表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
水精演義  作者: 亞今井と模糊
二章 水精混沌編
44/457

登場人物(二章終了時点)

 ・雫

 

 主人公。通称「涙の雫」。泉の精霊。長兄に奪われていた理力と泉の水を取り戻し、涙湧泉るいゆうせんの精霊として復活。本来の地位である叔位カールに昇格(復位)。「一滴の雫」が氷の瓶に保護されていたので、恥ずかしがり屋な面もあったが、改善された模様。

 一人称は僕。身長160cm(人間換算)。

 

 

 ・水理王 びょう


 水精の王。ルールに基づき世界を治める理王の一人。雫を救った張本人。

 本来、びょうの名は水の王太子が名乗るものであるが、水精は王太子が不在のため、即位後も名乗り続けている。普段から理王と王太子、二人分の仕事をこなす。一人称は、公の場では余、それ以外なら私。

 長い銀髪が特徴的。目の色は見る者によって変わるため不明。平常時、雫からは濃い色に見える。身長165cm。


 

 ・先々代水理王 れん

 

 引退して久しい元理王。元は海全体を治める精霊だったが、流没闘争でかなりの力を消耗し、現在の本体は小波さざなみ。雫の指南役についたことで、報酬として渦の管理も任されることになった。

 現在の水理王を教育した。小波さざなみで余生を送る予定だったが、雫の教育を命じられ現役に復帰する。

 濃いめの銀髪がふさふさ。目は開いているんだかいないんだか……。一人称はわし。身長171cm。


 

 ・えん 

 

 火の王太子。水理王の元同僚。水理王の依頼を受けて、『あわ』の仮名かりなを名乗り、王館の内外で雫をサポートしてきた。

 火精の悪行を取り締まるため、王太子として本格的に動き出す。身長181cm。


 

 ・火理王

 

 火の精霊の王。理王の一人。焱の上司。チラチラと色の変わる青い髪をしている。周囲の酸素の消費を押さえているため普段は青いが、感情によって色が変わる。怒ると真っ白になるらしいが、根が優しいので見たことがある者はごく一部。一人称は我。身長175cm。

 

 

 ・華龍かりゅうきよら

 

 雫の母。東の大河。支流こどもが多い。仲位昇格を目論もくろむ美蛇に脅されつつも抵抗。流没闘争解決に協力したことで、伯位アルに昇格。

 

 

 ・美蛇みだこん

 

 雫の長兄。清の子。数多くいる弟妹を質にとり、清たちを脅す。川の水よりも純度の高い泉に目を付け、雫の理力を奪おうとした。きよらと水理王に阻止され、火精と手を組む。

 流没闘争の残党を率いていたことが明らかとなり、雫にとどめを刺される形で没。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ