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水精演義  作者: 亞今井と模糊
六章 土精縁合編
190/457

登場人物(六章終了時点)

 ・雫 (びょう)

 

 主人公。涙湧泉るいゆうせんの精霊。純水であるために素直だが頑固でもある。上から二番目の地位である仲位ヴェル。水理王付きの侍従を経て、王太子に就任。父が初代理王であることが明らかになった。

 碧の髪、碧の目。身長172cm(人間換算)。

 

 

 ・水理王 ベル


 水精の王。ルールに基づき世界を治める理王の一人。

 長い銀髪が特徴的。目の色は見る者によって変わるため不明。

 長い間、王太子の実務も兼任していたが、この度、雫を王太子に任命。水理王としての仕事に専念することに。

 真名は不明だが、愛称はベル。身長165cm。


 

 ・先々代水理王 れん

 

 元理王。元は海全体を治める精霊だったが、流没闘争でかなりの力を消耗し、現在の本体は小波さざなみと渦。

 雫の教育を命じられ現役に復帰するが、腰痛治療のため海に帰省中。

 濃いめの銀髪がふさふさ。身長171cm。


 

 ・せき

 

 漣の息子。先代理王が王太子だった頃、侍従武官を勤めていた。現在は雫の護衛として王館勤めに復帰するが、表向きは水理王近衛として王館に滞在。時々荒っぽい発言がある。漣に付き添って帰省中。

 漣と同じ色の濃い銀髪で、いつもひと房だけ額に垂れている。身長179cm

 

 

 ・えん (アキラ)

 

 火の王太子。水理王の元同僚。

 貴燈山で負傷した片目は完治したもののあまり出歩いてはいない様子。父親が水精の伯位アル 雷、母親が木精の仲位ヴェル すぐる。身長181cm。

 

 

 ・くん (オール)

 

 金の太子。金の巻き毛を高く結い上げ、露出の多い格好をしている。金理王を何代も輩出している名門の出身である。金理王と恋仲であるが、反対意見も多いため、魂繋たまつなはしていない。一人称はこなた。身長168cm。


 

 ・しん(あらい)

 

 斧折樺おのおれかんばの精霊。叔位カールから仲位に昇格し、王太子になった。休眠中の芳伯の猶子ゆうしとして後見を受ける。同じく低位出身と雫と仲が良く、母が木精の焱ともウマがあう様子。身長175cmだがもっと大きく見える。

 

 

 ・ぎょう

 

 土の王太子。見た目と中身が逆転するという土の高位精霊の特徴から、男性であるが女性の装いをしている。あらゆることを自分の知識下に置きたいという性格で、いわゆる知りたがり。

 雫の忍耐力を試したり、けしかけたりすることもあるが、基本は大局を見据えての行動である。

 黒髪黒目の一見美人。身長180cm(ヒール含む)。妻と子供がいるらしい。

 

 

 ・土師クリエイター グレイブ

 

 土理王の人形師。創造者うみだすもの。土偶や埴輪など手足となって動く土人形を製作。土の王館での警備や市での販売を担当させる。また陶器や土器など日用品を扱うことも多く、土の王館の資金源となっている。

 土を汚れ物扱いされることを特に嫌い、反対に自分の作品を大事に扱う者に好意を抱く。

 本体は蚯蚓ミミズであり、移動は埴輪に乗って済ませることが多い。


 

 ・ひとし

 

 竹伯の弟。叔位の笹。雫が美蛇に狙われていた頃、市で知り合った精霊。雫たちと市で再会し、偽物捕獲に協力した。

 叔位とは思えないほどの理力を保持している。桀の王太子就任に伴い、兄・竹伯が重臣入りを果たした。

 


 ・くれる(ばん)

 

 闇の精霊。水の星・地球から来たという夜の精霊。闇の理力を秘めた月長石ムーンストーンを手に入れるため、水理王侍従長を騙り、市を徘徊していたところを、雫たちに捕らえられる。

 「太陽が草原に沈む夕暮れ」から生まれた精霊であり、木の性質も持っていることから、木太子・桀の管理下に置かれる。

 その実体は免の配下であり、真名である『ばん』と記憶を奪われ、自覚のないまま免の指示により動いていた。

 

 

 ・救済者メシア まぬが

 

 合成理術を使う正体不明の敵。全身灰色の服に身を包んでおり、未だに全貌が掴めていない。淼の持つ水晶刀と雫に執着している。

 暮を利用し雫を王館外に誘い出すことに成功。賢者の石を使い、雫を催眠状態に陥らせ、連れ去ろうとするが、グレイブの言葉で自我を取り戻した雫に追い払われる。

 再び姿を消した。理力を集める理由は不明。


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