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女装女子  作者: 新規四季
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その後、一緒に本を選んで買った。

こんな買い方初めてだ。

でも、なんだか新鮮で面白かった。


「お腹すいたな、空いてない?」

「ん、確かにねー。ラーメンとかでいい?」

「いいけど、本当になんというか女の子らしくないね。変わってるってよく言われない?」

「あんまりー。変かな」

「言い方悪かった、ごめん。行動を縛るつもりも、否定するつもりもないよ。自分の中の女の子像と違うだけだもの」

「なにそれ。ねぇ、野薔薇姫は女の子に何を求めてるの?」

「イメージね、あくまでイメージ。甘いものが好きで、優しいとか、かな。言ってて変だとは思うけどね」

「ふーん、で、俺はどう?」

「どうって?」

「印象とか?」

「カッコイイ」

「そっかー」

「あの店でいい?」

「いいよ、野薔薇姫は決まってる?」

「並びながらかなー」

「じゃ、先に席だけ取っとこう」

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