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～戻り続ける～

「おいお前！覚悟は出来ているのか？！」

聞き覚えのあるフレーズだった。

そうか！これは4日目の朝の。

まさか殺されるのは夢だったのか？

そして決戦の時相変わらずコンパストライフに瞬殺された。

「おいお前！覚悟は出来ているのか？！」

やはりそうだ！

ここで蓮はいくつか気づくことがあった。

それは自分がタイムリープにより何度も何度も同じ事を繰り返していること。

そしてシナリオを書き換えるつまり前の死因さえ避ければ生き延びる事が出来ることを。

この事に気づいたのはとても大きな事だった。

前の死因を回避し何度も何度もやり直していく。

その中で奴について気がつくことがあった。

やつは分身体で攻撃していること。

それは繰り返していく内に運良く見たことだ。

前の死ぬ直前に奴の体の中に大量の分身がいた事そして分身隊の尻尾に攻撃すると本体に直接的なダメージが入ること。

この事を説明し理解してもらうというシナリオはとても作ることが難しかった。

だが一人の科学者はそれを信じとある薬の開発に成功したことを打ち明けたのだ。

その薬品は……