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コラム「キャンプ場はどこにする?①~料金体系」

泊「ほむ。これ、本編でも愚痴りましたけど、キャンプ場の料金って本当にわかりにくくないですか?」


ソロ「ああ、本当にわかりにくいと俺も思う。料金制度がまったく統一されていないせいだ」


泊「キャンプ場検索サイトとかで探していて、表示されている値段を見て『おお、安いやんけ!』と思っても、詳しく見ると追加料金がいろいろかかって『全然、安くないべさ!』となって困るのですよ」


ソロ「きみはどこの人なんだ……。でも、その通りだな。ホテルなら一泊いくらで、食事があるかどうかみたいなぐらいだけど、キャンプ場の料金制度は本当に千差万別。初心者のためにも、もう少し統一して欲しい気もするが、逆に自由だからこそお得なプランもあるので難しいところだな。ざっと例を書き出してみよう」



●フリーサイト

 ・入場料(施設使用料/一名ごと)のみ

 ・入場料(施設使用料)+一名ごとの料金(大人と子供で違う場合が多い)

 ・入場料+一名ごとの料金+施設保全費(ゴミの処分代等)

 ・施設使用料(一テント+一タープ/○名まで)のみ

 ・入場料+施設使用料(一テント+一タープ/○名まで)



●区画サイト

 ・一サイト使用料(人数制限あり/なし)のみ

 ・一サイト使用料(一テント+一タープ/○名まで)のみ

 ・一サイト使用料+一名ごとの料金



ソロ「まあ、これはあくまで例だが、こんな感じでいろいろある。場所に料金を設定する、人に料金を設定する、テントに料金を設定する、それらを合わせるなどだな。さらにテントのサイズは五~六人用等設定されて、サイズが大きくなると別料金というのもある」


泊「ほむ。価格の幅もすごいですよね。無料や一〇〇〇円程度のところもあれば、一万円近いところもあるし」


ソロ「あと、オートキャンプサイトと書いてあっても、駐車場代を別にとるところもあるからな。ホテルなら『高ければいいホテルなんだろう』というのはだいたいまちがっていないが、キャンプ場はそうとは限らない。同じような環境や設備でも値段が大きく違う場合もあるんだ」


泊「ほむむ……。本当にややこしい。それにあれですよ、あれ。『ハイシーズン』ってやつ。アレがさらにややこしくする」


ソロ「だな。言い方はキャンプ場によって違うか、いわゆるハイシーズンというのは繁忙期だ。夏休みの季節、ゴールデンウィーク、その他連休とかだ。これはホテルなどにもあるけど、キャンプ場の場合はだいたい冬場はオフシーズンで安いところが多い。そもそも冬は営業しないところもあるしな」


泊「これで価格は変わりますよね。この料金設定も細かくレベルがあるキャンプ場もあれば、そもそもハイシーズンの設定さえないところもあるし」


ソロ「それから、キャンプ場の検索サイトなどで最初に出てくる料金は通常の料金が出てくる場合が多くて、実際に申し込んでみるとハイシーズンが数倍の値段なんていうこともあるから、ちゃんと調べないとだめだ」


泊「ほむ。ソロキャンプだとやはりフリーがお薦めですよね?」


ソロ「そうとは限らないが、『一人当たりいくら』という料金設定だけのフリーサイトは確かに狙い目だ。あとさほど多くはないが、フリーサイトや区画サイト問わずにソロキャンプ用のプランを用意してくれているキャンプ場もある」


泊「おお。それはいいですね」


ソロ「キャンプ場の料金がわかりにくいときは、直接電話して確認してみるのが一番だ。あと電話での応対で、キャンプ場のサービスレベルもわかるしな」


泊「ほむほむ、なるほど」


ソロ「ちなみにコラムではしばらく、キャンプ場の選び方を紹介していくつもりだ。ただ……」


泊「ん? ただ……なんです?」


ソロ「あまりやり過ぎると本編のネタがなくなっちゃうから、ゆっくりやるそうだ」


泊「毎度のことながら、メタで世知辛い……」


※次回は、2023年05月31日12:00に公開です。

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