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秋鋼  作者: MTL2
107/600

事前の作戦会議

あれ…?

何かフワフワする

おんぶされてるみたいな…


…家の近くか?ここ

私は気絶してたのか?

確か、自動車が大男にぶつかって…?それから…?


「;odhfwo8」


「うぉう!?」


「あ、桜見起きたの」

「大丈夫?」


「も、森草!」

「このオッサンは誰だ!?」


「失礼ね!この人は桜見を運んでくれたのよ?」


「えっ!」


「気絶したお前を事故地点からここまで運んでくれたんだよ」

「お礼言っとけ、お礼」


「ど、どうも…」


「@92:bob」


「…?」


「言葉は通じないみたい」

「でも、こっちが言ってる事は理解できてるみたいだし」


「悪い人でもなさそうだしな」


「そ、そうか」

「でも、もう降ろしてくれても大丈夫だぜ」

「自分で歩けるから」


「pn@fniob」


怪我をしないよう慎重に桜見を降ろす大男


「丁寧だな…」


「あ!居たにゃぁ--------!!!」


「「「!?」」」


突然の叫び声

それと同時に、小さな女の子が大男に抱きつく


「探したにゃよ!!何処に行ってたにゃん!!」


「だ、誰だ…?」


「んにゃ?」

「私は利宇って言うにゃん!!」


「にゃんって…」

「可愛いな!」


「にゃ!話の解る人が居るにゃぁ♪」


「よしよし」


利宇の頭をなで回す蔵波

端から見れば兄妹か相当の馬鹿ップルに見える


「にゃう…♪」


「ちょ、ちょっと!蔵波!!」


「ん?」


「何を普通に撫でてんだよ!!」


「いや、可愛くて」


「そ、そりゃ確かに可愛いけどな!?」


「お前も語尾ににゃん付けてみる?」


「馬鹿にするにゃ!!」


「…」


「…」


「…にゃん」


「無理しなくて良いのよ…、桜見…」


「う、うるせぇ!!」


「にゃんは良いにゃよ?」


「…フン!」


「にゃぅ…」


「心配しなくても良いぞ~?利宇ちゃん」

「照れてるだけだから」


「ばっ!?誰が照れてなんか…!!」


「はいはい、その辺にしてね」

「利宇ちゃん、それと…」


「ヴァミタにゃよ!」


「ヴァミタさん?」

「お世話になりました」


「せ、世話になったな!」


「nf;owh」


「ヴァミタの言う通りにゃ!」


「この人の言葉が解るの?」


「にゃん!」

「「どういたしまして」って言ってるにゃん!!」


「大した礼も出来ねぇけどな」

「また今度、上手いケ-キの店でも紹介するぜ」


「面白いゲ-ムセンタ-が良いにゃん!!」


「ゲ-センか!」

「最近、面白いゲ-ムが出たんだぜ!!」


「にゃにゃ!?それは耳寄りな情報だにゃん!!」


「ほらほら、そろそろ日が暮れるわよ」

「また今度会いましょう、利宇ちゃん」


「にゃん!」


「cn@oo」


「ヴァミタさんも」


「じゃぁな」


「ばいばいにゃん!」


「気をつけて帰れよ-!!」


「no@fox」




「ヴァミタ!箱は何処にゃ?」


「npd9」


「にゃ-!大好きにゃん!」


「ndiw@h」


「あの人に会ったのかにゃ?」


「dn」

「ceno;f;ohoncoq」


「そうなのにゃ!?」

「急いで帰るにゃん!!」


「f@nco」



万屋


「何でここに全員集まってんだ」


「だってねぇ?」

「今回の作戦に参加するメンバ-が集まってるし」

「そ、その…、雨雲さんだって…」


「俺がどうかしたのか?」


「な、何でもないですぅ!!」


「?」


「さて、と?」

「鉄珠は(内臓破裂、出血多量のため)軍病院ね」


「蒼空君はそろそろ帰ってくるだろうし」


「友人の見舞いだったか」


「あぁ、そうだよ」


「てか、彩愛はどうしたんだよ」

「楓ちゃんも見当たらねぇぜ?」

「それにNo,3!お前の直属の部下ってのは!?」


「全員、軍病院よ」


「はぁ!?」


「楓ちゃんは力を酷使し過ぎちゃってね」

「彩愛はその付き添いだし、森草ちゃんも波斗と同じくお見舞いってワケよ」


「そうか…」

「…んぁ?[ちゃん]?」


「そうだけど?」


「No,3が初めて雇った部下だよな?」


「そうよ」


「女だったのか」

「意外だな-」


「そうか?」


「何で女なんか雇ったんだよ」

「肉便器?」


「…女性の言葉遣いとは思えないな」


「あ!ご、ごめんなさい!!」

「そんなつもりじゃなくって…」


「[そんなつもり]じゃなくて何なんだよ」


「うっせぇんだよ!屑虫が!!」


「…本当に協力できるんでしょうか」


「不安だね…」




「…本題に入ろうじゃねぇか」


「何でテメェが仕切ってんだよ!!」


「お前か織鶴に仕切らせたら面倒だからだろうが!!」


「…まぁ、否定はしないわ」


「チッ…」


「今の戦力を纏めるぞ」

「俺んトコは俺、馬常だ」

「織鶴のトコは織鶴、火星、蒼空」

「昕霧んトコは昕霧と茶柱な」


「…合計、7人ね」

「微妙」


「大量軍勢っつたって、軍も大幅にゃ動けねぇ」

「で、だ」


くいっと親指を立てるゼロ

その先には雨雲と爆睡している鎖基


「2人は駄目でしょう」

「今回の任務に入ってないし、前回の疲労も溜まってるわ」


「今回ばかりは織鶴の言う通りだぜ」

「雨雲さんも鎖基も行かせるべきじゃない」


「誰が参加させるなんて言ったんだよ」

「コイツ等には助っ人を呼びに行って貰うんだよ」

「主に絵道対策の、な」


「はぁ?」


「そのテのエキスパ-トだよ」

「今から行けば明日の明朝にまでは間に合うだろ」

「送ってやれ、火星」


「お、おぉ」


「誰なんだよ、そいつは」


「元能力研究施設局長だよ」

「今は隠居してるがな」


「…まさか」


「そう言う事だ」

「奇怪神 怪異」

「奴に協力して貰う」



読んでいただきありがとうございました

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