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輪廻血戦 Golden Blood  作者: kisaragi
桜の花の五芒星
99/111

知識と運と運命と因果と宿命による五芒星(目録編)

 鏡一狼との勝負は案外、あっさりと終わってしまった。


 やっと千明の作った重箱の中身に興味を持った夜弥は嬉しそうにその中身を吟味している。

 その姿を愁一と鏡一狼は壁越しに背を預けお茶を飲みながら眺めていた。


「さて。次は誰にするんだい?」


 鏡一狼は朗らかに愁一に尋ねる。


「うーん……」

「俺が見るに。何だかんだ言いながら君は結構ストレスが溜まっているんじゃないかな?」

「え!?」

「それは彼女といて、ではなくて。こんなややこしい色々にさ」

「……」


 愁一は最早何も言えなかった。

 次もそうだったら。ぶっちゃけちょっと参ってしまうかもしれない。


「だったら風神と雷神がオススメだ。彼らの魂送師もとても素直な人だし」

「けど……月臣君は……」

「悪くはないけれど……彼は今、上杉と一緒にいる。それに何やら仕掛けそうだ。少々面倒だよ」

「……ありがとう。でもいいの? 君は……」


 愁一は少し戸惑っていた。ある意味もっと混沌とするだろうと思っていたのに。

 それでいいのかと聞こうか迷った。しかし彼の瞳は穏やかなのだ。


 それはもう彼にとっては関係のないことなのだろうか。


 そんな様子の愁一を見て鏡一狼は顔を上げる。


「良いのさ。全てを許した訳ではない。それは彼女が自ら罪の念を感じて言葉にした時に」

「……あの時と同じだね」


 鏡一狼は微笑むだけだった。


「俺は変わらないよ。これからも。何が起きても。俺は核。刀の鉄。けれど君の友だ。また、一緒に遊ぼう」


 そんな言葉に愁一は面喰らう。

 どうやら勝手に警戒していたのはこちらなのだ。


「うん」


 二人は再び手を握った。



 店を出るとすっかり暗くなっていた。夜道を千明と二人で歩く。


「あーあ。全部持っていかれちゃった。残り鏡一狼さんのだったのに」

「構わないさ。彼女が食す気になっただけ大した成長だ。人は食せねば生きられない。食す、ということは何かしらの命を奪い生きると言うことだ」

「……あの」

「確かに俺と彼女は少し似ている。けれど言った通り違うのさ。俺にはずっと君たち暁家がいたんだ」


 千明には鏡一狼の後ろ姿しか見えない。はためく深い藤色の羽織は月明かりに輝く。


「彼女が俺の命を狙うことはもうないだろう。今回はそれでいい」


 翡翠色の瞳は満足そうに閉じられる。千明はぼんやりと、この人は睫毛もミルクティーみたいな色をしているんだな、と思った。


「これからもよろしく」

「……はい」


 それだけだった。


 鏡一狼からすればもっと複雑な感情があっただろうに。言葉はそれだけだったのだ。


「あ……結局、二人にお昼全部持っていかれちゃったね」

「ちょっと早いけど夜ご飯にします?」


 千明の問に鏡一狼はしばらく手を顎の下に当てて考えている。


「ちょっと待って。今日は来客がありそうだ。千明、今日の残りは?」

「言われた通り、二人分」

「これからちょっと楽しいことが起こるよ」


 鏡一狼はくるりと回って楽しそうに言った。


「……え? 何だか忙しいっすねぇ」


 千明は流石に彼のこの未来予知のような言い回しには慣れているけれど、それでも未だに驚いてしまう時がある。


「そういうものさ。ない時は平穏。あれば騒動。大丈夫。悪いお客じゃないから来客用のお茶を用意して貰えるかい?」

「分かりました」


 二人で家に帰る。

 千明は言われた通りキッチンでストックしてあるお茶と途中で買った茶菓子を選んで茶器に乗せる。

 事前に用意して欲しいということはそれなりに大切なお客なのだ。

 千明には茶道の心得はないけれど基礎なら少し分かる。


 その頃、鏡一狼は服装を着替えるべきか悩んでいた。

 そしてその時。


 ピンポーン、とマンションのインターフォンが鳴った。

 二人で作業を中断して鏡一狼の後に従う。彼はドアフォンを使わずそのままドアを開き出迎えた。


「やあ。久し振り」

「……はい。久し振りです」


 そこに立っていたのは沙浄羽雪だった。


「……え、あ??」

「突然、ごめんなさい」


 それはきっと千明に向けられた言葉だ。


「え……あ、大丈夫だぜ」

「玄関で立ち話も難だ。どうぞ」

「お邪魔します」


 彼女は丁寧に頭を下げて一室に足を踏み入れる。


「二人は変わらないね」

「まあね! もう、これ以上どう変化するのか最早気になるよ!」

「だから! そういう冗談にしても冗談にならない事をさらっと言うの辞めて貰っていいっすか!?」

「何で? 面白いのに」


 二人の様子に羽雪はくすくすと微笑む。

 姿は変わらないが、髪型が少し変わっていた。撮影以外は無造作に伸ばされていた髪は毛先が綺麗にウェーブしている。

 服装も女性らしく大人っぽい。

 そして首には細身のネックレス。


 茶の準備をしながら彼女は大学生である事を思い出す。

 二人は相変わらずリビングに向かい合うように座っていた。


「ごめんなさい。連絡もせずに……」

「いいや。分かっていたから大丈夫。君もそう思って連絡しなかったんだろう? こちらに二度手間をさせないよう」


 そんな鏡一狼の言葉に羽雪は微笑んだ。そして千明は二人にお茶と茶菓子を出して鏡一狼の隣に座った。


「すごい。千明君はどんどん腕を上げるね」

「これは最中。今日はちょっと出てたからその途中で買ったんだ」

「それもそうなんだけれど。選ぶ茶器と飾りのセンス」

「どーも」


 そういえば彼女は和菓子が比較的好きなのだ。


「さて。今回はどうやら相談事と見た」

「流石。鏡一狼さん。そうです。実は悩みがあって……」


 彼女は大学の民族学部だったはずだ。最近は今時の大学生らしく忙しそうにしていたと千明は思ったが。


「悩み? 変な男に絡まれている! とか?」

「ううん。むしろそれが無くて困ってる」


『無いんかーい!!』


 千明は全力でツッコミを入れた。

 羽雪は余りにも淡々と言うものだからそれも相まっておかしな話だ。


「ない……君が?」


 そこは鏡一狼。さらりと頷き会話の先を促す。


「全く、ではないの。得に最初はね。色々な人が声をかけてくれる。でも……私……こんな性格で」


 それは二人にも分かるような気がした。羽雪は騒がしい場所は苦手だし、賑やかな場所はもっと苦手だ。


「男性に声は?」

「かけかられる……けど私が苦手な人だったり。向こう側が暗い私に飽きて全然で。大学ではいつも一人」

「なるほど。つまるところ、君に合う男性を紹介して欲しい、と」


 鏡一狼の言葉に羽雪は頬を少し紅く染める。


「……マジか」


 千明は少し驚いた。彼女は冷淡だ。だから男性なんて興味無さそうなのに。


「突然、彼氏とかで無くて良いの。友達でも……」

「ふむ。了解した! この桜小路鏡一狼、全力でお見合いのセッティング、引き受けようではないか!!」


 鏡一狼は謎のポーズ付きで宣言した。


『お見合い!?』


 鏡一狼の言葉に二人は同時に叫ぶ。


「そうだとも。ただの友人、ならばいるだろう。俺だって、千明だってそうだ。我々では駄目だという事だ」

「……そういえば」

「……でも、二人には悪いよ……。だって、……ねぇ?」

「意味もなく、ありそうな事を意味深に言うな!!」

「そう一々反応するから、からかわれるんだ。で、君の方からは何か条件はあるかな?」

「……私?」

「うん。独身男性の知り合いなら結構いるのだけれど。それこそ幅が広くて。力が見える者。完全に扱える者。全く無知な者。君に合う男性、となるとある程度知識ぐらいはあった方がいいと思うけど」

「……でも……私は確かに力はちょっと残っているけれど見えるぐらいだし……」

「無知の男と会話したのかい?」


 また失礼な事を鏡一狼はズバリと聞いた。


「……全く。そうか……そうだよね。私と会話出来る人……います?」

「いるにはいるが極端に霊力が強いぞ」

「……鏡一狼さんより?」

「正しくは並みに、っすねぇ」


 千明は言った。

 鏡一狼が思い浮かべているであろう人々を思い出しても。

 そういえば愁一は独身だったが、どうなのだろうか。


「愁一さんは?」

「そうだなぁ。……羽雪ちゃん。俺からでも別の霊力を感じる?」

「……はい。半端なく強い霊力を感じます」

「その人は……イケメンで力も強い」

「……あの。その……良いのですけれど。そういう人との間に出来た子供が……少し心配です」


「……子供!?」


「なるほど。血統の因果だ。彼女も元々霊能力者。そんな彼女が更に強い力の持ち主と結婚し子を成せば相応の力と因果は約束されるだろう」

「そういう……」

「はい」


 鏡一狼の説明に羽雪は頷く。

 そして思い出した様に最中を一口食べ、おいしい、と呟いた。


「中におもちが入ってる。こしあん」

「そうそう。白あんもあるんだぜ」

「そうなの?」


 そんな様子の彼女を見て鏡一狼は彼女に紹介すべき相手を思案していた。

 どうにも同世代の友人達は確かに力が強すぎる。

 かと言って……。


 そこで閃いた。


「おっと。そうだ、そうだ。彼がいい!!」


「鏡一狼さん?」


 二人の視線に鏡一狼はニッコリ微笑む。


「大丈夫。任せなさい」

「一体、誰を……」

「それは秘密」


 そうして、しばらく羽雪を客室に突っ込んだ。

 色々と言ってはいたが最中各種とお茶が出るとそれらを興味深く吟味している。

 そんな様子を見て鏡一狼は素早くある人物を電話で呼び出していた。


 相手は少し眠そうだったが晩飯が出ると知ると否やこちらに向かってくれる事を承諾してくれる。


「一体、誰が来るんですか?」


 千明は興味津々だ。


 そして、鳴るインターフォン。

 鏡一狼は確認せずにドアを開いた。


「やあ。久し振り」

「久し振り、やない……いや、そうでもあらへんか」

「あ、あーーーー!!!」


 天塚の登場に千明は叫んだ。


「本当にお前さんは色々突然やなぁ。偶然こっちで仕事があって……ってお前さんなら知っとったか」

「今回は可愛い子の紹介、って事で許して!」

「……ええやろ」

「決断早!!」

「千明坊は相変わらず鏡一狼と宜しくやってんのか?」

「だから、そういう冗談にならない事を意味深に言うなーーーー!!!!」


 千明は再度叫んだ。


 彼は天塚司朗。数少ない鏡一狼の力を持たぬ友人だ。力は持たないが霊力は多少、感じる程度には持っている。


 現在は囲碁の専門プロ解説者でその知識と陽気な解説に人気は上々。

 金髪で陽気なのは変わらずだが、彼はチャラいという訳ではない。


「なんや、鏡一狼。ええことでもあったん?」


 そして察しが良い。


「まあね。で、紹介したい子は客室にいるんだ」

「ほいほい」

「それで名前は……」

「ええて。本人から聞くさかい」


 千明はなるほど、と納得する。

 彼なら羽雪と合いそうだ。

 陽気で霊に対して知識も理解もある。


 鏡一狼は彼を客室に通す。


「お、ええもん食うとるやん」


 ここで彼女の美貌に目もくれず茶菓子に目が行く辺り。

 これは当たりだ、と鏡一狼はパチンと指を鳴らし千明に視線を送った。


「あの……ええっと」

「ああ、すまん。ワシは天塚司朗。鏡一狼のダチ。宜しゅう」

「私は沙浄羽雪です。私も鏡一狼さんの友人です……宜しくお願いします」


 二人は向き合い丁寧に頭を下げた。

 その間に千明は天塚の分の茶菓子を用意する。


「おお、これエエとこのヤツやん」

「そっす。お二人供、甘いもの好きでしょ?」

「晩飯は?」

「それは別に。お楽しみです」

「それは楽しみやわ。おおきに」


 天塚は背広を千明に預けながら淀みなく会話を続ける。

 そんな天塚を羽雪は驚きながらも感心しながら眺めている。


「それまで二人でごゆっくり」


 鏡一狼が戸を閉める。

 これなら大丈夫だろう。


「ビックリした。確かにあの人なら大丈夫そうっすね」

「だろ? ただの友人にするにも悪くない相手さ」


 そんな二人の会話を知ってか知らずか。

 天塚は出された茶菓子を楽しそうに吟味していた。


「あの……お酒は……」

「ああ。今日は気分やないねんけど。自分は呑むん?」


 天塚の言葉に羽雪は首を振る。

 それは天塚の予測通りだった。思った通り。めちゃくちゃ美人だけれど、難がありそうだ。

 これが羽雪に対する第一印象だ。

 けれど必死そうにこちらの様子を伺う姿は愛らしい。


「私……その、あんまり会話が上手くなくて……」

「ええて、ええて。ワシは夕食を預かりに来たもんや。気楽にいこ」

「……ありがとう……ございます」


 けれど無茶苦茶美人である事は確かだ。


 さて。どうしたものかと天塚は思案する。

 早々にこちらもある程度霊力を感じると伝えるべきか。

 それとももう彼女は知っているのか。


「あの……。貴方、見えるんですね?」


 悩んでいたら向こうから声を掛けてくれたので天塚は頷く。


「見える、程度やわ。自分は……ワシよりちっと強いな」

「でも……やっぱり見えるぐらいです」

「そか。けど寄って来んのやな。鏡一狼に頼んだん?」

「……え?」


 天塚はスッと瞳を細める。


「自分、もっと強い力があったんやろ? 多分」

「はい。そうです。鏡一狼さんにどうにかして頂きました」

「敬語はええて。多分やけど。そんとき寄って来んようにしたんやなぁ」


 その言葉に羽雪は驚く。


「貴方も充分強いじゃないですか……」

「ワシは知識と自己防衛を鏡一狼と千明坊にちょっち習った程度やわ。半端やと変なもんが寄って来るんやと」

「そうです」

「ふははは、自分、それで苦労した質やん」

「うっ……分かっちゃった……」

「そらな」

「あの……天塚さんは……」

「ワシは困る前に鏡一狼に会ったからなぁ。特に困らんよ。時々、ごっついの連れとる人見るぐらいや」

「どうにかはしないの?」

「必要ないな。そういう人は大体問題あるんやろ。半端者が変に首突っ込むことなかれや」


 と、合掌する天塚を見て羽雪は驚きで目を白黒させていた。

 聞くに彼は元々強い霊力を持っていた訳ではない。

 それなのに。

 様々な知識があり配慮が出来るのだ。


 そんな人がいたのかと驚きしかない。

 そしてなんと会話がスムーズな事か。


「あの……ありがとう。私に合わせてくれて……」

「んー? そんな事はこれっぽっちもないんやけど。変に気使わんでええて」


 天塚は陽気に微笑む。


「あの……」

「その気がないなら速攻でお暇するわ。ダチでええならそれでええよ」

「どこまで鏡一狼さんに聞いて……」

「せやなぁ。ちょっと力持てて対人関係が苦手な子と会話してみて欲しい、って所や」

「うっ……仰る通りです」

「せやから、ええよ。自分の好きにしたらええて」


 数分、時が経つ。

 その間に天塚は一服して自分で近くにある簡易急須で茶を注いでいた。次いでとばかりに羽雪の分のお茶も注ぐ。


 数分後。


「では……結婚を前提にお願い致します」

「そうそう……んぐっ!?」


 予想だにしない言葉に天塚は茶が喉に詰まらせ噎せた。


「ごほっ、……って、マジか!?」

「マジです」


 羽雪は至って真剣な表情だ。


「いや、急過ぎやあらへん? ワシの事ほとんど知らんやろ?」

「いいえ。とても良い人だ、という事は分かりました。……ご迷惑ですか?」

「それは……その……願ったりやけど」


 そして沈黙が数分。

 また驚く事にお互いにこの微妙な間が嫌ではない。

 お互いの事を色々と考えて。何を話そうか考えて。そんな事が嫌ではないのだ。


「私は貴方が仰った通り、力のせいで色々と苦労した。特に両親についてはとても」

「そか」

「そう。だから私が親になる時はね、そういう苦労をさせたくないの。急に……変な話でごめんなさい」

「いいや。……ワシも自分も見える。そら子供も見える可能性が高い。それを心配するんは普通やと思う」

「……貴方ならそう言ってくれると思った」






 そんな二人をこっそり伺っていた千明は内心で「展開早!!」と叫んだ。


 お陰で茶菓子の皿を下げ、前菜を出すタイミングを完全に逃した。

 鏡一狼は愉快そうにクスクスと微笑んでいる。


「……何か知ってましたね」

「いいや。二人共に子供が心配で相手を探すのに困っている、って事ぐらいさ」

「それは……そういう……」

「後は二人次第。夕食はいらなそうだ」

「え……それって……」


「お見合い大成功!!」


 と、鏡一狼はウインクとピース付きで宣言した。


 本当に夕食はいらなかった。

 数時間後。

 二人は仲良く鏡一狼の家を後にしたのだ。


「ふぁー。びっくりした」

「いいや。こういうことは今後ともあると思うよ」

「え!?」

「彼らの言う通り。強き者同士の血統は因果と共に続く」


 彼は月の光を見て意味深に呟いた。


「だから作らない、っていう選択も一つの選択だよ?」

「だーかーらー!! 最近、陽気なのはいいっすけど雑にからかうなーーーー!!!!」


 千明の叫びは再び響いた。

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