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影無高校オカ研部!  作者: 宮居 莉雨奈
相談者:守屋 海斗
8/18

鏡の少年[#5]

トントン、と部室の扉が叩かれた。

海斗の事件が解決した翌日の朝。

「はいー?」

瑠唯が返事をする。

部員なら扉を叩いたりはしないはずだ。

「おはようございます。千夏です」

扉を開けたのは千夏だった。

「失礼します」

頭を下げて部屋に入ってくる。

「よく居るってわかったね。しかもこんな時間に」

現在7時半。

部室に居るのは瑠唯と沽榴のみだ。

「教諭から聞きました」

誰がそんなこと、知っているのだろか。今日は誰にもまだ会ってないはずなんだがよ、瑠唯は1度首を傾げた。が、すぐに戻す。

「はぁ…そう。でご要件は?」

椅子を進め、座るのを確認して瑠唯が言う。

千夏はふたたび頭を下げた。

「海斗の件、解決してくださりありがとうございました」

「顔上げて。それを言うためだけに来たの?」

沽榴がアイスティーを千夏に差し出した。

ありがとうございます、と呟いてから、一口飲む。

そしてまた口を開いた。

「海斗の部屋から、暗いじめっとした何かは消え去りました。鏡の方は手鏡サイズで、常に持ち歩くことにしたそうです。それで……」

1度言葉を止める。

瑠唯と沽榴の様子を確認してから続けた。

「私の、後ろにいるの、どうにかしていただけないでしょうか?」


相談者守屋海斗編終了です。

やっとです……。

遂行作業はおいおい……


次の相談者はもう既に部室に来てるあの子です。

彼女の後ろに、常にいる霊。

何を思って、そこにいるのか。


では次もよろしくお願いします。

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