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ソロモン・マジックの使い手  作者: 雨兎
プロローグ
6/15

俺、5歳になりました

突然5歳まで飛びます。

今回も前回同様に説明多い話となってます。

ごめんなさい。





時は進んで、俺は5歳となった。そして、俺は中庭でイポスとともに、魔法の練習をしている。


うむ。確かに俺はチート確定だった。まだ小さいから、たいしたことはできないが、15.6歳の、魔法学校に通える歳になったら、敵なしだろう。


………あ、これはイポス情報な。


そして、気になるソロモン・マジックのほうだが、まだ魔力(マナ)が少ないらしい。何より5歳児の体じゃ、負担が大きすぎて、ヴィネたち悪魔族の八王と呼ばれるやつらをまだ、呼ぶことができない。


バエルは悪魔族の王よりも上らしく、ヴィネが呼べるようになったとしても、バエルは簡単には呼べないそうだ。



《ご主人、強くなったよねっ!》


「まぁなっ!イポスもその内抜くから。俺が逆に守ってやるよ。」


《うお〜っ!ご主人、かっこいい!》



イポスが足もとでいう。

そうだ、ほんと、イポスには驚かされた。まさかあんなに強いとはなぁ……。


悪魔族の中にも、階級がある。

まず、バエル。悪魔族最強らしい。そして次に八王と呼ばれる悪魔。ヴィネはここに入る。


その下が君主。なんとイポスはここらしい。どおりで強いはずだ。それでも君主レベルの悪魔たちとは違い、得意魔法が“未来予知”のため、まだまだ弱いらしい。


その下が公爵。俺はこのくらいの実力をつけたぞ。その下にもたくさんいるらしいが、多分、呼ばないだろう。


なぜなら、俺が一度に呼べる悪魔は2体だからだ。……おっと。2名だからだ。悪魔たちは体ではなく、名と数えてほしいらしい。ふむ。


5年生きててわかったことだが、魔法も、悪魔も、レベルがあるらしい。

簡単に一覧表にしてみたぞ。





特級

バエル、八王。

魔法でいったら世界滅亡レベル。人類では唯一、ソロモン王がここまできた。つまり8000年に1人だな。



上級

イポスたち君主。

魔法は自然災害レベル。人類がここまでいったら、すごすぎるらしい。

1000年に1人、現れるかどうか……という確率。



中級S

公爵レベル。俺もここ。

上級には少し足りないが、自然災害を起こせる。人類は100年に1人は現れるそうだ。



中級A

その他の悪魔たち。

魔法は…うむ、いわゆる風や火というものが、初級より使えるレベル。十分、食っていけるらしいぞ。戦闘に使えるし、ほとんどの人類はここどまりだからな。



初級

魔法学校生レベル。または残念なレベル。だってこれ以上上にいけないって、俺自身じゃないから言えるけど、かなり笑えるぞ?

そよ風や火を起こせるが、まだまだ小さい…という、日常生活レベルなんだと。



んで、適性なし。

こういう場合は魔力(マナ)自体が、体に宿ってないことが多いから、魔法を諦めるべきなんだって。





あ〜、本当、適性なしじゃなくてよかった。せっかくだから、魔法、使いたいもんな。


次は魔法の属性説明な。

属性は全部で7種類。火、水、土、風、光、闇。そして、ソロモン・マジック等の特殊(ユニーク)だ。


火、水、土、風はもう分かるだろ?

エレメントは普通の属性魔法だ。誰もが得意属性がある。基本は得意意外はそんなに上達しないらしいけど、俺は全部得意らしい。全部上達がはやいからな。チート発揮w


光は回復魔法。攻撃魔法もあるらしいが、あまりみたことない。だってイポスから教えてもらってんだぞ?悪魔が光魔法使ってたらやばい。回復魔法なんてなくても、自己再生できるしな。


俺は練習したぞ?魔法書見て。多分、他のやつらより使える。うむ。


闇は直接体に作用する魔法な。あ、回復魔法を除く。身体強化とかはここになるらしいから、かなりの使い手がいる。


正直、闇属性って聞いたら、悪役思い出すよなぁ…。まぁ、直接体に作用する魔法なんだから、某ゲームや、某小説のように、一撃で相手の命を奪うのもある。


特殊(ユニーク)は使役魔法等、どこに入れたらいいのか分からないようなものを指す。つまり、使える人が少ない魔法ってことだな。


なんだか特別な気分だ。

マジでありがとう、ソロモン王の力!




「レム〜!どこにいるの?」



俺がそう思っていると、俺を呼ぶ声が聞こえた。俺は声のしたほうへと、顔を向けた。



「お母様。こちらです。」


「レムったら、またイポスちゃんと魔法の練習?頑張ってるわね。」



俺はなんと、ソロモン王の血筋をひく、この世界の貴族だった。なんでも、王族はソロモン王の直系で、俺の家は傍系……といったところか?



「そうそう、レム。ミカヤ様が来られてるわよ。いってらっしゃい。」



俺は思わず、かたまった。





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