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私の帰る場所  作者: 常盤周
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4

あれからまた本を読んでみるけど、冒険者になって旅するとかダンジョンに行くとかでやっぱり攻撃魔法が多いな。

あとは従魔とか。

動物を飼った事がないから世話の仕方もわからないし、森に動物がいるから見るだけでいいかな。

明日から魔法の練習しよう。

イメージが大切って言ってたからね。

妄想…いや、想像すれば良いって事だよね。

私が必要と思ったら作れるのかな?

生活魔法…

うん、すぐには思いつかないね。

とりあえず鑑定と無限収納、防御と回復かな。

焦っても仕方ないし、とりあえず頑張ろう!


そう決めて時計を見ると5時を過ぎていた。

ちょっと早いけどご飯作ろうかな。

ご飯はタイマーをセットしているから

生姜焼きにサラダとお味噌汁。

料理は得意じゃないしレパートリーも少ないからこんなもんでしょ。

少しずつレパートリー増やすよう頑張るつもりだけどどうかな。ネットでレシピ探すしかないよね。簡単で美味しい料理があればいいけど。

外食するお店はないけどインスタント食品ばかりじゃねぇ。

自炊の方が財布にも身体にもいいんだよね。

無理しない程度に頑張ろう…

多分…頑張れるよね…


あとは梅を片付けなくちゃ。

一般的にはホワイトリカーなんだけど私はブランデーで作ったのがコクがあって好きなんだな。氷砂糖も蜂蜜とかにかえて。ウィスキーでも作れるらしいけど、まだ作った事はない。

両方作ってみようかな。

あーでもウィスキーないや。

仕方ない。

ウィスキーで作るのは明日だね。

じゃあ梅ジュース作ってお風呂入ってご飯食べよう。



食事の片付けが終わりウィスキーと梅、他諸々を注文する。


ヒュン


早い。

ありがとう神様。




翌日も梅仕事を終わらせて外にでる。

今日も天気だ。

えーっとイメージするだけですぐ使えるって言ってたよね?

詠唱は省略でいいよね?

口にするなんて恥ずかしすぎる。

ローソクの火のような小さな火をイメージして火と心の中で呟くと指先にポッと灯った。


やったぁ〜‼︎


もっと喜びたいけどまだまだ。

そのまま指先の火を少し大きくしていく。

野球のボールくらいの大きさになったところで火を消す。

攻撃魔法は使えないんだから、大きくなくていい。

他にも水や氷、土、風ができた。

ふぅ〜。

ちょっと休憩。

気がつくとまた動物達が川にきていた。

もちろん私との距離は離れているけど。

のんびりしてたらガサガサッて大きな音が聞こえたとおもったら大きなクマが歩いてくる。

初めてみる大きなクマに恐怖心がわく。

でも先にきていた動物達が逃げずにそのままいるから

大丈夫と言い聞かせながらジッとしてる。

クマは私なんてどうでもいいって感じで川に近づいて飲み始めた。

動物達は仲がいいようでよく遊んでいる。

このクマにも戯れているがクマは好きにさせているようだ。

知らないうちに止めてた息を吐き出す。

もう少しだけ練習してお昼食べよう。

午後から鑑定や無限収納など色々試してみよう。

楽しみだなぁ。







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