表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/114

10 icecream lover

 朝から暑い。そうだ、アイスを食べよう買いに行こうそうしよう。気分はストロベリーだったのでパジャマからベビーピンクのカットソーに着替える。ボトムはベージュのショートパンツ。ん、カフェラテとのダブルコーンにしよう。窓をあけて隣家の開いてる窓に呼びかける。

「ねー、アイス食べに行かない?」

 ぼさぼさ頭の男が寝ぼけた半目で顔を出す。

「おごり?」

「おごりじゃない」

 おごりじゃないのに着替えて律儀に外に出てきた彼と、じりじりしたコンクリの上を駅前のアイスショップまで歩く。私は自分の服を指さした。

「今日はストロベリーとカフェラテにするんだー」

「んー……俺もそれにする」

 けれどアイスショップに着いたら彼はチョコミント。あれ? と思ったけど気にしないでいたら帰りに彼の部屋に連れ込まれた。

「こっちのストロベリーとカフェラテ食べる。おごりでいいだろ?」

 そうして私は彼に食べられてしまった。おごりじゃないよ! 



これは以前掲載した短編をさらに短くし少し設定を変えたものです

(現在は検索除外中です)


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ