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36 4月1日 side A

♪本日、ひとり春のバカップルさくら祭 開催中です


更新スケジュール


07:00  あらすじ 36

10:00  あらすじ 37 

13:00  あらすじ 38 

16:00  あらすじ 39

19:00  あらすじ 40

19:00~ あらすじ内 拍手

23:00  ピアノ月面

23:00~ ピアノ内 拍手


よろしければおつきあいくださいませ^-^

 

 私とあいつは、同じ病院で5分違いで生まれた。私が先。蛇腹カーテンが引かれただけの隣合った分娩台で、流れ作業のように「生まれた! はい次!」と処置されたのだと母は笑った。

 たまたま同じマンションで(階は違うが)お互い第1子、専業主婦ということで母親同士はたちまち仲良くなり、私とあいつは毎日一緒に過ごした。そう、3歳までは。

 春になり、私と一緒に幼稚園に通う、と泣いてぐずるあいつを母たちは一生懸命説得した。来年になったら一緒に通いましょう、と。


 私たちが生まれたのは5分違いとはいえ、日付をまたいでいた。他の日ならば問題なかった。しかし、それが4月1日と2日だったのが運のつき──。 私たちは学年で見事に線引きされてしまったのだった。



「先輩」


 私と同じ高校に入学したあいつが、声をかけてきた。何が先輩だ。家じゃ呼び捨てのくせに。

 しかもあいつと同学年の女子の一部が鬱陶しい。誰が“おばさん”だ。これでも私、学年で一番若いんだけど。ていうか高校生で若いとかおばさんとか、バカみたいじゃない? そういうこと言わない方いいと思うよ。


 私はあいつなんかどうでもいいの。先に卒業しちゃうんだから。




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