silent night
かけた言葉の重みが
君の胸を締め付けてる
僕が零した涙も
今は涸れ 跡があるだけ
あの悲しみを分かつのは
君以外いないと
決めつけ 心殺してた
夜に紛れ飛び交う蝙蝠のように
ざわめき羽ばたく胸の悲しみ
月夜に君との思い出を重ねて
未来を目指せるのはいつの日か―――。
閉ざされた夜を
この腕で抉じ開ける
投げた言葉の早さが
君の心を突き刺す
僕が零した哀切
誰が彼? 跡形もなく
あの愛しさを受けるのは
僕だけでいいと
閉じ込め 繋いだ手を
朝に向かって飛び立つ鴉のように
劈き滑らかに舞う胸の苦しみ
朝焼けが二人に影を落として
未来を焦がしているのだろう―――。
飛び込んだ明るみを
この腕で閉じ込める