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生成AIに関するルール

作者: 蓮華

始めまして。

蓮華です。


ここでは、個人的に自動生成(生成AI)に関する基本的なルールを書いておきます。


今更、生成AIについての説明は不要ですよね。

アプリやブラウザーで検索したら無数に出てくるほどですし…


今じゃ、誰でも手軽に使えてあそべますからね。

では、何故今更?っと思われるでしょうが……


たまに、「版権物やグラビア系やらないの?」っと聞かれます。


はい、やりません。

絶対じゃないけど…好んではやらないかな。

見るのは好きなんですけどね…


なぜかって?

リスク回避の為です。


今じゃ、沢山の生成AIでの商品化や商用利用されています。

版権物が手軽に作れたり、グラビア生成が気軽に行える時代です。

凄いですねw


でも…

アウトです。


商標利用に関してはこんな感じ。


・商用利用が可能な物

 ・完全オリジナルの画像

   ・既存のキャラクター、著作物、ブランド、特定の有名人に似ていない場合。

   ・一般的なファンタジー、風景、オリジナルキャラなど、著作権の問題がないもの。


・商用利用が制限される物

 ・著作権や商標に関わるもの

  ・既存のアニメ・ゲーム・映画キャラに似ている場合(パロディ含む)。

  ・実在の企業ロゴやブランドが含まれている場合。

  ・著名人の肖像に似ている場合。

  ・AI生成物に関するプラットフォームのポリシー

  ・一部の販売サイト(BOOTH、SUZURI、Amazonなど)ではAI生成の画像に対するガイドラインがあるため、事前に確認が必要。


・商用利用の際の注意点

 ・著作権表記について

  ・AI画像は通常「AIによる生成物」と明示すれば問題ないが、販売プラットフォームごとにルールが異なるので確認する。

 ・加工・編集の工夫

  ・AI生成のままではなく、自分で加筆・加工を加えるとよりオリジナル性が強くなり、リスクを減らせる。

  ・販売先の規約を確認

  ・例えば、PixivのBOOTHではAI画像の販売が可能だが、条件がある場合がある。



このようになっております。


生成AIの版権物の取り扱いについては、以下のように。

AIイラストによる版権ものの作成には、著作権や利用規約に関する問題があるため、注意が必要です。


 〇版権ものをAIで作る際のリスク

著作権の侵害


商業作品のキャラクターは著作権で保護されているため、そのキャラクターをAIで生成・公開・販売すると著作権侵害に該当する可能性が高いです。

二次創作OKな作品もありますが、公式のガイドラインを確認する必要があります。


プラットフォームの規約違反


Pixiv、BOOTH、Fanbox、Skeb、Twitter(X)などのプラットフォームは、版権AIイラストの投稿を禁止している場合があるので、事前に利用規約を確認してください。


企業や権利者の対応


版権元がAI生成物に厳しい場合、削除要請や法的措置を取られることもあります。

特に、日本のアニメ・ゲーム会社はAIを使った無許可の二次創作に厳しい傾向があります。


・ 版権ものを作る際の安全な方法

ファンアートとして個人利用


商用利用せず、SNSに投稿するだけなら許容されるケースもありますが、各版権元のガイドラインを確認しましょう。


ガイドラインに沿う


企業によっては「二次創作OK」のガイドラインを設けている場合があります。

例)東方Project、アークナイツ、ウマ娘(一定のルール内)


オリジナル要素を追加


版権キャラそっくりではなく、「◯◯風キャラ」としてデザインを変更することでリスクを下げることができます。

「〇〇風」のオリジナルキャラを作る


「FFXの○○風」「鬼滅の刃っぽい世界観」など、直接キャラを再現せずにオリジナルに落とし込むことで、安全に作成できます。


NGな例


公式のキャラクターをそのままAIで生成

AIイラストを販売する(Fanbox、BOOTH、Skebなど)

版権元のロゴや名前をつけて投稿する


まとめ

AIでの版権キャラの生成は慎重に。

安全な方法として、**「オリジナル要素を加える」「二次創作OKな版権を選ぶ」**などの対策を取ることをおすすめします。



類似作品(類似キャラ・類似デザイン)と酷似作品(酷似キャラ・酷似デザイン)


① 類似作品(類似キャラ・類似デザイン)

「特定の作品の雰囲気やデザインを参考にしつつ、完全に同じではないオリジナル作品」


・ 特徴

版権キャラに似た雰囲気を持つが、名前やデザインを変更している

「〇〇風デザイン」として意識的に調整する

参考作品があっても、直接コピーではなく、要素を組み替えている

著作権的にはグレーだが、完全なコピーではないためセーフになりやすい

PixivやBOOTH、Fanboxなどの規約を確認しながら販売・投稿することが可能な場合がある


 注意点

デザインがあまりにも類似するとアウト(商用利用の場合、特に注意)

プラットフォームや版権元のガイドラインを確認すること

商標(ロゴ、作品名、キャラ名)を使わないことが重要

・「FFXの○○風キャラ」(デザインを参考にしつつ、独自のアレンジを加える)

・「ダークソウル風のボスキャラ」(雰囲気だけ似せて、完全オリジナルキャラにする)


酷似作品とは?

**「酷似作品こくじさくひん」**とは、既存の版権キャラクターやデザインに極めて似たAIイラストや二次創作作品を指します。

類似作品よりもさらに近いデザイン・構図・雰囲気を持ち、場合によっては「コピー」と見なされることもあります。


① 酷似作品の特徴


特徴

元の作品・キャラクターとほぼ同じデザイン

衣装・髪型・ポーズ・表情などが一致している

「〇〇のキャラ」として認識できるレベルで再現

商標(ロゴ、作品名、キャラ名)を含んでいることが多い

商用利用はほぼ不可能(著作権侵害のリスクが非常に高い)


② 酷似作品のリスク


 法的・ガイドライン上のリスク

著作権侵害(著作権者が訴える可能性あり)

商標権侵害(作品の名前やロゴを使用すると特に問題)

プラットフォームの規約違反(BOOTH・Fanbox・Pixivなどで削除対象になる)

⚠ 特に注意が必要な企業

任天堂(Nintendo) → 非営利のファンアートすら制限が厳しい

ディズニー(Disney) → 著作権に非常に厳しく、AIイラストも監視される

スクウェア・エニックス(Square Enix) → FF・ドラクエ系は権利管理が厳しい

アニメ制作会社(東映、サンライズ、KADOKAWA など) → 公式から警告が来ることも


③ 酷似作品の例

・ NG(著作権侵害の可能性が高い)

x 「FFXのキャラをそのまま再現」

x 「ゼルダのリンクそっくりのAI画像」

x 「エヴァの綾波レイの完全再現CG」


〇グレーゾーン(個人のファンアートならOKな場合も)

「〇〇風キャラ(FF風・ゼルダ風など)」

「AIでFFキャラっぽいデザインを創作(独自キャラとして)」


④ 酷似作品を避けるための対策

・安全な方法

キャラ名や作品名を使わない(タグ・説明文・タイトルに含めない)

デザインを変更する(髪型・服装・色合い・装飾などを調整)

オリジナルの要素を加える(独自の背景設定・武器・ポーズを考える)

「二次創作OK」のガイドラインを確認する(許可されている場合は問題なし)


⚠ どうしても描きたい場合

・ 個人利用の範囲にとどめる(SNSで楽しむ・個人のPCの壁紙用など)

・ Pixiv・Fanboxなどで「非営利での投稿」(規約違反にならないか確認する)


⑤ まとめ

種類安全性   商用利用  特徴

独自作品  安全 商用OK完全オリジナル

類似作品 グレー 商用NG「〇〇風」のデザインを意識

酷似作品 危険 商用不可元キャラとほぼ同じ


〇ポイント

「類似作品」は許容されることもあるが、「酷似作品」は特に危険。AIイラストを利用する際は、できるだけオリジナル要素を加えた独自作品を目指すのが安全な方法です。


AIがアウトで手書きがOKな理由


AI生成の版権イラストがアウトで、手書きの二次創作が許容されることが多い理由には、法律・創作プロセス・企業の対応・ファン文化など、いくつかの要素が関係しています。

以下、詳しく解説します。


① 著作権法の「依拠性」と「創作性」の違い


手書きは創作性が認められやすいが、AIは依拠性が問題になる

著作権法では、「他人の著作物をどの程度依拠しているか(どれだけ元の作品に基づいているか)」が重要視されます。


項目手書き二次創作AI生成


依拠性(原作にどれだけ基づいているか)作画プロセスが手動なので「原作を参考にしながらも独自の表現を加えた」とされやすいAIは元のデータを学習し、再構成するため「原作をそのまま利用している」と判断されやすい


創作性(どれだけ独自の要素があるか)描き手の個性やアレンジが加わるため、創作性が認められやすいAIは元データをもとに生成するため、創作性が認められにくい


つまり、手書きは「原作に依拠しつつも創作性を持つ」ため、許容されやすい。一方、AIは「元のデータをそのまま使っているとみなされる」ため、問題視されやすい。


② AIは「学習データ」が問題視される


AIの学習データには「無断使用された著作物」が含まれている可能性がある

AIは、大量の画像を学習して新しい画像を生成します。

この学習データに「版権キャラの公式イラスト」が含まれている場合、それを無断利用しているとみなされることがあります。


具体例

AIの学習データに「ドラゴンボールの悟空の公式イラスト」が含まれている

AIがそのデータを元に「悟空風のキャラ」を生成

公式イラストを流用しているとみなされる

この場合、**「AIは元の著作物を直接利用している」**と判断されるため、著作権侵害になりやすい。


⚠ 手書きは「元のイラストを学習」していないため、この問題が発生しない!


③ 企業が二次創作を許可しているケースが多い

公式が「手書きの二次創作」を黙認していることが多いが、「AI生成」は規制される傾向


多くの企業は、ファンによる手書きの二次創作を黙認するか、一部のガイドラインで許可しています。

しかし、AI生成はほとんどの企業が禁止しています。


企業の対応例

企業・作品        手書き二次創作            AI生成

任天堂マリオ・ゼルダ・ポケモン非営利の二次創作を黙認AIイラストは削除対象

ディズニー基本NG(厳しいが、ファンアートはある程度黙認)AI生成は即削除される可能性が高い

スクエニ(FF・DQ)非営利のファンアートOKガイドラインありAI版権キャラの使用は禁止


企業が手書き二次創作を許可する理由

ファンアート文化が根付いており、コミュニティの活性化につながる

「手書きは一つ一つがオリジナル作品」とみなされやすい

「原作に敬意を払った創作」として認識されやすい


一方で、**AI生成は「無断で大量生成できる」「公式イラストと区別がつかない」**ため、規制の対象になりやすい。


④ 「大量生成」が問題視される

AIは短時間で無限に生成できるため、権利者が管理しにくくなる


手書きの二次創作は時間がかかるため、一人の作家が大量の作品を生み出すのは難しい。

しかし、AIは数秒~数分で何百枚ものイラストを生成できるため、以下のような問題が発生します。


AIの問題点

x短時間で大量生成できる → 公式イラストと区別がつかない作品が氾濫

x 商業利用されやすい → 「公式イラスト風」の画像を販売するケースが増える

x 公式イラストと誤認されやすい → 企業のブランド価値を損なう


このため、企業側は「AI生成の版権キャラはNG」と明確にルールを定めるケースが増えている。


⑤ 手書き二次創作には「創作者の意図」がある

手書き二次創作は、ファンアートとして「愛やリスペクト」が込められていると認識される


手書き二次創作は、「キャラクターや作品への愛やリスペクト」が前提になっています。そのため、企業側も「ファン活動」として黙認することが多いです。


一方で、AIは「ボタンを押せば生成できる」ため、作品への愛が感じられにくいと判断されることもあります。


まとめ

理由手書き二次創作(許容されやすい)AI生成(禁止されやすい)

著作権

描き手のアレンジや創作性があるため、独自性が認められるAIは学習データを無断利用しているため、著作権侵害になりやすい


学習データ

元イラストを直接利用しないため問題にならない学習データに版権キャラが含まれていると違法


企業の対応

ファン活動として黙認されることが多い企業のガイドラインで禁止されているケースが多い


大量生成のリスク

手書きは制作に時間がかかるため、氾濫しにくいAIは無限に生成できるため、公式と誤認されるリスクがある


創作者の意図「

作品への愛やリスペクト」が感じられやすい「ボタンを押すだけ」で創作性が低く見られる


結論

AI生成は「違法」ではなく「規制されやすい」

「AIだから完全に違法」というわけではありませんが、AIは著作権侵害になりやすい条件が揃っているため、規制されやすいのです。


逆に、手書きの二次創作は個人の創作活動として認められやすく、ガイドラインの範囲内であれば許容されることが多い、という違いがあります。


もしAIで版権キャラを作りたいなら?

「二次創作OK」の作品かどうかを確認する

「AI使用禁止」のガイドラインがあるかチェック

オリジナル要素を加えて、公式と区別がつくようにする


特に、商業利用を考える場合はAI版権キャラは絶対に避けるのが安全です!



二次創作でもグレーゾーンなのに、生成AIの登場でさらに厳しくなりましたからね……

イラストレーターさんごめんなさい。


AI生成は便利な反面、リスクも買いやすいです。

ちなみに一度、自分もBanくらいました……


AI作品にAI表記しないのも、基本的にはアウトです。


以上のルールを守って生成AIを楽しみましょう。


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