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【第1話 なんだこれ……?】

朝起きたら猫耳生えちゃってた高校生の話です。

1話目です。


この時は知らにゃかった…こんにゃ結末に、にゃろうとは……



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



俺の名前は、中津川 信濃

至って普通の高校生、特に勉強ができるわけでもなく、スポーツができるわけでもない。


「明日は小テストだから勉強しないと、、、にしても眠くなってきたなぁ、、、」


時計を見るとちょうど22時になった所だ、

「そろそろ寝るかぁ」と言いつつ、勉強を進める。

結局眠りについたのはそれから20分後ぐらいだった、、、





〜〜〜〜♫





アラームの音がする、起きよう。

時計を見ると朝6時、さて、朝の支度でもしますか。


「顔洗いにでも行くか」


そう言って洗面台に向かう、そして鏡を見たわけだがー…


「え、えぇ…!? ど、どゆこと?!」


なんと自分の頭に本物の猫耳がついていたのだ、


「な、なんだこれぇ、」


触ってみるとちゃんと神経が通っているようでくすぐったかった、しかも自分で耳の向きを動かせる。


「ほ、本物の猫耳だぁ…」


最初は、寝ている間にカチューシャでもつけられたのだと思ったんだが…

予想とは裏腹に本物の猫耳がついていた、、、


「なんで、?!え、なんで?!、、、」


なんでこうなったか全く検討がつかない。


「何か変な物でも食べたっけ…」


昨日の夕飯や昼飯を必死に思い出すも特に変なものを食べたわけではなかった。


「ど、どうしようか、この姿で街を歩いたら絶対大騒ぎになるし…」


ネットが普及しているこの世の中、どこでどう見られてるかわからない、

学校に行く時間はどんどんと近づいている。


「とりあえずこうするか、!」


帽子をさっと被る、まぁ今は冬なので違和感が凄いんだが、、、


「行ってきまーす!」


俺は、通学では電車を使っている、帽子が落ちないように所々気をつけたが、

通行人にバレることはなく、ひとまず安心、、、

そして、学校の校舎が見えてきた。


「ようやく学校だ、でも、どーすっかな、、、」


学校では授業中に帽子を被る訳にはいかないのだ、

というか怒られる、最悪生徒指導だ、、、


「とりあえずギリギリまで粘ってみよう、、、」


学校という試練をどう乗り越えるかあれこれ考えていると、

自分の教室の前にたどり着いた。


「スーーーーーハァーーーーーー」 

と深呼吸をし、ドアノブに手を掛け思い切って開ける

ガラガラガラガラガラ


「……………」


教室の中を見回すと、クラスの4分の1ぐらいの人がもう登校していた。

スタスタと歩き、自分の机に荷物を置き、席に座る。

もちろん帽子が脱げないよう意識しながら。

まだ授業は始まらないので、ゆっくりと授業の支度をする。


(そろそろ、来る頃かな)

そう身構えていると、座っていた椅子を引き、

スタスタとこっちに歩いてくる音が聞こえる。


「しなのくんおはよっ!」

「あ、あずさ、おはよー」


この、目の前に来て俺の名前を呼んだ元気そうな女子は、岡谷あずさ

髪をいつもポニーテールにしていて、勉強もスポーツもできて、

それでいて自分の自慢の彼女でもある、自分にはもったいないぐらいに凄い人だ。

いつもは彼女と話したいんだが、、、今日だけは話しかけないでほしかった……。

(絶対にバレたら写真と質問責めで、離してくれないだろうなぁ…)

(そして何より彼女なんかに見られたら1番恥ずかしい、、、)


「しなのくん、今日帽子被ってるのー?意外だね、」

「うん…まぁねー、、、」


なんとか誤魔化しを考えないと、、、!


「でも…もう授業始まるしそろそろ脱いだらー? それとも何か脱げない事情があるの?」


(うっ、、、鋭い、何か理由を考えないと、、、!!)


「ひ、雛が!小鳥の雛がこの中に居座ってるんだよ!」


何言ってるんだ俺ええええええ!?、こんなの怪しまれるに決まってるんでしょうが!

まさかの咄嗟に出た理由がそれだった。


「ひ雛ぁ?それなら私も見てみたいな、?」


ほらやっぱりそうなりますよねぇぇぇぇぇ!


「そ、それは出来ない、、、」

「なんでよ」

「なんでよって言われてもねぇ、、、」

「ん?何かやましい物でも隠してるのかな〜笑?」


やばい…! 彼女が変な方向に疑い始めた…!


「早く自白して楽になろうよしなのクン!」


まるでドラマで犯人を問い詰める刑事のような口調で俺に言ってきた、


「う、うぅ、、、それはー、、、」

「んー自白しないならーこうだっ!」


あずさはジャンプして、俺の帽子を取ろうとしてきた、

おいおいまさかの力ずくかよ…。

俺はなんとしても取られまいと必死に避けていたがー、、、

ガサッ

俺の頭から、、、帽子が、、、取れてしまった、、、!


「…………!!」

「え、…猫、、耳、、、?えっ…ええ!?」


あずさはめちゃくちゃ動揺している

まぁ、、、そうだろうな。


「え、、、なんで、、、八坂、、人じゃ、なかった、?!、、、」


「とりあえず深呼吸深呼吸」


そうあずさに、促した。


「ーというわけなんだよ、、、」

あずさが落ち着きを取り戻したところで、こうなってしまった事情を説明した。


「なるほどねぇ、、、朝起きたら生えてたなんて、にわかには信じ難い話だよ。」

「信じ難いも何も、実際に起こってるからね」


冷静に振る舞うが自分もまだ少し頭が追いついていなかった

当然、周りにも広まるため、この事は先生にも広まったが、

一切の事情を話すと先生も、一応納得してくれた、、、


そして、ひと段落して俺はあずさと2人で学食で昼食を食べていた、


「ふう、、、まじで疲れたぁ、、、」

「お疲れ様ー大変そうだね、」


午前中は先生と友達にたらい回しにされてたので俺はめちゃくちゃ疲れていた。


「ほんと大変だったよ、、、」

「それにしても…」

「????」


あずさはニヤついた顔でこっちを見てくる、そう、まるで猫を見るような目で、、、


「めっちゃかわいいよ?」


!?!?!?!?!?


「か、可愛くないだろ、、、」

「かわいいよぉ〜」


恥ずかしすぎる、、、!

照れすぎて顔が赤くなってきたので俺は顔を背けた。

にしてもどうするか、今後の生活に支障をきたすし、早く猫耳が外れてほしいんだが、、、


「どうやったらこの猫耳は消えるんだぁ、、、?」

「私としてはかわいいからそのままでいてほしいけどねw」

「いやいや、もし、この耳がついてることが、メディアに知られたら大変

だよ、、、研究者や新聞記者に追い回される羽目になる、、、」

「確かに、それは私としても困るかも」


何かこうなった原因なんかが判ればいいんだけどなぁ


「全くこうなった心当たりがないんだよなぁー」


あずさはスマホを取り出して、、、


「ネットで調べても、、、出ないよねw」

「出ないでしょ、流石に、」


流石にネットで全てがわかったら苦労しないのだ。

その時あずさが閃いた顔をした。


「本、とかは?」

「本かぁ、、、図書室に行ってみる、?あるかわからないけど」


本ならまだ、この現象について書かれている文献があるかもしれない。

そう考え、俺たちは放課後、図書室へ向かった。

そういえば、小テストだが、結果はまぁ聞かなかったことにしてくr((((((((


図書室へ来た、うちの学校の図書室は小規模だが沢山蔵書があり、参考書、辞典を始め、ラノベや漫画まであるのだ。


しかし、そこで俺らの足は止まってしまった、


「ひとまず来てみたはいいものの、、、」

「どこにあるのかなぁ、、、医療系?古典?それとも民俗学?」

「うーん、、、」


俺も全く見当がつかなかった。しかし、ここから事は急展開を迎える。

とりあえず片っ端から調べようと、本棚の間を通っていた時だった


ドサッ!


「いってて、なんだぁ、、、?」

「しなの大丈夫、、、?」


一冊の本が俺の頭に落ちてきたのだった。


「うん、、、?なんの本だろ」


その本は題名も表紙絵も無い不思議なオーラを纏った本だ。

それをあずさもすぐに察知して、


「なんか凄そうな感じだよ、、、!!」

「開いてみるかぁ」


そう言って1ページ目を開いた

そこに書かれていた本の題名に2人とも唖然とした。



『猫になる為の方法』




初投稿でしたがいかがでしょうか!

この続きはぼちぼち書いてく予定です。

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