第5話「気になる事件」
悪魔神からの脅迫状
5人も死人がでている
この最悪の状態で蒼探偵は、3人の刑事と高松刑事を連れて、浅田刑事の前歴を調べることに
俺は、他の4人の刑事に言った。
「4人には、浅田刑事の前歴を調べてください
俺は、事務所に行って前の事件を調べてみます
少し、気になることがあるので」
俺は、バイクに乗って事務所に戻った。
事務所に入って俺が調べたのは、探偵をやっていた父親の資料だった。
俺の、映像記憶の能力で過去に恨みを持つ人がいないなら、父親が探偵をやっていたから、そこに恨みを持つ人がいるかも知れないと思ったからだ。
俺は、18歳の時に両親がある事件で死んで映像記憶の能力を手に入れた。
つまり、それ以前に恨みを持つ人がいると思い俺は資料を探し始めた。
父親は、いや、今となっては親父だが、優秀な探偵だった。
資料を見たが、恨みを持つ人は確かに何人もいるが今の事件と関係があるとは思えなかった
だが、ある1つの事件が気になった。
9年前の2006年4月26日に起きた事件以来の資料だった。
2006年4月26日、池川44歳の男が何者かによって殺された事件だった。
場所は浜辺。
深夜だったため、目撃者が少なく情報が少ない
よく見ると、未解決のままだった。
そりゃ、親父にだって未解決の事件はある。
だが、俺が気になったのは犯人の予想人数だった。
目撃者の1人の証言に、犯人の人数は4人と書いてあった。
俺はその4人の人数だけで疑ったのではなく、20日の朝、俺を悪魔神の手下らしき人達に襲わせた時のことを思い出した。
その人数は、4人だったからだ。
人数が、たまたま同じだからとゆうこともあるがなぜか気になった。
俺は解剖室の人に電話した。
「もしもし、すみません、探偵の神崎蒼です
俺が襲われた時の4人の前歴を調べてもらえませんか?」
「わかりました」
その後、解剖室の人にも頼んで高松刑事にメールしてそのまま俺にメールしてもらった。
あの4人は、全員前歴に、強盗などをしていることがわかった。
他にも色んな罪をしているが、そこまで重い罪ではない。
だが、その4人が俺のことを殺そうとした
殺人などの履歴はない。
悪魔神はそれだけの、弱みか何かを持っていたのかもしれない。
もし、殺人などを以前にも起こしていたのなら、この事件の犯人なのかもしれない。
そしてさらにもう1つ、気になることがあった
その事件は殺人事件だ。つまり、警察も捜査しているとゆうことだ。
その資料も一緒に入っていたが、その中の警察の名前の1つにある人物の名前があった。
俺は早速、警視庁に戻り捜査本部に行った。
中には沢山の刑事達が悪魔神を調べていた。
浅田刑事の前歴を調べていた4人も中にいた。
奥に、鬼田警視長がいた。
「鬼田警視長、話があるんですが!」
俺は大声で言った
全員が俺のことを見た。
「突然なんだ!叫び出して!」
鬼田警視長も流石に怒っていた。
「そんな言い方やめてくださいよー
鬼田警視長、いや、鬼田さん?」
「?」
他の刑事や高松刑事は、突然、さんづけした事に疑問を持った。
「なんなんだ!俺は上の人間だぞ!」
「とぼけないでくださいよー
俺の事知ってますよね?笑笑」
「なんのことやら」
「10年前、浜辺で起きた殺人事件を捜査していた刑事の1人、それが鬼田警視長、あなたですよね
そしてその事件を親父に依頼したのもあなたですよね
鬼田さん笑笑」
「…。
久しぶりだな、蒼くん」
「お久しぶりです、鬼田さん」
刑事達は未だにわからずにいた。
この物語はフィクションです
実際の名前、団体などは架空の物です
作者の雅 優人です
気になる蒼探偵の親父の事件
そして、鬼田警視長との関係
いったい、なんなんでしょうか