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DUSTER  作者: 703
6/13

削る命

-AM7:00-



「…っ」


目を覚ますと自室で横になっていた。どうして

横になっているかの過程は覚えていないが、

DUSTERと戦った後、気を失ってここまで

運ばれたのだろうと容易に想像できた。

部屋の周囲を見回すが、カレンさんはいない。

多分、新しい任務に行ったのか、単純に

ボクといるのが気に入らないかだろう。



「よっと…」


体は動く。随分寝ていたのか頭の響くような感覚と

喉の渇きがするが大したことではない。ハンガーに

掛けられた白衣を着込み部屋を出る。

…すると。



【おきたら、けんきゅう室に行け。】


ドアノブにカレンさんが書いたであろうメモ用紙が

括り付けてあり、この後の予定が埋まる。入社して

から、まだ入ったことの無い部屋はまだあるが

研究室といえば関係者以外立入禁止の重要な部屋。

一体、ボクに何の用があるのだろうか。




-研究室-


前回ボクがDUSTERに襲われた(?)部屋、教習室より

さらに進んだ場所にある研究室。扉は重厚で如何いかにも

重要な部屋だということがわかる。礼儀として

ノックすると少しだけ指の付け根が痛んだ。



「失礼します…!」


「ふぅーんうんう〜ん?」


扉を押し開けて部屋に入ると、考え事をしている

様子の、染めたような白髪・眼鏡・白衣の男性職員と

向かい合うように対面した。第一印象は白髪のわりに

年齢は長官よりやや若く感じ不思議な雰囲気を

放つが、こういった所の研究者と考えれば普通に

感じる…。そういう印象を抱いた。


「視報長官殿から若手の面倒を見るように言われたが

まさか何分も時間を待たせられるとは思わなかった

だが何分で良かったと考えるべきなのだろう私は

忙しい人間だが別に今日は目立った用事も無かった

ことだしそれでキミが今日のお客の清代一君だね

私はここNDSの研究という部門においての責任者

照間知テラシマサトルというものだが本名があまり好きでは

なくてねDr.テラスと呼んでほしいその方がいくらか

明るいし格好いいだろう?よろしく頼むよところで

甘いものとか持ってないかな?キミがもう少し

遅ければ売店まで足を運んで何か買って来るつもり

だったんだけれども」




一字一句、全て理解できたわけではないが

今日は暇で、ボクの面倒を見てくれる担当で

甘いものが欲しいと言うことがわかった。それと

名前はDr.テラスと言うらしい。



「あ〜…、すみません。お待たせして

ちょっと今は…手持ちにありませんね」



「そうか〜残念だフル残念だまぁいいやお客に

本気で強請ねだるほど私も子供じゃないよ今年で35歳だ

それに誕生日はだいたい一ヶ月前に過ぎてしまった

からプレゼントの期待もしてないよ今は与える立場で

あるしね?そういうことだよハジメ君」


思ったより歳を召したDr.テラスは、ボクに微笑み

かけると、近くにあった簡易な椅子に腰掛ける。

ボクの近くにも似たような造りの椅子があり流れ的に

腰掛ける。椅子はギシッと音を立て、ボクを客人

として受け入れてくれた。



「そうだ始めに言っておくが私より奥には進まないで

ほしい一応ここも重要な部屋だからね大切な資料や

実験結果サンプルが目白押しさキミが汚いと言うつもりは

ないけれどミクロな細菌も研究場には入れたくない

まぁNDS退職希望ならフツフツ煮えてるフラスコや

配線剥き出しのSリングに全力ボディプレスをすると

良い恐らくすぐに会社から弾き出されていろいろ

酷い目に遭うだろうけどね」


「…わかりました」


「そうかでは本題に入ろうこれを見たまえ」


「それは…」


Dr.は後ろを向くと、透明な小箱を取り出し、ボクに

見えるよう蓋をしてた。そこには、ボクがヨシノさん

から貰ったSリングが入っており、そういえば

今朝から自分の手元に無いことを思い出した。


「見える通りキミのSスイーパーリングだ厳密には前任の

ヨシノ君が所持していた物だが現在はキミの物と

言って差し支えないだろういやぁヨシノ君も本当に

残念だった最後に自ら試作品であった細胞解放薬の

実験体になりたいと言った心意気まで見事だった

今後彼女のような身体を犠牲にしてくれる社員は

出ないだろうなぁ残念だ」


「犠牲を喜ばないでくれますか…!?」


「おっと失礼したね」


自分でも驚くほど顔が強張っていた。別に目の前の

人間が憎いわけじゃ無い。ヨシノさんは確かに

誰かに強要されて薬を服用したわけでは無かった。

会って話をした時間は、ほんの数分だったが

彼女は自らの意志で、最後まで生き抜いた人だった。

薬や実験のために犠牲になったのでは無い。



「本題に入ろう前回の任務の様子を見せて貰ったが

キミはこれからDUSTERと本格的に事を構える

つもりなのだろう?」


「………はい」


一瞬、昆虫DUSTERに襲われた人達の姿とカレンに

覚悟を追及された時の思い出が蘇り、返答が鈍った。

覚悟…と言うより目的は確かにある。しかし、ボクの

“それ”は果たして抱いて良い目的なのだろうか…?



「そういえばキミの父親は殺人犯だったね確か

キミの母親を殺したんだろ?」


「…!」


なぜ知っている…!?いや、この会社なら何でも

お見通しなのだろう…。しかし、父親アレの話題を

こんなに早く話に出されるなんて…!そうだ、ボクは

あの男とDUSTERに…!


「素晴らしい事に昨日キミの父君はその命を全う

なされたよ最後に国の為になったようだね」


「……え……、え…っ………?」


「洞穴みたいな暗い目で見ないでほしいな気分は

察するよでも申し訳無い国の事だから口外…………

だから………………まぁ……………」


身体の火が突然の風で吹き消されたようだ。ボクが

ここで働こうと思った理由は、母親の命を奪った

あの男に然るべき罰を与えるため。その為に、ここに

逃げたアイツを追って来た。その為に、NDSを学んで

DUSTERと戦っても生き延びる覚悟を決めた。

誰にも言わないで、外界の安定した暮らしを捨てて

戦場に来た。それなのに………ッ!


「………………………聞いているかい!?」


「ッ…!」


「人の話は聞くものだよハジメ君それが厳しい

現実であったとしても知らなくては仕方が無い」


「………すみません。しかし、ボクはどうやら

もう、ここにいる理由が…無いようで…」


「敵討ちする相手がいなくなったからかい?そうか

じゃあこのSリングはもういらないね捨てるよ」


「あ…ッ!」


「そう自棄になってはいけないよ何事も」



「…はい」


Dr.がSリングをゴミ箱に放ろうとした時、あのヨシノさん

顔とカレンさんの悲痛な声が、自暴自棄の頭を

掻き分けて現れた。どうやらボクは自分の意見も

真面まともにまとめられない中途半端者らしい。



「目標を無くしてはいけないよ目標というものは

挫折しても基本的に新しいのが出てくるものだしね」


「そう、ですか」


「そうだとも」



出会って数分だが、このDr.テラスという人物は

どうやら、自分の言葉に疑問が無いらしい。

自分の言葉が、既に約束されているかのように

口から溢れ、不安な素振りが一つも無い。今のボクと

丁度、正反対の立場にいる人物。そう思えた。



「あっそうだ話が脱線してしまって危うく本筋を

見失うところだった私はキミにSリングの使い方を

教える為にここにいたんだよ」


「Sリングの使い方…って、もうカレンさんに

教えてもらいましたけど?


「ああ言い方が悪かった私が教えるのは使用限度と

デメリットの話そういうのはカレン君では教え難い

キミが前線で戦うのもまだ内心は反対らしいし

それに彼女は感覚で戦う人間だから数値的な事を

人に教えるのにも何があるのさ」


「数値的な事…ですか?」


カレンさんはSリングの練習時、数値的な事は

言っていなかった。確かに、良く言えば実戦的な

感覚的なやり方でSリングを教えてくれた。しかし、

まだ、ボクが戦う事を反対してたなんて…。

ボクが前線で迷惑になるのが嫌なんだろうけど。


「簡単に言おう前線でSリングを使える時間は1分だ

威力調節や改造を行えばある程度変更できるけどね」


「…1分」


短いのが長いのか、判断できなかった。モニターで

戦う風景を見ていると、大体それくらいの時間で

DUSTERを倒せている。今更、そう言われても

それが長所なのか短所なのかわからない。



「まぁ丈夫な身体なら良いんだけど最近の子達はねぇ

ー結構な無理してるんだよねぇカレン君はもう

身体ボロボロだし無理も散々してきてなぁ」


「無理、というのは受けた任務の数ですか?」


「それもあるけどSリングを使い過ぎて既にもう

人間としての機能が薄れかけてるんだよねぇ〜

熱心なのは良い事なんだけどさぁー」


Dr.は他人事のように手を後頭部に当てて

踏ん反り返っている。まるで、新聞で不幸な記事を

見てる時のような、関心は持っているけれど

それ以上の感情は込めないような傍観の姿勢。


「詳しく教えてくれませんか!?Sリングって

何なんですか!?社員の身体はどんな事に…!?」



「うん良いよ教えてあげよう折角だからSリングで

使える3つの力の全てを説明しよう」




-火炎-

体温35℃-41℃内で体温1℃を2000℃の炎1分に変換


-溶解-

体内水分を溶解液に変換

約5ℓまでを同量の溶解液に変換可能


-圧迫-

不確定 使用するにつれ身体に変調が起こる

例:身体のひび割れ、脳萎縮、神経暴走



「以上だ解りやすいだろう?」




慣れた手つきでDr.は近くにあったホワイトボードに

文字を羅列していった。それは簡単に簡潔に簡素に、

【人の命を削る】構図を表していた。


「Sリングはね使用者の命を削ってDUSTERを潰す

非常に合理的な兵器なのさ」




兵器というものは基本的に使っている側には無害な物

だと思っていた。使い方に慣れていれば、多少

振動や粉塵を億劫おっくうに感じつつも、敵を一網打尽にし

円滑に戦いを進める事が出来る。そう思っていた。

この考えはボク特有で無く、ほとんどの一般人も

そう思っていると確信を持って言える。だからこそ…

何だ、この会社の兵器は?使っている人間の命を

削り取る兵器?それじゃあ…まるで…!



「社員は…消耗品」


「良い着目点だね」


Dr.は顔色一つ変えず、すぐに返答してくれる。

だが、その返答はボクの望んでいた"同情"だとか

"心配"だとかそういった人道的なものでは無かった。

この科学者の心の一片が分かった。それは、最悪にも

正義感を持った狂人という見解だ…!



「おっと顔色が怪しくなってきたから自己擁護を

させてもらうよ私の作った兵器は確かに変だ

使い手に負荷を掛けるのは可笑しいと皆が思う

だがね白都ここの人間は9割9分が社会的劣等種か

狂ってしまった者のどちらかだ私もそうだ

だが私は一味違い国から特有の任務を貰っている

ここだけの話だが白都の人間達を”間引き"をするよう

申し使わされたんだ」


「間引き…?間引きって………まさか…!」


「流石にわかるね生死の間引きさ大きく2つ

強いモノと弱いモノその境界線を任されている

強ければ生きられる弱ければ死ぬ」


「なんで、そんな!」


「決まってるじゃないか弱肉強食が社会のルール

そしてその法を作るのが国だからだよ」



本当に初めて知った。入社する前に、NDSの事も

白都の事も調べた、ハズだった。だが、こんな

命削りの場所だったなんて…。人を人と思ってない。

システマチックなゴミ処理場だった。



「さて私からの説明はこんなものかな実はまだ

NDSには秘密があるんだが言わないでおこう

そういう事は知る時に知れば良いもっともキミがこの後

ここで生き続けられればだけどね期待しているよ」




「…っ」


Dr.との対談はそこで終わった。頭が重くなり俯く。

視界全部が床で覆われている。対談で分かった事は

当初の目的が潰えた事、このまま前線で戦えば

遅かれ早かれ身体に変調を起こす事…。そう、端的に

ボクは心身共に未来を打ち砕かれた。

廊下を歩く。宛は無いが、何かしていないと

混乱の渦に飲まれて吐き気を抑えられなくなる。

力無く頭を垂れて歩くボクは、後ろから見たら

首無しの男に見えるかもしれない。酷く滑稽こっけいだ。




「やめてくれる?そうやって頭を前に出されると

今にもブン殴りそうになるんだけど」



ボクがズルズルと廊下を歩くと聞き慣れた罵倒が耳に

入る。思わず頭を上げる。そこには腕組みをし

ボクを睥睨へいげいする。相変わらずだ。ボクも相変わらず

その姿を見ると声が出てしまう。



「………カレンさん」


「…何?」


ボクが顔を上げて名前を言うと、カレンさんの

目が細まった。どうやら涙ぐんでるボクに

気分を害したというか…引いたらしい。

だけど不思議とその表情を見ると心が落ち着く。


「なんで泣いてんの?」


「ちょっと…まぁ…」


この会社に入ってから数日、色々な事が変わった。

生活・立場・人間、どれも吐き気がするような

ものに変わった。だけど、皮肉な事に唯一

【カレンさんの不機嫌な姿勢】この初めから最悪

だった事は変わらなかった。だけど、その事が

今のボクには奇妙な安堵を与えてくれた。



「カレンさん…今日の任務は?」


「さっき一匹…あとは別に。呼ばれてないけど」


カレンさんはそう言うと両手をコートのポケットに

突っ込み、深く息を吐いた。息の色は白い。まるで、

寒い所から帰ってきたようなふうに見える。



「…カレンさん、もしかして…寒いんですか?

その…任務が終わったから」


「……なに?」


表情が何かを察したように鋭くなった。明らかに

ボクの真意を読み取ろうとしている。その目に

思わず生唾を飲み込む。カレンさんがこの後ボクに

言いたい事がハッキリと分かるからだ。つまり…。




「何を覚えた?」




-AM8:00 自室-


意識がある中でカレンさんと同じ部屋にいるのは

入社して2日目以来だ。自室に戻った理由は

カレンさんの指示だ。何でかは分からないが恐らく

他人に聞かれないようにする為だろう。



「で、誰から何を聞いた?」


胡座あぐらで座り、高圧的に話を切り出す。部屋に戻った

というのに格好は変わらずコートは着っぱなし

仮にここにDUSTERが現れても対処できるだろう。


「研究室でDr.テラスからSリングの……全てを」


「…そう」


驚いた様子は無かった。ただ、視線を僕から外し

小さく息を吐く。状況を察してしまったから、この後

何を話そうか。そんな感じの表情だった。



「あの…、カレンさん、体は大丈夫なんですか…?

火炎の力は体温を…その、凄く消費して

使うんですよね!?そんな事、毎日やって…!」


「アンタが来る何年も前からやってんの。今更

どうこう考えないわよ。それより新入り。アンタは

どうするつもり…こうなりたい?」


「…ッ!?」



威圧的な眼光をボクから逸らさず、いつも着用する

手袋を外す。…まるで生肉のような赤い腕。火傷が

腕を包み込んでいる。そういう表現が頭に浮かび

ゴクリと生唾を飲む。こんなになるまで、この人は

この仕事をやっていたのか…!?


「最初は熱を出す為に服用する事になる発熱剤と

熱を放出するSリングの影響で毎日、吐き気と

虚脱状態になる。そして、手から出る炎で、手が

焼かれて腕は全て火傷。今じゃあ、もう手は

感覚すら無い部品に成り下がってんの。アンタ

やる気ある?人を捨てて、ゴミと戦う狂人な覚悟が

あるの?普通を捨てられる?」


言葉を吐き捨てながら、袖や服をまくる。まるで

腐りかけのトマトのように肌は赤く、所々裂けて

生々しい白都の英雄スイーパーの本性が目に映る。



「前線で戦うのに嫌気が差して、ここを抜けようと

思った連中も何人か見た。だけど、もう遅い!

自分の体はDUSTERバケモノと同じくらい腐りきって

しまってるんだから。それに気付いて身を投げた

職員もいたわ…。最後に自分自身が死体ゴミになるなんて

虚しい終わり方をしたものよ…」


赤い両腕でボクの肩を握りしめる。目線は徐々に

下を向き、声も威圧的なものから力の無いものに

変わり始めていた。



「前線に出た事とか、Dr.テラスに合わせた事とか

長官達の態度を見てると、もうアンタは"戦力"

として、見られてる…。早ければ次の任務から

前線に出る事になるかも。今度は死にかけじゃ無い

万全なDUSTERと戦う事になる。わかる?…死ぬの。

喰われて死ぬか…使い潰されて死ぬか。命懸けの

ふるいに、アンタは掛けられようとしてる。」



カレンさんのこの表情は…前に見た事がある。

あの時と同じだった。きっと、自分の目の前で

人が死ぬのを覚悟した目。いざそうなった時、自分が

傷付く前に、その最悪なイメージを思い浮かばせて

予防線を張る、見送りの予行練習。




「わかりました。決めました。」


「そう」


「ボクも戦います。ここで!」


「ッ!お前ッ!!…なんでだッ!?」


首が締まる。流石、長年DUSTERと戦った戦士の腕。

怒りに任せた力は、数秒で人を締め上げるだろう。

苦しくて辛いが、これがボクを思っての心配や警告と

思うと心が酸欠になりそうだった。

だが、無理としても言わなければならない…!

あの時、出来なかったチャンスが巡って来たから!



「自分、を、助けッ…たぃッ!!」


「命乞い!?命が惜しいなら、こんな所から

さっさと出て行けよ!」


乱暴に掴んだ腕を振るい、ボクを投げ飛ばす。

肩甲骨と頭を打ち付け、目の前が一瞬赤くなるが

咳を少ししただけで、一先ず落ち着いた。



「昔の自分を…助けたいんですよ!」


「はぁ…はぁ…、昔の…?」


『E2地区にMママル型DUSTER出現。社内の職員は

速やかに持ち場に着くように。繰り返す…』


僅かに顔色が変わった瞬間、無情なアナウンスが

部屋に轟く。カレンさんは、もう一度ボクを見ると

何も言わず、装備を整え部屋を後にした。一人

残されたボクは、やや痛みで重くなった体を上げ

半開きの扉を出た。行き場所は、地獄だ。

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