表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/8

1 前書きと理念

クロモリ堂自転車店にようこそ!

でも自転車は売っていません!


あっ、出オチだからって帰らないで!

読んでいただければ、自転車の修理が少しは上手くなるはずですから!


合言葉は「自転車修理は知恵と勇気!」


それでは、前口上からどうぞ!



 1 前書きと理念


1-1 前書き


 お堅いタイトルですが、その通りの内容となります。

 何となく、謝らなければいけない気がしますので謝っておきます。

 申し訳ございません。


 本来ワタクシは、どこかにブログを作るかHPを立ち上げるなどして、自身の得た知識と経験を残せたら……と考えておりました。しかし、ワードプレス等の教科書の束を横目にしながらも時間だけが過ぎてゆきます。

「これはもしかして、このプロジェクトに取りかかれる日は来ないのではないか」

 そうワタクシは思い至りました。

 自身の無能と向き合ったのです。

 しかし、情報は垂れ流したい。

 と言う訳で、挿絵も無しで一切を文章だけで書き記そうと決心しました。

 これなら(伝わるかどうかはともかく)書くだけで済みます。



1-1-1

 ここで取り上げる「自転車」とは、いわゆるママチャリの類、又は予算的に近い「スポーツ車」の類までを含みます。

 大体、普通の自転車店やディスカウント店で買える五万円程度までの商品を想定しております。更に、自転車総数のシェアを伸ばしている電動自転車にも言及いたします。


 高い自転車、特にロードバイクについては、情報過多と言ってもいいほどの情報が、ウェブでも紙媒体でも整っておりますので、そちらをどうぞご覧ください。

 ただし、後々触れることになるかもしれません。



1-1-2

 そして大事な事ですが、基本的に『自転車店・自転車チェーン店・ディスカウント店に勤める従業員、乃至はある程度修理の心得のある方』を対象に記述してあります。


 ここでは、各企業のマニュアルよりも多少は詳しい事を書くつもりです。

 私自身、その様な物など無い中で手探りで仕事をしてきた経緯が有ります。

 現在は動画なども出回り、昔よりはスキルアップが容易になっておりますが、まだまだ口述による技術の継承がウエイトを占めていると思います。


 全てを網羅しているとは到底言えませんし、初心者の方では良くわからないかもしれませんが、今の所かみ砕いて書くつもりはありませんので、ご了承願います。


 単に分かりにくかったらワタクシがアホなだけですので……。



――――――――――――




1-2 理念



1-2-1

 自転車店に勤める者として心掛けなければいけない事が有ります。

『より良い自転車を消費者の皆様により良く使っていただく』

 です。


 これは、場合によってはお客様のご予算よりも安い自転車を提供することもある、またはいっそ他の自転車店を紹介することもある、という意味も含みます。


 そして、一部の自転車店で横行しているように、

「自転車の最低限の使い方すらお客様にお教えせずに売る」

 行為を改めていただきたい、という想いも込められています。



1-2-2

 例えば、


「タイヤの空気は二週間から最悪一か月に一度は入れてください」


「急に何かおかしくなったら、見ていない所で倒れたりしているかもしれませんので、お持ちください。また、ギアやブレーキは購入直後が一番ずれやすいので、その時にも点検させていただきます」


 の一言をご案内する手間をかけるようにするのです。

 こういう気づかいにより、お客様の不便と、無用なクレームのかなりの部分が取り除かれるのです。



1-2-3

 手を抜かずに説明すれば、我々が後々楽ができる……お客様だって、自分の使う物の説明は欲しいかと思います。

 例えば、ハンドルの高さを調整できるという我々では当たり前、しかもかなり重要な事を、お客様のどれだけの方がご存知であるのか。


 そう言う事です。


 確かに、自転車屋の従業員は過酷です。

 思いっきり感情労働ですし、技術も必要です。

 しかも給料が安い(笑)

 だからワタクシは書くのです。

 知識も技術も、身につけばつく程お客様の役に立てるのです。 

 それはつまり、お客様に感謝される回数も増えると言う意味です。

 そんなこんなで自転車屋をやめられなくなっても、ワタクシは責任を取りませんケド。



1-3 免責事項



 一応、あらすじにも免責事項を載せていますが、念の為にここに再掲いたします。


 免責事項

 このエッセイに書かれている事について、先ずは読者の皆様ご自身で安全に実行可能かをご検討いただいたうえで、ご自身の責任において実行してください。

 もし何かしらの損害・損失を被ったとしても、筆者は責任を負いませんので、ご了承ください。

 判ってないままの修理は、自転車や部品を壊すだけです。無理をせずにわかる方に意見を聞いておいた方が無難です。

 そんな時、一般の方であれば、お近くの自転車屋さんに持ち込みましょう。

 「知恵と勇気」は必要ですが、「蛮勇」は取り返しのつかない失敗の元です。


 宜しくお願いします。



2019/8/17 微修正

2019/8/18 免責事項入れるの忘れていました。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ