VSゴブリン
ヤバい、緊急事態だ。
現在、黎明望個人に対してゴブリンの集落一つ丸々敵対、間も無く全面戦争開戦です、
回想いってみようか(錯乱)
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そう、今日は日課となっている朝の散歩・・・もとい散策と偵察を行っている時に発見したんだ。丸太を採取していてだいぶ開けてきた拠点前を離れて、死に掛けた川までの道のりの半分くらいの地点まで行ったんだ。ここ数日でだいぶ隠密行動がうまくなって、近距離まで接近して鳴き声の会話を盗聴するくらいなら余裕でこなせる。トラブルが無ければ。
Q.体調不良の時に無理に外に出て、体を冷やして長時間板なら引くモノなんだ?
A.風邪
「ヘィクッショーイズズゥ・・・あっやべ」
今思えば最後の一文は思いっきりフラグだと思うっていうか風邪ひいてんのに何元気に敵に突っ込んで行ってるの?熱でもあんのか?あるんでしたわはいワロスワロス
寒気がするぜ、二重にな!
その後、眠気覚ましに食べられる木の実(クコの実に似ていたので【ヒールクコ】と命名)を食べて酸っぱさに顔をしかめたんだ。爽やかな香りも鼻が詰まっていて、ごくわずかに風味がするような気がする程度しか感じない。仕方がないので寝ようとしたが、寒気と頭痛で寝付けない。
でもそんなことお構いなしにゴブリンの偵察が突って(凸ではない、突撃の略だからな)来て、侵入されたので《ファイアーボール》で焼いて差し上げました。肉の焼き加減はミディアムからウェルダンが好きでミディアムレアまではイケるがレアは無理なんだ、こんがり焼きます。
今日の晩飯ゲット、こちらになります。冷めてるけど下処理に使える香草の種類も増えたんだ、いっただっきまーす。くさ うま
飯食ってる場合じゃねぇ!笹食ってる場合でもねぇ。
そうそう続き続き。
あんまりにも倦怠感が酷かったから、自動で発動する罠魔法を作ろうとしたんだ。
[fire][300][][][ball][]
[fire][300][][][ball][@*sojhr0??-errror]
[fire][300][][][ball][weight-_??-Null]
[fire][300][][][ball][weight>10000]
[error-brain内の魔方陣はweightを検出できません]
[fire][300][][][ball][weight>10000]
[error-brain内の魔方陣はweightを検出できません]
[fire][300][][][ball][]
《ファイアーボール》
違う、普通に発動してるんじゃない。
―――三十分後
[fire][300][][][ball][weight>10000]
自分の血をほんの少しだけ染み込ませた土で魔方陣を描くと、体外に魔法陣があっても発動することが分かった。
15kgクラスの岩を何とかして転がして、上に乗せると―――ボォン
火球に吹っ飛ばされて数センチ浮いた後落下して、大小の破片に分かれた。小さい方の欠片は何かに使えそうなので作成時間2時間半の倉庫に放り込んで今回の成果“5つの[]の最後の[]は発動条件を表す”ということは頭のノートに書きこんで行動を再開したんだった。
違う、そうじゃない。ここまでのくだりはは全面戦争となんも関係ないじゃないか。いや、ちょっとはあるけど。
むしろ結構あったな、脱線してただけで。
・・・そんなことはどうでもいいんだ(開き直り)
1.侵入された
2.撃退した
3.敵対した←イマココ
~~~~~~~~~
完全にこっちから喧嘩売ってるじゃないですかヤダー
えっちょ待って、撃ってこないで!魔法バカスカ打って来ないでぇ!あっ威嚇?まだ気づいてないの?マジで?
・・・・殺ルカ
左舷前方の柵の向こうにゴブリン4体。距離50m。
魔法陣の中心を敵に合わせる。
上‥‥もちょっと左‥‥行き過ぎ右‥‥偏差取って‥‥捕捉!
「GET」
続けて二枚目、三枚目を同時展開。精度はさっきの一発に全部集中力使い切ったんでお察し、連発して牽制威嚇オラオラ掛かってこいやオラァン!?
発動すんの忘れてったwいや(笑)じゃねーよとっとと打たないと気付かれるってかもう気付かれてるかも。
《ストーンバレット》×3
発射!
魔方陣の中央に形成された石の弾が、寸分の狂いもなくゴブリンへ飛んでいく。一発目は正確にゴブリンのこめかみを打ち抜いた。二発目は一瞬遅れて隣のゴブリンに着弾し、血飛沫が飛び散った。狙いをつけてなかったとはいえ偶々急所に当たったのだろう。
〈コラそこの男子!“たまたま”と“きゅうしょ”で股を押さえない!当たったのは足の動脈ってオイオイ結構惜しかったのか・・・〉
3発目は別のゴブリンの方に命中するも、致命傷には至っていないようだ。一気に間を詰めてナイフでで倒す。これで戦況は一対一。
仲間がやられた最後のゴブリンが怒りの咆哮を上げた0.5秒後、ナイフを心臓のあたりに突き刺さって沈黙。試合終了。黙祷。嗚呼諸行無常ナリ・・・
―――――――――――――
そんな感じで丸二時間ほどが経過した。使用した魔法は《ウィンドブレード》《ストーンバレット》の二つだけだったので面白味ゼロの単純作業だった。
安定して倒せるが如何せん数が多くこちらの消耗が激しい。出てくる敵の数も減っているので、ほとんど駆逐し終わったとみていい状況は救いになるだろうか。望には気がかりな点があった。
『おかしい、前に出くわした上位種【ゴブリンウィザード】はおろか【ゴブリンソーサラー】すらまだ一体も出ていていない。』
そう、【ゴブリンアーチャー】【ゴブリンファイター】new!―――こん棒と盾を持っている、前衛特化のゴブリン個体―――クラスの雑魚は出てきているが、一向に上位種は姿を見せないのっだ。
嫌な予感が妄想から現実へと切り替わる瞬間が訪れた。
こちらが魔法を一方的に打ち込んでいるはずなのに、別方向から火の玉が飛んできたのだ。大急ぎで回避するが、服が焦げた。地面に転がって火を消しながら攻撃を避け、さらに敵の様子を少しだけ観察しようと試みるも、視界はグルグルと回って流れていく。
それでも適応できるのが人間の神秘、何とかブレる影を追って数を数えることに成功 (?) した。
『1,2・・おっと・3アチッ・・エート4・5・6?敵は六体だ。えっあっ(察し)あかん奴だこれ』
ウィザード1、ソーサラー5の同時出現である。ボスと取巻だろうか。
「《ファイアブレード》×2!≪ウィンドスピア≫×さぁああ~~~ん!!」
強引にソーサラーを一掃するが、それ以上に強力な魔法がウィザードから放たれて、逃げに徹さざるを得ない状況となった。
―――――――――――――――――
ウィザードがしつこい。全力で拠点へと向かっているが、転びでもしたらすぐに追いつかれそうだ。いや、仮想脚発動してないから足がもつれることはあり得ない、あるとしたらバランスを崩す。転ぶとほぼ同義じゃね?
体力を温存するためにはコストが高いこの魔法は封印せざるを得ないし、今から発動させようとしてもその間にやられるし。
要するに現実逃避したいけど一ミリも逃避できてないってことだ。1行で完結、1本で満足・・・違うか。違うな。うん。
拠点内にエキサイティングに身体をシューーーッ!!顔面を軽く擦ったが気にしてはいられない。
順番が違うのがいけなかったのか?
ついにゴブリンは拠点内に到達し―――――
―――ませんでした。入り口に仕掛けた魔方陣を踏んでゴブリンウィザードは焼かれた。何ともあっけない終わり方だった。
唐突な視点変更はスキル不足の証。どうも、しばこーです。ケースター(K*)を入れておいた方が良かったかな?
完結じゃないよ。更新遅れたお詫びと、今後ともよろしくってことをどうしても言いたくってね。
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コメントしてくれた内容は全部に目を通します。登場させたいキャラとかこんなキャラがいたら面白いんじゃないかとかあったらどしどし送って下さい、ネタが切れかけの初心者です。
こんなとこかな。では、またいつか後書きでお会いしましょう!