事前の作戦会議
あれ…?
何かフワフワする
おんぶされてるみたいな…
…家の近くか?ここ
私は気絶してたのか?
確か、自動車が大男にぶつかって…?それから…?
「;odhfwo8」
「うぉう!?」
「あ、桜見起きたの」
「大丈夫?」
「も、森草!」
「このオッサンは誰だ!?」
「失礼ね!この人は桜見を運んでくれたのよ?」
「えっ!」
「気絶したお前を事故地点からここまで運んでくれたんだよ」
「お礼言っとけ、お礼」
「ど、どうも…」
「@92:bob」
「…?」
「言葉は通じないみたい」
「でも、こっちが言ってる事は理解できてるみたいだし」
「悪い人でもなさそうだしな」
「そ、そうか」
「でも、もう降ろしてくれても大丈夫だぜ」
「自分で歩けるから」
「pn@fniob」
怪我をしないよう慎重に桜見を降ろす大男
「丁寧だな…」
「あ!居たにゃぁ--------!!!」
「「「!?」」」
突然の叫び声
それと同時に、小さな女の子が大男に抱きつく
「探したにゃよ!!何処に行ってたにゃん!!」
「だ、誰だ…?」
「んにゃ?」
「私は利宇って言うにゃん!!」
「にゃんって…」
「可愛いな!」
「にゃ!話の解る人が居るにゃぁ♪」
「よしよし」
利宇の頭をなで回す蔵波
端から見れば兄妹か相当の馬鹿ップルに見える
「にゃう…♪」
「ちょ、ちょっと!蔵波!!」
「ん?」
「何を普通に撫でてんだよ!!」
「いや、可愛くて」
「そ、そりゃ確かに可愛いけどな!?」
「お前も語尾ににゃん付けてみる?」
「馬鹿にするにゃ!!」
「…」
「…」
「…にゃん」
「無理しなくて良いのよ…、桜見…」
「う、うるせぇ!!」
「にゃんは良いにゃよ?」
「…フン!」
「にゃぅ…」
「心配しなくても良いぞ~?利宇ちゃん」
「照れてるだけだから」
「ばっ!?誰が照れてなんか…!!」
「はいはい、その辺にしてね」
「利宇ちゃん、それと…」
「ヴァミタにゃよ!」
「ヴァミタさん?」
「お世話になりました」
「せ、世話になったな!」
「nf;owh」
「ヴァミタの言う通りにゃ!」
「この人の言葉が解るの?」
「にゃん!」
「「どういたしまして」って言ってるにゃん!!」
「大した礼も出来ねぇけどな」
「また今度、上手いケ-キの店でも紹介するぜ」
「面白いゲ-ムセンタ-が良いにゃん!!」
「ゲ-センか!」
「最近、面白いゲ-ムが出たんだぜ!!」
「にゃにゃ!?それは耳寄りな情報だにゃん!!」
「ほらほら、そろそろ日が暮れるわよ」
「また今度会いましょう、利宇ちゃん」
「にゃん!」
「cn@oo」
「ヴァミタさんも」
「じゃぁな」
「ばいばいにゃん!」
「気をつけて帰れよ-!!」
「no@fox」
「ヴァミタ!箱は何処にゃ?」
「npd9」
「にゃ-!大好きにゃん!」
「ndiw@h」
「あの人に会ったのかにゃ?」
「dn」
「ceno;f;ohoncoq」
「そうなのにゃ!?」
「急いで帰るにゃん!!」
「f@nco」
万屋
「何でここに全員集まってんだ」
「だってねぇ?」
「今回の作戦に参加するメンバ-が集まってるし」
「そ、その…、雨雲さんだって…」
「俺がどうかしたのか?」
「な、何でもないですぅ!!」
「?」
「さて、と?」
「鉄珠は(内臓破裂、出血多量のため)軍病院ね」
「蒼空君はそろそろ帰ってくるだろうし」
「友人の見舞いだったか」
「あぁ、そうだよ」
「てか、彩愛はどうしたんだよ」
「楓ちゃんも見当たらねぇぜ?」
「それにNo,3!お前の直属の部下ってのは!?」
「全員、軍病院よ」
「はぁ!?」
「楓ちゃんは力を酷使し過ぎちゃってね」
「彩愛はその付き添いだし、森草ちゃんも波斗と同じくお見舞いってワケよ」
「そうか…」
「…んぁ?[ちゃん]?」
「そうだけど?」
「No,3が初めて雇った部下だよな?」
「そうよ」
「女だったのか」
「意外だな-」
「そうか?」
「何で女なんか雇ったんだよ」
「肉便器?」
「…女性の言葉遣いとは思えないな」
「あ!ご、ごめんなさい!!」
「そんなつもりじゃなくって…」
「[そんなつもり]じゃなくて何なんだよ」
「うっせぇんだよ!屑虫が!!」
「…本当に協力できるんでしょうか」
「不安だね…」
「…本題に入ろうじゃねぇか」
「何でテメェが仕切ってんだよ!!」
「お前か織鶴に仕切らせたら面倒だからだろうが!!」
「…まぁ、否定はしないわ」
「チッ…」
「今の戦力を纏めるぞ」
「俺んトコは俺、馬常だ」
「織鶴のトコは織鶴、火星、蒼空」
「昕霧んトコは昕霧と茶柱な」
「…合計、7人ね」
「微妙」
「大量軍勢っつたって、軍も大幅にゃ動けねぇ」
「で、だ」
くいっと親指を立てるゼロ
その先には雨雲と爆睡している鎖基
「2人は駄目でしょう」
「今回の任務に入ってないし、前回の疲労も溜まってるわ」
「今回ばかりは織鶴の言う通りだぜ」
「雨雲さんも鎖基も行かせるべきじゃない」
「誰が参加させるなんて言ったんだよ」
「コイツ等には助っ人を呼びに行って貰うんだよ」
「主に絵道対策の、な」
「はぁ?」
「そのテのエキスパ-トだよ」
「今から行けば明日の明朝にまでは間に合うだろ」
「送ってやれ、火星」
「お、おぉ」
「誰なんだよ、そいつは」
「元能力研究施設局長だよ」
「今は隠居してるがな」
「…まさか」
「そう言う事だ」
「奇怪神 怪異」
「奴に協力して貰う」
読んでいただきありがとうございました