直ぐに傷つく彼氏に、私は細心の注意を払いながら接するしかないのか?
直ぐに傷つく彼氏に、私は細心の注意を払いながら接する
しかないのか?
私の彼氏は、“些細な事で傷つく弱い男!”
ちょっと口喧嘩しただけでも、彼は直ぐにメソメソして、まるで私が
彼をイジメてるみたいに見えるじゃない!
これが! 外で彼と喧嘩なんてしたもんなら、、、?
“おい、女が何、彼氏を泣かせてんだよ!”
“女のくせに、男をそこまでイジメて、気が強い女だな!”
“あの彼、可哀想~ワタシが男だったら、あんな彼女と付き合わないのに!”
まあ、それはそれは凄い言われようで、、、!
そこまで私は強い口調で彼氏に言ってる訳でもないのに、彼が直ぐにメソメソ
泣き始めるせいで私は完全に悪者になるわ!
正直! 彼氏になる男は、もっと強い男が良かったのだけど、、、?
最初、彼と会った時は私は彼の “男らしさみたいなところに心惹かれたはず
なのだけど?” 気が付けばいちいち細かく繊細で、しかも心が傷つきやすく、
彼をどうしたら傷つけないで一日一緒に居れるのかと考える日々。
彼に何か言うと? “どこに地雷があるか分からないから石橋をたたいて橋を
渡るみたいな事を私はしなければならない!”
彼の機嫌を取りながら様子を見て、彼が傷つかない言葉を選びだし彼に優しく
話しかけるように私はなったわ!
凄く面倒くさいけど、彼と付き合ったおかげで私は職場では“女神”という
あだ名がついたわ!”
彼氏に話しかけるような話し方で職場の人にも話すようになったから、
私の傍に人が集まるようになったのよ。
会社の社長にも“本当に良くしてもらって、、、!”
月曜日の朝、会社の社員に全員の前で、社長がこんな事を言ってくれたの!
『“これからは、藤田さんを教訓に人に優しく思いやりを持ち丁寧な言葉遣い
で人と接するように、分からない事は藤田さんに直接聞いて勉強してください!』
【はい!】
『“これからも藤田さん、よろしくね!”』
『・・・あぁ、はい、』
・・・もう、何が何だか分かんないんだけど?
この彼氏のおかげで、私は職場で凄く重宝されているの!
“優しい気持ちは伝染するみたいで、私を見て他の人にも優しくしよう
と想ってくれている人が増えたみたいだし!”
『でも藤田さんって? なんでそんなに優しいの?』
『“今の彼氏のおかげです!”』
『彼氏さん?』
『・・・最初、彼と付き合った時は嫌な事ばっかりだったけど?
直ぐ口喧嘩とかしたらメソメソ泣くし、私が悪者で凄く嫌だった。
でも考え方を変えたら? 今ではこんなに良くしてもらって、なんだか
嘘みたいな感じですけど、凄くいい事してるのかなって想います。』
『まあねぇ~藤田さんを見習うってさすがのワタシもそう想うわ!』
『俺も! 少しは人にいい事しようと想えたのは藤田さんのおかげだし!』
『・・・わたしもかな、藤田さんみたいな女性になりたいって
思ってます!』
『ありがとう。』
『でも? その彼氏のおかげって? もう少し男なら強い方がいいわね!』
『・・・まあ、少し頼りがいのある男性に彼にはなってほしいんですけどね、』
『“でもステキな彼氏さんですよね!”』
『そうかな、そう言ってもらえると私も嬉しいけど、、、。』
『ステキです!』
『ありがとう、家に帰ったら彼に伝えておくね! きっと喜ぶと思う!』
『じゃあーお昼からも仕事頑張りますかー!』
『そうですね。』
『今日も頑張れそうです!』
最初、彼と付き合った時は私は直ぐに彼と別れるつもりだった。
こんなに繊細で傷つきやすい男性とこのままずっと付き合いきれないと
思ったからだ!
直ぐに私はギブアップと想い、別れるだろうと思い込んでいた。
・・・でも? 彼と付き合った事で気づいた事もたくさんあるわ!
もっとこうしてたら? 彼に対しても他の人に対しても、もっとやり方
次第で相手の事を想い傷つけない方法を探すようになったからだ!
“自分の事のように相手の事も考えられるようになった。”
満更、彼と付き合ってマイナスばかりどころか?
プラスになる事ばかりと気づかされたわ!
だから! これからも彼を大事に私が守っていこうと思うの。
自分のお腹を痛めて産んだ我が子のように、彼をこれからも甘やかし
大事にしていきたいと私は思っているの。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。