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水精演義  作者: 亞今井と模糊
九章 众人放免編
325/457

登場人物(九章終了時点)

 ・雫 (びょう)


 水の太子。涙湧泉るいゆうせんの精霊。初代水理王の子。

 戦闘では、金理王と鑫から贈られた玉鋼之剣たまはがねのつるぎを愛用している。理術も使用するが、自身の水を回復に用いることが多い。

 免の謀により、養父の雨伯と師である漣を失う。様々な経験を通して、身体的にも精神的にも大きく成長し、特にベルに対しての愛情は強い。

 


 ・水理王 ベル


 第三十三代水理王。大精霊・玄武伯の子。

 王館に留まり、水理王としての仕事に専念している。その強さは初代水理王もズルいと述べるほど。魂を一部切り離すことによって、王館から一時的に抜け出すことが可能。並みの精霊が真似すると魄失になってしまう。

 雫はベルと呼ぶのを許されているが、真名は不明。


 

 ・潟


 塩湖ラグーンの精霊。先々代水理王・漣の息子。雫の侍従武官だったがすけの配属により、侍従に配置替えとなった。泥・汢が他属性の佐に就いてからは実質的な侍従長を勤める。

 竜宮城で父の最後を看取った。



 ・初代理王 きゅう


 精霊界を作った始祖の精霊の一人。雫の実父。魂だけの存在で、玉座の下から王館、ひいては世を支えている。

 ベルの真似をして玉座の下から抜け出した際、王館が揺れ出した。

 

 

 ・れん

 

 先々代水理王。潟の父。ベルと雫の師。

 低位の頃から雫を指導し、雫を水太子に導いた。待ち望んだ雫の立太子の儀にも姿を見せず、人知れず恒山で人間の侵入を阻んでいた。

 漣が何故、人間の侵入について知っていたのかは現段階では不明。恒山での戦いで没。享年三千六百二十五歳。

 

 

 ・ぎょう(ゆたか)

 

 土の太子。免が王館に残した混凝土コンクリートを分析し、再現を試みた。それにより合成理術でなければ混凝土が作れないと判明。佐を置く切っ掛けになった。



 ・えん(アキラ)


 火の太子。

 父親が水精の雷伯、母親が木精の仲位ヴェル すぐる。雨伯の孫。

 寝所に忍び込んだ見合い相手を焼き殺したと騒ぎになったが、実際は免の配下になっていたまゆみの侵入だったことが判明。



 ・くん(オール)

 

 金の太子。金理王と相思相愛の仲。妹のアルまでが混合精ハイブリッドと交際を始めたため、月代の行く末を案じた精霊達にクーデターを起こされた。

 月代の廃山を覚悟の上、金理王と共にあるみちを選んだ。


 

 ・竹伯(やしき)

 

 竹富山の精霊。等の兄。雨伯と同じく古参の精霊。木の王館の重臣。手先が器用で雫に新しいこうがいを贈っている。

 巷に等を放ち、遂行者プロセキューターたる者を探させていた。太子三人がかりでも免を捕らえられなかったこと、並びに免が合成理術を使うことから、理王にすけ設置の進言をした。

 

 

 ・ごん

 

 雫のすけ。銅苔の精霊。雫の視察補佐役。

 珍しい木と金の混合精ハイブリッド。銅を食し、その銅を使った攻撃も可能。しかし銅の毒も接取するため、解毒に睡眠を必要とする。

 衡山では魄失退治で大活躍したが、竜宮城での戦闘では免の元へ連れ去られた。その後、雫の元へ返されるもうさぎの姿に変えられ、人型に戻れなくなった。

 

 

 ・救世主 まぬが


 精霊の理力や人間の魂を集める雫たちの敵。その目的は「愛する者を取り戻す」ことであり、そのために時を戻そうとしている。

 自身の体の一部を配下にしており、様々な場所に送り込んでいる模様。

 足りない理力を王館の精霊で賄うため、王館に宣戦布告した。

 

 

 ・代行者エージェント ひく

 

 免の右手。銃を使って戦う一方、理術は使わない。雨伯が後々邪魔になると考えた免から竜宮城に送り込まれる。

 

 

 ・強行者プレッシャー さん

 

 免の左手。挽と共に行動する。重力を利用した戦闘を行う。過重力を発生させる装置を駆使して戦うが、それがなければ戦闘力は高くない。

 

 

 ・監視者センティネル めん

 

 免の目。恒山を開放し、人間を引き入れようてして雫たちと戦闘になる。魂の抜けた漣のからだを利用したことで、潟に漣を討たせることになった。

 恒山で没し、それにより免は目を喪失。(ただし、目の回復は可能)

 

 

 ・人間

 

 五山を通して精霊界へ侵入しているが、その目的は不明。しかし、侵入したところで精霊界に入ると体が崩壊し、魂だけの魄失になってしまう。

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