかこれで、オレも安心出来る」

「なにが?」

 祥太は、自分が一人っ子だったせいで、兎に角は、きょうだいと言う人物がほしかった。なので、自分が結婚したら、子供は2人は欲しかったのだ。

 また、咲彩も一人っ子で、両親からは、特に母親からは、子供が出来難いと医者に言われていて、一生子供は出来ないと思っていた頃の、妊娠と分かり、咲彩の誕生に、両親は両手を上げて喜んだ。

「男女どちらでもいいから、兎に角、元気に生まれてくれればいい」

と思い、その通りに、元気な女の赤ちゃんに、咲彩の両親は、大変喜んだ。



 祥太も咲彩も、そんな過去がある物だから、自分の家族は4人以上になりたいと、思っていた。



 そんな折、朝樹と宇来の夫婦に、待望の第一子で、女の子が生まれた。

 朝樹は兎に角、子供は将来二人で、欲を言えば、男女の産み分けがしたいと、言っていたので、元気な赤ちゃんと言う事で、宇来と共に、二人で大変喜んだ。


 そうしているうちに、咲彩のお腹も目立つようになってきて、産休で休んでいる宇来はいないので、愛美が羨ましそうに。

「いいなぁ、私も赤ちゃん欲しい」

 と言うのが、咲彩に向かっての毎日のボヤキになっていた。


 出産予定日まで、あと約4ヶ月。 だんだん大きくなるお腹を抱えて、祥太と共に、そして、これからも大らかな性格と共に、男前な姉御肌の咲彩は、、毎日を一生懸命に祥太と一緒に生きていく。



 後日談



 この数か月後には、愛美の妊娠が発覚した。

 その愛美の頭を、軽くチョップで2回ほどトントンし、咲彩が後輩の懐妊を、すごく喜んだ事は、奥の自席で見ていた祥太も、微笑ましい眼差しをしていた。




  あとがき


(ふたたび)

 この小説を最後までお読み下さり、ありがとうございました。


 この小説の元になる “結婚したい” のサイドストーリーになりますが、どうしても、男前の咲彩の話をしたかったので、亭主の祥太と共に、書いてしまいました。

 いかがでしたでしょうか?


 いつもの様に、腑に落ちない点が出てくるとは思いますが、そこは ゆるり と、勘弁してやってください。


 一応、“結婚したい”シリーズはコレで完結とします。


 ここまでお読み下さり、ありがとうございました。




    雅也





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