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輪廻血戦 Golden Blood  作者: kisaragi
第五章 Last Day Of The Month
38/111

開幕

 




挿絵(By みてみん)




 緩やかに、確実に、元の自分を取り戻して行く愁一。




 しかし、記憶が、心が、体が戻れば戻るほど今の自分が曖昧になっていく。


 ただ、悪を滅し、消去し、そして消え、また悪を滅ぼすだけの処刑人。

 何故、記憶が失われたのか。その記憶を取り戻すべきなのか。




 本当にこのままでいいのか。誰も教えてくれない。考えるのは自分だから。


 苦悩し、答えを見つけるのが本当の人間だと彼は言う。


 果たして愁一にとって英治は憎むべき存在なのか。

 ケイは一体何者なのか。



 生きることは悩むこと。生きることは苦しむこと。地面の上を歩き、搾取し、髪を、爪を、皮膚を、涙を流すこと。

 その循環に意味はなく。何故、人に心があるのか。心があるのは脳であるのに胸に痛みを感じるのだろうか。


 Worry about living. Suffer from living. I walk on the ground and exploit, hair, a nail, skin, shed tears. The meaning cries with the circulation. Why does a person have a heart? Though it's a brain that there is a heart, do you feel the pain in a chest?


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